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工場の担当者が語る開発秘話・・・ちょうどいい案配のジェル加減にノウハウあり |
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![]() ※ジェルとは... 液体でも固体でもない半固形の粘質性の物質を「ジェル」または「ゲル」と呼びます。 ![]() ※クリームではなくジェルにしなければならない理由 『コンシンのジェル』の原料は製造方法によってはクリームになります。むしろ、クリームにする方が製造は簡単です。しかし、クリームにしてしまうとローズオイルの香り立ちに陰りがでてしまいます。ローズオイルが何にも混じり合わない状態から乳化の程度を上げていき他の基材やオイル(オリーブオイルなど)と混じり合い、なじみあいつつもローズオイル本来の香りを放つ状態を探しました。 すると絶妙な状態とタイミングで乳化を抑えあえてクリームにしない方がよいことがわかりました。『コンシンのジェル』にとって乳化比率とジェル加減はとても大切なノウハウです。 |
■『コンシンのジェル』のジェル具合 『コンシンのジェル』は一般的な化粧品カテゴリーに当てはめれば「ローズオイル配合のクリーム」です。しかし、クリームにまで乳化を進めてしまえばローズの香りを殺すことになります。絶妙なタイミングと状態でジェル状に練り上げたクリームが『コンシンのジェル』です。実はその「絶妙なタイミングと状態」が難しかったのです。 ■開発担当者が語る開発秘話 この種の他社製品と比較して『コンシンのジェル』の特徴的な成分は、おそらく3つ上げてよいと思います。メドウフォームオイル、トレハロース、オリゴヒアルロン酸。スキンケアは機能性を重視すると美白、シワ、シミ、UV・・・と際限なく欲しくなりますが「ローズオイルの力を損なわないこと」と「保湿力があること」という2つの目標以外はすべて殺ぎ落としました。すべてを盛り込んですべてが中途半端になるより「シンプルケア」というコンセプトを明確にしたことは今から考えても正解だったと思います。 『コンシンのジェル』のベースは水溶性ジェルです。クリームやジェルには通常数種類のオイルを配合します。『コンシンのジェル』にもグリセリンやオリーブオイルを配合していますが、エッセンシャル・オイルのキャリアとして人気がある「メドウフォーム」をメインに採用しました。サラサラ感の感触のよさと肌表面に皮膜を張り肌を保護する機能の高さからです。もちろん、天然ですし。 次に保湿成分ですが、安全性が高く、しかも高い保湿力というテーマを満たす成分。候補になる成分は何種類もあります。そして実際、何種類も試作しました。有名な成分ばかりです。採用されなかった成分をここで上げると誤解を与える可能性があるので出しませんが、最終的に選ばれた成分が天然糖質の「トレハロース」と生体物質「ヒアルロン酸」です。どちらも食品に使用可能で安全性・安心感が優れています。 化粧品には保湿感を演出するテクニックがあります。ごくデフォルメして話せばある種の成分を多く配合すると肌がウルウルになります。本当にウルウルです。問題はウルウル感と実質的保湿の違いです。化粧品に多少なりとも関心のある方なら、ヒアルロン酸はよく耳にする成分ではないでしょうか。皮膚表面の効果は高いのですが分子量が大きく吸収されません。洗えば流れ落ちるという欠点があります。今回ヒアルロン酸は他の成分との相性が抜群だったため捨てがたい成分でした。あくまでも実質的な保湿にこだわったので悩みました。 開発中、タイミングがよいことに大手食品メーカーさんがヒアルロン酸の分子量を小さくした新製品を発表しました。その会社さんではかなり前から開発をすすめ自社の食品には応用済みでしたが、化粧品原料として一般販売開始のニュースリリースが舞い込んできました。それが「オリゴヒアルロン酸」です。保湿力の効果も学会で発表されるくらいなので信用できると感じました。実績があり信用できるメーカーの製品。すぐに予約して入手、試作テストを行いました。ヒアルロン酸は生体成分で肌への刺激は少なく、安心してアトピーの方や子供さんにもテストしてもらえた点もよかったです。 このように採用成分は固まりました。通常成分の決定で開発は山を越え、あとは処方どおりの製造になるのですが、今回は「ローズオイルの香りを最大限に引き出す」というテーマがあります。予想外だったことはローズオイルの配合量を上げれば単純に比例して香りが増すというわけでないこと。基本配合比率は武蔵野ワークスさんのガイドラインがあります。その比率で最良の香りを引き出す方法を探る試行錯誤が続きました。 完全に乳化し真っ白なクリーム状にまで練り上げるとローズの香りが殺がれること。原料を入れ半透明の状態に押さえる製造手法の開発が一番時間を要しました。温度は何度で溶かせばよいか? 撹拌速度・撹拌時間は? 成分の配合順序は? 順序を一つ間違えたりタイミングを逃すとあっというまにクリームになります。これら細かい手順がすべてノウハウとして完成するまでダメジェルの山です。高価なローズオイルを配合したダメジェルです。捨てるに捨てられず社員や家族に使ってもらました。今となっては笑える思いでです。 抜群にサラサラ感がよいにもかかわらず実質的に保湿効果が高いジェルが完成しました。長い開発期間を要しましたが結果に満足しています。それに、この開発は楽しかったです。ラベンダーなどローズオイル以外の『コンシンのジェル』がシリーズ化されるようなことがあれば、ぜひ再度開発に参加させていただきたいですね。 | |
| ※その他の声 | 化粧品である以上安全性にはこだわっています。「赤ちゃんにもつけられるジェル」が念頭にありました。赤ちゃんの無防備な肌につけても安心なジェル。そして今では母として安心して自分の赤ちゃんにつけてあげています(株式会社ポイント研究開発部 開発メンバー) |
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