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ロサブラン、優勝です
Date: Fri, 1 Mar 2024


●投書:
少しずつ春めいてきて花が咲きはじめ、季節の移り変わりを味わっています。今まで知らなかった花の香りを、武蔵野ワークスさんの香水で察知する日が増えてきました。

個人的にロサブランが大当たりです!

以下、感想です。

・さくら
嗅いだときによって桜の石鹸の香りになったり、甘い桜餅の香りに変化して面白いですね。お淑やかではんなりとした、小粋な少女に纏って頂きたいです。雰囲気としてはスイートピーに近いものがありますが、こちらのほうが年齢が上がっても使えそうです。

練り香水があったのならば、購入していましたね。春先の暖かくなりだした時期に身に纏いたい香りです。ムエットに少量を乗せて、懐にそっと忍ばせたり、お手紙に挟んで香らせるのも良いかもしれませんね。

・野ばら
潮騒を呼び起こす好みの香りです。あっさりしていてくど過ぎず、男女問わず使えそうです。爽やかなアクアノートが良い仕事をしていますね。

私の肌に乗せると「ディ○ニーキャラの車用芳香剤の香り」になってしまって魅力が半減してしまいます。心地良い清涼感で、夏に重宝しそうですね。さっぱりしそうです。

・ロサブラン
素晴らしいです!白くて透明感のある花びらの薔薇が、奥から絶え間なく咲いてゆくようで癒されます。少し高級なお店で購入したお土産のハンカチから漂ってほしい香りです。

癖も少なく馴染みやすい!薔薇香水のなかで一番のお気に入りです。年齢を問わず、永く使い続けられる普遍性がありますね。清冷な流れに手を浸しているかのようです。

薔薇に混じって柑橘の香りがするのは、ベルガモットとフルーツノート?時間が経つにつれ、微かに甘い香りが立ち込めてきました。ムスクでしょうか。

・百合
百合(特にカサブランカ)の強い香りが好きです。武蔵野ワークスさんの「百合」は「蜜柑の花」系統で、青臭さと野性味があり私がイメージしていたそれとは異なりますが「蜜柑の花」よりは……使えます。

(今のところ武蔵野ワークスさんの香水でぶっちぎりのワースト1が「蜜柑の花」です。すみません。次点「葛の花」(砂糖菓子のようで甘すぎる)、「百合」(上記参照)と続きます)

「スイートピー」は好みの香りですが、身に纏うのを躊躇するのと、某有名ブランドの香水を思い出してしまって複雑な気持ちになるのです。(個人の感想です)

※どうやら私はプチグレンが非常に苦手なようです。配合によって好みの香りになるようですので、要は「調合比率が高いと肌に合わない」のでしょうか。

●ハンドル:
うぐはら


(国分) 『さくら』の「懐にそっと忍ばせたり、お手紙に挟んで香らせるのも・・」には上品なお色気が漂います。『ロサブラン』の高評価ありがとうございます。私はアコードがとれた綺麗で小憎らしい香りだな~と惚れているのですが売れ行きは今ひとつです。今回のコメントには自信をいただきました


(2024-03-07)
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