メゾンフレグランス

目の錯覚で「メンズ・フレグランス」と読んでしまいそうです。このセクションのテーマは「メゾン・フレグランス」。メゾン系フレグランスやメゾン系香水と呼ばれるカテゴリーの解説です。

現在のメジャーなブランド香水は「デザイナー・フレグランス」や「デザイナーズ・フレグランス」と呼ばれますが、これらは主にメジャーなファッションブランドから始まった香水をさします。現在香水市場で主流の香水といえば、デザイナーズ・フレグランスになるでしょう。

メゾンフレグランスとは


メゾンフレグランスの正確な定義はまだ固まっていませんが、一般には小規模で歴史と伝統があり量産されていない香水製品またはそのメーカーやブランドのことです。メゾンフレグランスは、デザイナーフレグランスに対する原点回帰のような印象を与えます。

メゾンとはフランス語で家や建物を意味します。ディオール氏が最初に開いたお店が「クリスチャン・ディオール・オートクチュール・メゾン」と呼ばれるように特にファッション用語として小規模なお店や店舗を供えた工房をさします。

エルメス、シャネル、ジバンシー、ニナ・チッリ・・・現在の大ブランドさんも、もともと昔はヨーロッパの伝統的な製造業者。そしてその形態は2階が工房で1階が店舗といった形態のお店から始まりました。

現在の大資本経営では、工場は中国、ブティックは世界の大都市のプレスティージャスなスポット、販売店は全世界の有名デパートや空港の免税店という形態に変化しましたが、「工房兼店舗」つまりメゾンが、ブランドのブランドであることの基本形です。

メゾンは、大資本・大企業化したブランドに対するブランド本来の工房的スタイルへの回帰と私たちは考えています。メゾンフレグランスでは家名や社名ブランドとともに、よりクリエイターやパフューマーに焦点が当たっている印象もあります。

香水商社・輸入業者・香水バイヤーの関心は、デザイナー・フレグランスからメゾンフレグランスに移動しつつあります。百貨店には世界にまだ知られていないメゾンブランドの香水が発掘され、セレクティブ(精選)コレクションとして並び始めています。

メゾンフレグランス


[順不同]

異論もあるかと思いますが、下記のブランドはメゾンフレグランスの例です(順番に意味はありません):

  • (www.bluebellgroup.com/jp/cosmetics/creed.html)
    クリード(CREED)
    英国伝統のフレグランスブランド

  • (www.annickgoutal.nl)
    アニックグタール(ANNICK GOUTAL)
    ネーデルランド(オランダ)のフレグランスブランド。アニック グタール

  • (www.forte-tyo.co.jp/shop/rosine_new.html)
    ロジーヌ(ROSINE)
    マリー・エレーヌ・ロジョンさんによって創業されたフランスのフレグランスブランド

  • (www.acquadiparma.it)
    アクア・ディ・パルマ(Acqua Di Parma)

  • (artisanparfumeur.com/fr)
    ラルチザンパフューム(L'ARTISAN PARFUMEUR)

  • (www.millerharris.com)
    ミラー・ハリス(Miller Harris)
    英国のフレグランスブランド

  • (www.bluebellgroup.com/jp/cosmetics/penhaligon.html)
    ペンハリガン(PENHALIGON'S)
    英国の化粧品メーカー。英国王室御用達

  • (www.floris.jp)
    フローリス(FLORIS)
    イギリスの香水ブランド。ジュアン・ファメニアス・フローリス。英国王室御用達

  • (www.etro.it/english/perfume)
    エトロ(ETRO)

  • (www.editionsdeparfums.com)
    フレデリック・マル(FREDERIC MALLE)

  • (www.santa-maria-novella.co.jp)
    サンタマリアノヴェラ(Santa Maria Novella)
    フィレンツエの伝統の薬局
  • (www.jomalone.co.uk)
    ジョー・マローン(Jo Malone)
    英国のフランスのスキンケアブランド




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