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( 香水工場の )

香る生活


ニオイのない世界
風邪で味わうワインの味は酸っぱさだけだった
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夏風邪をひきました。通勤中突然の豪雨に打たれ替え着もないまま仕事。夜は中国に帰国する友人のための送別会。

レストランで席に付くやいなや、クーラーの直風に当たり「これはまずい、中座する」つもりでいましたが、一杯飲めば悩み事は吹き飛びます。サラリーマンの悲しい性ですね。

そのまま深夜まで深酒して絵に描いたような自業自得風邪を患ってしまいました。

今回の風邪では、喉から鼻がイカれていて、ニオイが全然わからなくなりました。パフューマーではないので仕事には差し支えないんですが、ニオイがわからないと食べ物の味がわからないんですね。

苦しんでいる間に簡単な味覚テストをやってみました。

・ワイン(風味)
・ビール(風味)
・ピクルス(酸味・酸っぱさ)
・抹茶アイスクリーム(甘味)
・カテキン増強茶(苦味)
・ポテトチップス(塩味・うま味)

テストの結果「酸味、甘味、苦味、塩味、うま味」はよくわかりました。これらは通常、舌の表面にある味覚レセプターという細胞で感じられるそうですが、それは元気に働いておったようです。

また、冷たいビールや冷たいアイスクリームは、ことのほか「おいしく」感じられました。よって、食べ物の温度もよくわかりました。

しかし! まずかったのがワイン。

まったく味がしないどころか、苦みと酸味しか感じられませんでした。これは私が飲んだそのワイン自体に含まれるワインの味ですが、鼻に感じるべき芳香成分が遮断された味だと思います。

風味のない世界です。飲む楽しさはまったくなく、しかも体力が落ちている体はアルコールを受け付けません。すぐにアップしました。

ビールはおいしく感じましたが、それは麦やホップの風味ではありません。「冷たかった」ためにそう感じたのだと察せられます(ワインは常温で飲みましたので味勝負)。

ニオイのない世界は、食する楽しみが半減します。

毎度のことながら病気になって健康の尊さに感謝しております。



(追伸)
「カテキン増強茶」とは、緑茶に含まれるカテキンを充分に取り出せるよう、たっぷり目の緑茶に100度近い熱湯を茶こしに注いだで5分以上放置。

かなりマズそうですが、カテキンたっぷりの濃厚緑茶ができます。要は玉露の入れ方の反対をやります。

(2009-08-18)
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