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( 香水工場の )

香る生活


スリーピングミスト新作:カモミール、オレンジ
失神しそうなくらい眠い瞬間があります。

仕事中に机で眠りこけるのは許されませんので、なんとか我慢せねばと・・・眠りを誘発するメラトニンがドクドクと脳内で分泌されているに違いありません。イスから落ちてしまいたい衝動を覚えることさえあります。

あんなときって、脳内がどうなっているのか大変興味があります。眠りも覚醒も、アミノ酸系化学物質(神経伝達物質、ニューロトランスミッター)が関与していることが次第にわかってきました。

睡眠薬とは、眠りのニューロトランスミッターを活発にしたり(ハルシオンなど)、逆に覚醒のニューロトランスミッターを抑制したりする(抗ヒスタミン剤など)ことで実現しているお薬だそうです。

睡眠導入が可能な薬物があるということは、覚醒を可能にする薬物の開発も可能に違いありません。今後ヒトの喜びや悲しみの感情も、眠たさや覚醒も、これら脳内神経伝達物質を飲んだり注射したりしてコントロールできる時代がくるのでしょう。

不眠症や偏頭痛から完全に解放される日は近いのかもしれません。

しかし、医薬品とは基本的に100%合成物質(不純物が含まれる天然物は原則医薬品原料にしないことが医薬品の世界的傾向)。

分子工学で創出される合成物質は自然界に存在しないものや存在しても微妙に分子構造が違うものが多いことも事実。近年生み出された合成物質の長期服用による影響は残念ながら未知数ですので完全にリスクがないわけではありません。

また、薬物による感情コンロロールや入眠コンロロールは薬効が薄くなる耐性の問題や、覚醒剤と同じく依存症の問題がついて回っており、安易な薬物依存は危険性もはらみます。マイケル・ジャクソンさんの悲報は私たちに教訓を残しました。

睡眠のメカニズムに関与するニューロトランスミッターは現状でも数十種類が発見されており、まだまだ未知の睡眠ニューロトランスミッターが存在しそうです。最先端医学から生み出される安全な医薬品の登場に期待します。



ところで、そういう先端分野でもないし、また睡眠薬のように劇的な効果もありませんが、よい香りに催眠作用があることは昔から知られています。

しかも、安全。

当社製品のスリーピングミストは、そんな香りそのものが持つ穏やかな催眠効果を体験しもらいたいと開発した製品です。

今回、カモミールとオレンジの2アイテムがスリーピングミストに加わりました。これを機に現在、スリーピングミストのページを書き替えています。

ご報告が遅くなりましたが、ささやかなお得キャンペーンも計画しています。


スリーピングミスト新ページ&キャンペーン情報



(2009-09-02)
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