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( 香水工場の )

香る生活


テレックスとFAXと電子メール#2
会社のカフェテリアでコーヒーを飲んでいると、メンテナンスで訪問中だったテレックスの業者さんがたまたま正面に座り、顔見知りだったこともあり自然と世間話を始めました。

話題がテレックの話に及んだとき、まだ若造のアホだった私は不覚にも「テレックの時代は終わりましたね。今はFAXですかね?」なんて、のーてんきに発言してしまいました。

失礼なことを言ったもんです。本当に申し訳ない。

彼は形相を変えてファックスに対するテレックスの優位性について朗々と話し始めました。怒濤の解説といった感じで、ただならぬ気配に圧倒されたものです。

要約すればテレックスは裁判の際、送受信の証拠能力があり物証として認められるものの、ファックスは認められない。

そういう裁判判例があるのか、法律があるのか、世界的にそうなのか私にはわかりませんが、彼の持論は「企業はテレックスを使うべき!」という固い信念でした。

テレックスを駆逐したFAXは、今度は逆にメールによって自らの存在が脅かされています。まるで諸行無常の『平家物語』を地で行く状況です。

ただ、FAXはテレックスと違って一般家庭に相当数普及していますので、FAXはこれからも相当長い期間生き延びる予感がしています。とくにタイプライター文化がなかった日本や中国では、もともとキーボード人口が圧倒的に少ないことも大きな背景。

企業でさえまだ電子メールに対応しないところも多いものです。今時の取引先の名刺にはメールアドレスがすべからく刷ってあるものですが、電子メールで送信したものに対して担当者から電話があります(しかもケータイに)。

「パソコンがちょうどクラッシュして調子が悪いんですよね。ウイルスかな?念のため同じ内容をFAXで送ってもらえませんか?」

というご依頼も少なくありません。企業戦士といえども、おじさんたちはまだまだ「電話&紙」なんですね(しかもケータイ)。

OK、ノープロブエム!

FAXソフトで、メールソフトからそのまま再送信させていただきます。3クリックくらいでFAX送信は完了です。

時代が激流のように移ろいで行きます。


テレックスとFAXと電子メール#2
テレックスとFAXと電子メール#1


(2009-10-03)
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