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( 香水工場の )

香る生活


男のエチケット、香水以前の心がけ

香水、オトコのエチケット?


私は仕事柄、ある程度おしゃれであることを求められていますが、根が庶民なので、どうもに。

ビッシと決めるのは、フォーマルなパーティかやや緊張する面々が参加される食事会くらいですが、そういう高貴なご機会も最近はドンドン減っていますし、私自身気が進まずお誘いにもお断りするので、ますます田舎暮らしにふさわしく、ヨレヨレファッションの自然体な風貌になりつつあります。

清潔であればよいかと思います。

しかし、仕事柄、男性からの香水相談は多い方でしょう。店舗はないのでお店で直接ということはないのですが、メールやネットを通してガラにもなく「オトコの香水講座」なんて感じの記事や返事を書かせてもらうこともあります。

そのうち「オトコの香水のつけ方おもしろビデオ」なんていうビデオ制作もやりたいなんて気の早い話も飛びだしていますが、モデルは国分が最適だそうです。

なんで私が役者をと聞くとプロのモデルを雇う予算がないことはもちろんですが、

「イけすぎているオトコがモデルだと、一般の男性は気が引けるじゃないですか。国分さんのようにフツーのおじさんなら、ちょうどいいと思います」

香水のつけ方ビデオ制作はちょっとまだ緩い話ですが、実現したらご案内します。


香水の前に、オトコは指先と爪?


ヨーロッパの貴族社会では靴の重要性はよく指摘される。日本もそういう常識がちょっとだけ普及して靴に気を遣う人は多い。

しかし、知り合いの女性によると「男は爪」だそうです。

髪の毛から靴までピカピカにしていると、それは好印象ですが、指先が汚れていると全体を台無しにするとのこと。

なるほど!、と今さら感心するようでは私のオシャレ度の底の浅さを露呈しますが、素朴に「女性は、そんなところを見ているのか」とやや目ウロコです(でも、オトコも無意識に見ているかも)。

指先や爪は、話していても、食事でも、ビジネスなら名刺交換の時も、身振り手振りのとき、案外チラチラと目に触れる瞬間や機会は多い、「せめて甘皮のお手入れだけでも」すれば印象は違う!と彼女は言います。

※「甘皮」(あまかわ):ツメと皮膚の境界の部分の皮膚とのことらしい(ネイル関係の人には常識?)。


人の印象はビジュアルから入り、香りで決まる


いかんせん、人の印象はビジュアルから入り、香りで決まるので、爪は香水以前のお手入れ対象にしたほうがよいのでしょうか。

でないと、香水でアピールする前に憧れの彼女に「却下」されかねない可能性もありますよね。

(2010-08-30)
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