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( 香水工場の )

香る生活


「復興の花」

誰もが感じた連帯意識


昨年の大震災は、当社スタッフにとってもショッキングな事件でした。

被災地のために「なにかできることを」という気持ちは、多くの人々の間で共有された自然な感情だったと思います。

しかし、具体的に何を行うかとなると、自分たちの身の丈にあった活動しかできません。

社内ミーティングでは、小さな活動しかできないので、そのかわり、1年くらい続けようという結論になりました。


癒されたジンチョウゲの香り


震災が起きたとき、東京ではそこかしこにジンチョウゲが咲いていました。

当社ではジンチョウゲの花を復興の花と定めて、たまたま当社製品にある同名の「沈丁花」の売上の5%を義援金に充てることにし、各県庁の義援金受付窓口に送金してきました。


オードパルファム「復興の花」リリース


そして、この3月、震災から1年が経過しますので、ここはがんばって「沈丁花」の売上100%を義援金に充てることになりました。

さらに、「沈丁花」だけでなく、3月1日にオードパルファム「復興の花」という製品をリリースしました。

中身は当社の「沈丁花」の派生バージョンです。これも「沈丁花」同様全額が義援金になります。この製品は昨年クリスマスに「サンタの贈り物」としてすでにリリースしていたものです。



淡々と


ここからは私自身のことです。震災直後は、義援金活動という行為自体にやや特別な思いというか、ちょっとした高揚感を感じたものです。

しかし、1年も経過すると最初の高揚感などはなくなります。ようやくスタートラインに立てた感じです。淡々とやるべきことをやってこそ自然です。



金額規模の予測


当社はまだ弱小企業。香水「復興の花」「沈丁花」の売上全額を義援金にします!と宣言しても、その規模は、おそらく100万円?、奇跡が起きて200万円程度ではないかと予想しています。

被災規模に比較すれば、限りなくゼロに近い数字。

この程度?しかし、ここは割り切って淡々とやるしかありません。



義援金総額と送付先の公開


そして、このキャンペーンの結果、集まった義援金総額と、その送付先は、きっちりと公開しなければならないと考えています。

たとえば、あるお客様は、長年のお付き合いで「沈丁花」はお好きな香水でないことを当社は知っていますが、キャンペーン開始早々「沈丁花」をお買い上げいただきました。

「ボランティアで買ってもらった」と推測しています。

そういうお客様のためにも義援金額と送付先の公開は必要と考えています。


●新着情報:沈丁花キャンペーン
●新着情報:オードパルファム「復興の花」(沈丁花)リリース

(2012-03-04)
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