Home > ブログ
リスト表示 | (edit)
( 香水工場の )

香る生活


大人のフレグランス
淡い香りなので、若い世代には物足りない? (2018/07/12)

大人のフレグランス
( 年齢がある程度いくと、パワフルに香るフレグランスより、控え目な香りが好まれる傾向に )


若い世代におすすめのインポート・フレグランス


ティーン世代や20代の、まだ香水に慣れない方々にオススメするフレグランスは、海外の大ブランドさんの香水です。

香水メーカーの私が、他社さんフレグランスを推奨するのも変ですが、その理由は:

  • (1) なんだかんで言っても香水の"世界スタンダード"、自分が好きなフレグランスを探す際のスタート地点
  • (2) 香りが強くメリハリはっきり、だから、わかりやすい


武蔵野ワークスの香水は、はっきり言えば、弱く・淡い香り。

欧米ブランドさんと比較すると、油絵と水彩画のような違い。

それで、当社にお寄せいただく感想も、Amazonなどでのレビューも、「いい香りだけど、もっと持続性がほしい」というご意見は多い。


香りの「強さ・持続性」と「ナチュラルさ・心地よさ」


香りの「強さ・持続性」と「ナチュラルさ・心地よさ」は、トレイドオフの関係、そこが悩み。

たとえば、天然の精油は、ナチュラル感は満点。しかし、香りの弱さ・持続性のなさゆえ、香水やフレグランスの主原料としては力不足。

そこでパワフルな原料も取り入れつつ、バランスを取りながら、香水創りは進められます。

その辺の事情は、どんな香水ブランドも同じ。

しかし、どの程度、華麗かつパワフルに香る原料を選ぶか、ナチュラルに香るものを選ぶかは、それそれの香水ブランドのポリシーです。

当社の選択は、パワフルさよりもナチュラルさ。

淡くナチュラルな香りは、当社のプロダクト全体に共通する特徴になっています。


強い香水はお好き?


若い頃は、何でも来い!といった人も、年齢が上がっていくと、パワーのある香りに疲れる人も。

香水はつけたいけど、強いモノは・・・といった人々です。

たとえば、エレベータ内に乗ってきただけで、強烈な残り香をエレベータ内に充満させるような香水って、ステキ!と感じる人もいるでしょうし、疲れると感じる人もいるでしょう。
(※エレベータの強烈な残り香は、やや極端な例。これだけ強烈なレベルの場合、強い香りのため本人は嗅覚疲労を起こして、逆に香りを感じなくなっている可能性あり)

ステキと感じる人は、やはり若い世代に多いし、強すぎると感じる世代は、やはり、大人世代が多い。


当社の顧客層は、30代以上が9割以上?


当社のプロダクトは、市販香水を強いと感じる人に好まれるので、やはり、大人世代の落ち着いた方が多いようです。

当社では年齢データは収集しませんので、顧客の年齢ゾーンは不明。言葉遣いや雰囲気で予測するしかありません。

電話の場合は声が聞けますので、ある程度、年齢層が推測されるというレベル。

それで、お客さまの多くは 10代・20代ではなく、30代以上のお客さまと推測します。

その比率、8割以上でしょう、いや、9割以上かも。


(2018-07-12)
search
月一メルマガ

TOP