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( 香水工場の )

香る生活


海外でビジネス?
武蔵野ワークスはロシアでフローラル・フォーシーズンズを売り込もうとしたことがあります。

日本でもまだまだ立ち上げ中の当社が果敢にもかのロシアで商売とは、驚きですね。

日本ブームに湧くモスクワでは日本の事物は何かと人気で、たとえば寿司を食べるモスクワっ子の姿がたびたびテレビで報道されているのでご存知の方も多いでしょう。

実際現地では、日本では新橋あたりの焼き鳥屋風レストランが高級フレンチと同等以上の高級なレストランとして繁盛していました。

提灯がさがる高級レストラン、店先には黒光りのメルセデスばかりが並んだ焼鳥屋なんて不思議でしょう?

本当にすべての車がベンツでした。組長の祝儀会場かと見違えそうです。


住友商事さんのお誘いもあってフローラル・フォーシーズンズを「和の香り」というコンセプトで売り出そうという企てでした。

モスクワっ子の非常に濃厚な嗜好の前にマーケティング調査の段階で断念せざるをえませんでしたが、勉強になりました。

キッコーマンが米国人相手に醤油を売り込もうとした大事業には足下にも及びませんが、文化や嗜好の違う海外で嗜好品を売り込むというのは、並大抵ではできないと感じます。

たまたま日本ブームだったので売り子さんに着物でも着せればなんとかなるという人もいました。

しかし、異国趣味だけ売ればブランドが育つことはなくブームが去れば潮が引くように消え去る運命、ハナから見え見えです。

これはある外資系の化粧品会社さんの話です。

今ではしっかり日本市場に根を下ろすその会社は、日本上陸の頃、銀座の百貨店に化粧品を並べることまではできたのですが、知名度の低さもあってなかなか売れません。

売れなければ売場を他の会社に明け渡すことになります。売場を死守したい、ここから日本でのビジネスははじまるのだ!という強い信念の結果・・・

社員が顧客を装って毎日定期的に自社製品を買いに行くということでした。

社員によるサクラ作戦ってのは、涙ぐましくも笑える話ですが、気持ちはよくわかります。

大量のメディアに露出可能で一気に知名度を稼げる大資本ならまだしも地道にやらざるをえない中小は足と根性で這い上がるしかないのです。

(2006-09-28)
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