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( 香水工場の )

香る生活


コスモプロフ6(今度こそパルファ・ディ・パリ)
ちょっと恥ずかしい思いでたどり着いたParfums Via Paris社。簡単に自己紹介して製品を見せていただきました。

新作が意欲的にいろいろ出されておりましたが、一つの訪問理由だった「Creature d'Anges」に関しては試作品(モックアップ)だけの展示となっていました(今秋リリース予定とのこと)。

こちらはパッケージデザイン案は固まっているとのことですが、先のFine Fragrances社同様手作りで写真撮影は許されませんでした。香りの方もまだ試作の段階ということでしたが、3種類スメリングさせていただきました。

ヨーロッパの濃厚さとはひと味違って予想通り可愛らしい香りです。日本で展開するなら強さはやはりこれくらいに押さえてもらいたというのが本音です。

「どう、弱くない?」
「日本の消費者は気に入るかしら?」

といった日本人受けするかどうかという質問には、日本の香水マーケットが小さいことを知りつつも日本市場への期待が感じられます。

ブランド戦略という意味でもヨーロッパの企業やブランドさんにとって「日本で売れている」というステータスは大きいのです。

さらに「これはいけるんじゃない?」と出された香水瓶には、ただただ巨大。見るからに1リットル程度はあります。

香り以前に「これは日本では大きすぎます」と断言しておきました。

ヨーロッパではよく売れる香水の標準サイズは、2オンス(2fl oz、約56mL)で、日本では30mL。その30mLを使い切れない消費者が多いことを考えるとかなり厳しいと思うのですが、

「中東やヨーロッパの人にはくれくらいないと」

と彼らはいたって明るかったです。





(2007-05-03)
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