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( 香水工場の )

香る生活


香水体験談:独特のつーんとする匂いになって
あるブランドさんの香水のご愛用者からの投書「香水体験談」をご紹介します。


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ある日いつものように○○をつけたら急につーんとする匂いが…。まさか…(>_<)さすがに去年ものだけあって劣化が始まっているらしく劣化独特のつーんとする匂いになってしまいまだ半分もあるのに再びお蔵入り。

やっぱりあきらめきれずネットで探しましたが限定と結婚できる香水とテレビで放送したブームのせいでもうどこにも売ってませんでした:-) 今では劣化する前に使っとけばよかったと後悔してます。・・・だいすけ
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劣化がそんなに早いのは残念ですね。香水は化粧品の中ではけっこう日持ちがよい商品ですが、そんなに早いのでしょうか。

香水の輸入業者さんの話ですが、ヨーロッパから船便で運ばれてきた香水でひどいときで20%くらいが目減りしていたというような体験も聞いたことがあります。

この種の事故は、航空便よりも船便の方が起こりやすいと考えられます。船便は香水のような重量のある商品の配送を安価にできますが、鉄製コンテナで赤道直下のマラッカ海峡を通過します。

コンテナ内の気温は一説に50度〜70度とも言われ、ちょっとリスクが高そうです。

また、製品自体が製造工程で運の悪かったロットかも。発売前に目に見える不具合があれば販売されるとことありませんが、微妙に揮発や劣化している程度ではなかなか見分けられません。

ほとんどのブランドさんやメーカーさんにとって微妙な揮発・劣化程度は良品の範囲内としますので、運が悪いとしか言えないケースもあるようです。

しかし、逆に考えれば、比較的簡単に劣化するということは、防腐剤や酸化防止剤などの添加物の添加が少ない可能性も。それだけ自然なことですので成分的にはむしろ安心かも。

(2005-12-19)
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