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( 香水工場の )

香る生活


容器デザイナーさん
きのうは久しぶりに新宿にでて、茶をしました。

お茶の話し相手はある化粧品会社さんでデザイン部門の事業部長をされていた方で、現在は独立しデザイン事務所を運営、ときどき長岡造形大学や他の大学などでデザイン関連講義の講師をされておられます。

化粧品容器やトイレタリー容器・パッケージのデザイナーさんですが、ご経歴的にはデザイン制作の中でプロデューサーやディレクター的なお仕事を長年されてきた方です。

一般消費財の中で化粧品は、パッケージが豪華な製品が多いことはご存じと思います。多くの化粧品メーカーや化粧品ブランドにとって「化粧品とは夢を盛り込む製品」と位置づけられていますので、容器やパッケージには他の消費財とは比較にならないほどコストをかけることがあります。

中には化粧品の本体成分より、容器やパッケージの方が製造原価も原料コストも高いということは珍しくありません。

彼がデザインした容器に「スーパーマイルド」というシャンプーがあります。その単純ながら和むような曲線に込められた意味を聞きました。

カタチとしての美しさだけでなくバランスや色彩が与える印象、見た目の質感、手に取ったときの質感など比較的素直にデザイン案は進んだようですが、できてみれば個性が感じられなかったので個性を作り出すことろに苦労したとのこと。

続く・・・

(2007-12-14)
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