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( 香水工場の )

香る生活


香水の選び方・・・米Gazette紙から
過去4日間かけて訳してきましたガゼット紙の「香水の選び方」。日本で一般に言われている「香水の付け方」とそれほど大きな差はありませんが、細部を見ていくと何点か日米の違いに興味が惹かれることがありました。

・パート1では・・・

まず、香水は自己演出のための手段でありツールであるという香水に対するベースの考え方が日本より徹底している印象を受けます。香水は「あなたのムードを盛り上げ、他人への印象を変える」というタイトルからして他人への影響が述べられています。

本文も全体的に自分の好きな香りを装う、と同時に他人に自分をどう感じてもらうかという点に非常に気を付けて香水選びを勧めています。香水はよりファッションに近いのでしょうね。

「香水選びは難しい」ということをタイヤ選びと対比する部分がありますが、比較するモノが自動車のタイヤ? 日本人には突拍子もなく笑えますが、日本の場合、タイヤ選びに心血注ぐカーマニアやカーキチがいっぱいいるのでこの比較は日本ではナシで。


・パート2では・・・

百貨店の香水売場では真剣に「自分の香り」を選ぼうとしている女性達で圧倒され、心静かに選べないとあります。これは日米同じですね。しかし、一般にアメリカ人は他人が何していようと日本人ほどは気にせず我が道を行くタイプの人が多いので、逆に彼らも他人に影響を受けるのか、とやや新しい発見でした。意外と繊細な人々?

また香水売場には「コーヒー豆が通常備え付けられている」(coffee beans which are usually provided)と書かれています。日本でもコーヒー豆を置いている香水売場はありますが、それほど見たことはありません。あちらでは「usually provided=普通備え付けられている」との言い方。米国百貨店の香水売場に詳しくない私には、何かの間違いでは?とやや疑問符。

結局、自分のシャツに鼻を押しつけて嗅覚をリセットするという手法は同じです。理由はわかりませんが、自分の体臭が染みているであろうと自分が今着ているシャツは嗅覚をクリアするにはちょっとした小道具です。経験上シャツが一番、と私なんか感じます。シャツを利用するという手法は日米同じということで納得。


デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート6
デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート5
デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート4
デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート3
デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート2
デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート1 (2008-01-29)
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