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( 香水工場の )

香る生活


香水の選び方・・・米Gazette紙から
「デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から」の最終回です。


・パート3では・・・
香りの変化用語は、日本では「トップ、ミドル、ラスト」ですが、英語では「トップ、ミドル」は同じですが、「ラスト」は「ボトム」(bottom=底)といいます。世界的にも「ボトム」の使用が多いので、日本でも「ボトム」がいいような気がしています。

「若い女性は、ブランド名やセレブ名やボトルのカワイさに大きく影響さます」という部分は米国も日本と同じです。

日本人は「子供」とか「個性がない」「自立心が少ない」と欧米人に言われがちなのは皆さんご存じのとおりです。日本のテレビドラマなど幼稚に見えるようです(アニメの質は世界一なのに・・・)。

しかし、個性があるはずの彼らも、特に若い方々は、まったく似たようなファッションで街を闊歩しているし、ヘアスタイルも仕草も価値観も、けっこうカンタンにセレブやスターに一緒くた流されている様子を見ると、まあ、そんなに差はないのではないかとも思います。

「ブルネットは暖色系の香りを好み、ブロンドは典型的にフローラル系が好き」。多民族・多人種国家ならではの話ですね。ブルネットとは白人の中で黒い髪や肌や眼が褐色系の人々。アフリカ系アメリカ人やヒスパニックやネイティブ・アメリカンやアジア人には触れられていませんが、これはいかに?日本はほぼ単一民族国家なのでこのような比較はあまりありません。


・パート4では・・・
コロラド州のあるサロンでは、香水に精油を混ぜてカスタムブレンドを作ってくれるサービスがある模様です。どのような仕組みか不明なのではっきりとは言えませんが、日本なら薬事法違反になる可能性大です。

香水と相性がよいローションの使用が勧められていますが、これは日本ではあまり聞かないオススメかも。というのは日本のローションの香り付けは非常に弱く香水の影響を与えるほどのものは多くないからではないかと考えられます。

反面海外では強力な香りローションも普通なのかもしれません。「レイヤー付け」といってローション、コロン、パルファンを同じ系統の香りで揃えて、重ね付けする人もいますので(またそんなシリーズ商品もあります)、その濃厚さは想像に難くないです。

しかも、お好みの香りは「アンバー」だったりと、それはもう目も眩むようなまばゆさ・・・

「香水は血管の脈が浮き出ているところにポイントで付けましょう」は、日本でもポピュラーな教えですね。しかし、非常に個人的な意見ですが私はどうかなと考えています。

香り立ちを考えれば暖かい血流が流れるポイントは理想的ですが、皮膚が薄い分、経皮吸収(皮膚表面から体内に成分が吸収される現象、特に血管に乗り全身に回る現象を差す場合が多い)が気になります。

香水成分はお肌に吸収されて害になるようなものは使用されていませんが、血流に乗せる必要がないなら、乗せない方がよいと私は考えます。

肌吸収や経皮吸収については検証が難しく、吸収される・されないと様々な研究者が様々なことを言うので混乱気味です。ですので確かなことはここでは言えませんが、簡単に避けられるのならリスクは避けた方がいいのではと私は考えています。


デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート6
デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート5
デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート4
デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート3
デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート2
デパートでの香水の選び方・買い方・・・米Gazette紙から パート1 (2008-01-30)
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