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( 香水工場の )

香る生活


地元の銭湯模様
欧米人の中には、お湯を共有する銭湯を「不潔」と嫌う人がいます。

が、彼らはスイミングプールで水を共有しています。しかもプールは水温が低いのでエイズウイルスも殺せません。

私がときおり行く地元の銭湯は清潔感があり、水風呂や薬草湯があって地元の人に人気です。日替わりでラベンダー湯や「海洋深層水」湯、コラーゲン湯、カモミール湯、ヨモギ湯などの薬草湯に変化します。もちろん、感じるのは色の変化くらいで香りの変化は愛嬌程度ですが、ないより楽しいものです。

夕方、早めに行くと必ず先に来ているおじさんちゃん達がいます。常連さんです。

聞くともなし聞こえてくる会話は健康関連が多い。

「痛風が」どうのという話題で盛り上がっていたりします。

彼らの入浴時間は最低1時間。「きょうは5時から入っているよ」なんて聞こえてくるところから逆算すると2時間の人もいる模様です。

健康オタクとは彼らのことです。

この銭湯ではロビーで常連さんたちがビール片手に番台のおじさんと世間話で盛り上がるのも普通の光景です。地域のコミュニティセンターとして機能しています。

ちなみに、お風呂はホームアンチエイジング的には魅力的な習慣です。血液は約1分で体内を循環するので、10分つかれば10往復。20分つかれば20往復。その間、血行が改善され、乳酸(疲労物質)が分解され、汗として過剰なナトリウムや尿酸(痛風の原因)などが排出されます。さらに鉛・ヒ素・水銀などの重金属の排出(デトックス=毒だし)として体内浄化に役立ちます。

デトックスとして、銭湯は魅力的なホームアンチエイジングですね。

反面、毒とともに有用なミネラルや金属(亜鉛、マンガン、鉄)なども汗とともに失われますので注意下さい、とどこかに本に書いてありました。

汗が出ると血中水分が失われ血液の粘度が上がります。人によっては危険な状態になる場合がありますので、安全のため適切な水分補給にご注意ください、とも。



(2008-09-10)
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