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( 香水工場の )

香る生活


海外旅行の定番おみやげ「香水」、税関で捕まらないために
当社は毎日通販でフローラル・フォーシーズンズをご注文いただいております。お客さまの中にはご注文時にコメントを残していただく方もおられます。

内容は、質問や要望や感想や・・・その他様々です。

きょうは先日いただいたコメントを紹介します。

「・・・その友人は、天然の香りを求めてどうしても海外通販してくれない小さな香水工房まで出かけ、お買い物をし、帰国した際空港で、税関に捕まったそうです(笑)。荷物からの薔薇の香り等が怪しい物とみられたそうです」

一昨年2006年夏、ロンドンで大規模な液体爆弾テロ事件が発生しました(未遂)。

特徴はある種の液体を混ぜ合わせると爆発するというもので、未遂ながらかなり大規模な同時多発テロ計画でしたので、実行されたら大変な惨事になっていたと思われます。以上、すべて報道なのでその実は不明ですが、それ以降、世界中の空港で液体持ち込み規制が始まりました。

当社の場合、ほとんど液体である香料類の輸入が、出国や途中の中継地での検査による遅れなど、少し影響を受けています。

自分自身、フランスの地方空港で小さなペットボトルの水を何食わぬ顔で持ち込もうとしたら(確信犯ではなく液体規制を忘れていた)、一気に捕獲され警備員に「捨てるか、搭乗を諦めるか」と言われました。普通の水ですとの説明むなしく「決まり事です」という返答でした。

そんなわけで海外旅行のお土産定番である「お酒」と「香水」は、液体という理由で案外持ち出しにくく持ち帰りにくくなりつつあります。

コメントの「税関に捕まった」という表現が笑えました。

搭乗時ではなく帰国後に日本の税関で「税関に捕まった」ので液体規制が理由ではなさそうですが、詳しいことは不明です。

税関で止められるケースには、まずは「麻薬」や「化学兵器」「規制動物」(楽器など没収される人が多いです)が思いつきますが、ローズの匂いが妖艶だったのかもしれません。

ありもしない疑いをもたれ別室に連行されようものなら、帰国時は疲れのピークですから、かなり悲しい事態です。私も匂いモノの持ち込みは注意したいと思います。チーズや香水などの匂いモノはしっかり密封して持ち込むことにしました。


(2008-09-16)
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