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( 香水工場の )

香る生活


当てにならないかも? 香水の第一印象
(香水ショップでの香水の選び方)
香水の第一印象 第一印象がステキ!な香水

・香りの第一印象に一目惚れ?


香水ショップには多くの場合、ムエット(匂い紙)が備えつけられています。
香水をムエットにシュッと一拭きスプレーして、紙を振って(エタノールの第一波を飛ばすため)鼻に近づけます。
「これはステキ!」と思える香りは、かなり多いものです。
「イケてる!」という香りも、それなりに多い。
問題は、そこで買いたい香水を決めてしまうか、です・・・しばし自問自答。私のおすすめは、ステキな香りでも、そのタイミングではとりあえず先送りです。

・香水は第一印象がすべてではない


その香水が、第一印象のままならいいのですが、香水は香調が変化していくもの。
(1)ノート(香調)が変化するにつれて第一印象ほど好きでなくなる。(2)ノート(香調)が変化するにつれて、むしろ、嫌い・不快になる。(3)時間が経過しても香調は比較的安定しているが、自分が好きでなくなる。
といった現象はよくあること。
時間が経過すると香水は、甘さやムスクが出がちなので、そのへんが嫌いという方、それなりに多いようです。
時間たつと、頭が痛くなるという人もいるものです。

・時間が経過して気持ちがクリアしても好きな香り


ムエットで数種類の香水を試して、お気に入りを見つけたら、そのお気に入りだけを実際に自分の肌(腕などがいいでしょう)につけて、そのままお店を出てしまうのも香水選びの方法ですね。
自宅に戻った後、オンとオフの気持ちが変化した後に感じる香水の印象は本物かも。その時点でも好きな香りは、やはり好きな香りの可能性が高いでしょう。

・一度しか行かない海外旅行で香水選びは?


海外旅行など、それが一度きりしか行けない香水ショップで、日本では入手できない香水なら?・・・リスクを取るか、安全に徹した方がいいか?
それは、もうもはや個人の判断。お気に召す香りであることを祈るしかありません。
(2015-01-08)
( 香水工場の )

香る生活


香りを楽しむためには体力も必要
(患者さんにとって香り・匂いは辛いことが多い)

・強すぎる香水やフレグランス、柔軟剤の「香害」


柔軟剤の香りが人気です。ちょっと前までは洗剤もトイレタリーも「無香料」や「微香」が人気でしたので、香りのトレンドもあっという間の逆転です。「それにしてもこんなに真逆になるもの?」と私も驚いています。
香水やフレグランス、柔軟剤、芳香剤のちょっと強すぎる香りが「香害」を起こしているケースもあり悩ましい。今日は、病院での香水やフレグランス、香りが強い柔軟剤など「香りもの」について考えてみます。

・病院のお見舞いにカサブランカ?


ユリは、甘い芳香がうっとりする夏の花です。とくにカサブランカはパワフルな香りで私たちを楽しましてくれる。しかし、病院のお見舞いにカサブランカを持って行く人は多くありません。
病院では、香水もフレグランスも、お花も、香りが強いモノはおおむねネガティブに受け取られがちです。

・健康でないと香りを楽しめない現実


病院で香りものが敬遠されがちな理由は、患者さんの具合に影響するからです。患者さんにとって香り・匂いは、よい香り・悪い香りを別にして、それが辛いのです。
医学的なメカニズムは不明ですが、具合が悪いと大半の人は香り・匂いに苦痛を感じます。体験された方も多いでしょう。私は仕事柄、平均的な人よりもニオイや香りに対する耐性がある方です。涙が出るほどの腐敗臭にもある程度無言で耐えられます。
しかし、以前、食中毒にやられて数日間、伏せたときは、ほんの少し料理のニオイが香ってくるだけでトイレに駆け込んで、吐いたり出したり。

・香りを楽しむためには体力が必要


ふしぎですが、香りを楽しむためには、香りに耐えられるだけの体力が必要という現実があります。お酒を楽しむためにも体力が必要。似た生理現象かもしれません。
病院では、食堂から病室に流れ込む匂いで具合が悪くなる患者さんの話はよく聞きます。複数のお医者さんや看護士さんに聞いたところ、病院は香り・匂いがない、無臭の方が好ましいと言う方が多いようです。

・ストレスと不安に効果がある香り


ところで、一方で当社では、病室から香水をご注文いただくお客様もおられます。ご本人からだったり、付き添いの方からだったり。お届け先が病室の場合があるのでわかります。周囲の方への影響もありますので、心配なときもあります。
実際に病室からご注文されたお客様に、お聞きしたことがあります。「入院中、香りが心の支えになっている」とのことでした。体力がなければ、楽しめない香りですが「癒される香り」・「励ましてくれる香り」という香りも実際にあるようです。
先の大震災では被災されて体力・精神ともに疲弊した人々が避難先で、オレンジオイルやローズオイルなどのエッセンシャルオイルの香りに癒されたという体験談は何回か耳にしました。また、ストレスと不安・失望・絶望のため眠れない人々が、ぐっすり眠れる安眠アイテムとして「香り」は多くの人に取り上げられます。

・香りのマナーの普及が、香害抑止のカギ?


香りが患者さんの心の支えや励みになっている事実も存在しますし、香りの医学的な効果もおそらく期待できるでしょう。だから、病院では「香りものはすべてNO!」という法律を作ることは不可能と考えられます。
?では、香害をどのように抑止すべきでしょうか?
?欧米では数年前から、香水の「公共施設内での使用禁止」や「学校内での使用禁止」といった取り組みを推進する行政が多くなってきました。これは法律や規則レベルの話です。こういった強制力のある対策も一部必要になるかもしれません。
しかし、あまりにも規則ばかりですと社会も息苦しい。できるなら、マナーとして成熟すれば実際の抑止力は生まれる気がします。
たとえば、レストランでのマナーやコンサートホールでのマナー、電車内でのマナー・・・強制力はなくても人々の常識として受け入れられ、人々の行動を規制する力になっています。
香害に対する個人の配慮に関しても、マナー(常識)が形成されていくと考えられます。そういう香り文化の成熟が一つの大きな、実行力のある抑止力になるはずです。
(2015-01-08)
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香る生活


男の体臭は、女性の無意識チェックポイント
体臭と男女の相性(女性は相手の体臭から予想以上に多くの無意識情報を得ているんです)

・女性に強い「臭いモノ嗅ぎたさ」


「怖いモノ見たさ」というコトワザ(?)があるくたいで、ちょっと怖いモノを見てみたいという心理が人にはあります。
似た心理に「臭いものを嗅いでみたい」という心理も人には備わっているようです。臭いとわかっていながら「どれくらい凄いニオイか」は確かめたくなるものです。
シュールストレーミングは、ノルウェーが誇る世界屈指の臭い発酵食品。
小泉武夫教授の本で日本でもすっかり知名度をあげました。YouTubeでは、この缶詰を開けて絶叫する人々の動画が多数アップされています。
どちらかというと「楽しい」絶叫系に近いかと。


この「臭いモノ嗅ぎたさ」は、男性より女性に強い傾向がないでしょうか。
女性は、一般に男性よりよりニオイに敏感です。意識的にしろ・無意識にしろニオイからいろいろな情報を得ます。

・ビジュアル面は理性で、ニオイは本能的に判断されがち


当然、初対面の男性もビジュアル・肉体的な特徴やファッションセンスは一番のインパクト。
指先の清潔度も女心に訴えるものがあるとか。最近では欧米のように靴の輝き具合までチェックされるそうで、いやはや厳しい世の中です。
それらビジュアル系情報は大脳皮質で理性的に処理され判断されます。しかし、ニオイはどうでしょう?
相手から感じられる体臭は、理性的な判断を得意とする大脳皮質ではなく、本能に近い大脳辺縁系で、もっと原始的に「好き・嫌い」の感情になりやすいと思われます。

・ニオイでわかる相手との相性


好き・嫌いは理屈ではないので、どうにもできません。
確かなエビデンスは、まだ存在しませんが、動物には体臭で自分との相性を本能的に嗅ぎ取る働きがありそうです。
それらは意識に上がってこないケースが多く、なぜ好きか、なぜ嫌いか説明できないけど、やっぱり「あの人、・・なのよネー」となりやすい部分です。
相性の問題なのでムリして体臭を変えても意味がありません。

・本当の自分の体臭を届けよう


しかし、最低でも清潔感がある体臭でなければ、本能が判断する前に無条件にショットアウトされる可能性もあります。
こちらは日常生活の習慣や心がけ次第でなんとでもなる部分ではないでしょうか。
汚れた体臭ではなく、アナタの真の体臭を相手の女性に届けることが最初のステップかもしれません。

・体臭を引き立てる香水を選ぶ


香水は、体臭を隠す、あるいは体臭を隠すための小道具と思われがちですが誤解です。
香水は体臭と混じり合い、体臭を引き立てるものです。反面、マイナスに働くこともあります。
魅力的な体臭を台無しにするような香水を付けるくらいなら、むしろ香水はオススメできません
しかし、ばっちり決まる香水だと、フェロモン的な効果を発揮する瞬間にもなります。巷のフェロモン香水では絶対に演出できない効果です。
(2015-01-07)
( 香水工場の )

香る生活


輝いている男は体臭も輝いている
体臭は、健康と心のコンディションを現すバロメーター。
体臭の輝き(香料を食べれば、カラダから香りがする場合もありますが、もっといい方法が!)


体臭をバラの香りにするガム


何年か前、カネボウフーズ(現クラシエフーズ株式会社)さんから発売された「オトコ香る」は、体臭がバラ臭になるという異色のチューイングガムでした。

キャッチフレーズがそのまま商品名というインパクト。真っ黒の背景に赤バラを配した装丁が強烈。

このガムは、加齢臭や体臭に気を遣っていた男性たちのニーズにマッチして一気にヒット。私も、話のネタにでもと、会社帰りコンビニなどで探しましたが、長い期間、品切れでした。


体臭をバラ香にする仕組み


この香る仕組みはシンプル。ガム生地にゲラニオールという香料が配合されていました。ゲラニオールはバラの香りの代表的な成分の一つ。当社の倉庫にもたくさん。日常的に使用している香料なので私にとっては馴染みの成分です。

多くの香料は体内に入ると分解されますが、一部の香料は消化された後、血流に乗って体表に香りとして皮膚からしみ出すものや汗とともに出てくるものがあります。香辛料などにもこういう現象は体験しますよね。

たとえば、食べたニンニクが本当に臭うときは、口からだけでなく全身から臭います。皮膚からでているのですから、体全体から感じられるのもムリありません。

「オトコ香る」ガムのヒットはすでに収束しました。

それよりも体臭は、健康と精神状態で大きく変化します。気持ちを強く持てば、体臭も魅力的になります。


香りも滴るいい男


どこの会社にも周囲の注目を集めるやり手の男性がいます。もちろん、やり手の女性もおられますが、今日は男性のニオイがテーマなのでここでは取り上げません。

若くして会社上層部の地位に昇るヤツ、地位はなくても誰もが認めるできるヤツ、必ず結果を出すヤツ、社内をまとめるヤツ・・・どこの組織にもノリノリで輝いている人々が存在します。

彼らの共通点は、目の輝き。そして、案外認知されていませんが、体臭も違います。私流に表現すれば「オーラ臭」。オーラ臭のようなものがでています。

いくつかの会社で、そのときどきの「飛ぶ鳥を落とす勢い」のある男性を見てきて感じたことです。ニオイのタイプは不快でない香ばしい香り。強く主張するわけでありませんが奥のある香りでした。女性にとっては、セクシーに感じられる香りかもしれません。


ニオイでわかる体調


心地よい体臭が生まれるためには、健康な肉体であることが基本です。病気になれば体臭も不快なニオイになりがちです。病室の香りは、多くの看護師さんが体験する現象です。一部の看護師さんは病室に入った瞬間に患者さんのその日の体調がわかるそうですが事実でしょう。


人の肉体と心が発する体臭


それも口からではなく皮膚から噴射していることが知られています。もちろん、スカンクほどの強烈なヤツではありませんが、出ています。

それがどういう物質か、残念ながらまだ特定されていませんが、ヒトも香りを発する生き物であることは科学的に実証されるはずです。


輝く体臭パワーを得よう


おじさん達のくたびれたニオイの原因は、今まで加齢臭ばかりにスポットが当てられてきましたが、肉体の健康状態や心のハリや精神状態に起因するニオイとも大きく関係していると考えられます。

血流がよどめば健康な肌色が失われますが、心のハリを失えば、肉体から発せられる香りも失います。

気持ちが落ち込んだとき、不幸なことがあったときこそ無理矢理にでも元気に振る舞い、自分はハッピーだと信じ込むことことも、案外サバイバルのためのリアルな対処法かもしれません。

生命力があるニオイを発したいですね。

(2015-01-07)
( 香水工場の )

香る生活


香水の使用期限?
市販香水は、賞味期限や使用期限をあまり切っていません。なぜ?・・・
香水の痛みチェック(香水って、腐ったら毒になる?・・・それは根拠のない都市伝説ですよ)


・オークションで狙うレアモノ香水


数日前、お客様と話していたら、その方は90年代に日本の大手化粧品会社さんがリリースしていたある香水を探しているそうで、ヤフオクで出品されないか「張っている」そうです。

当時、数千円の香水が、今では数万円の相場とか。10年も20年も前に製造された香水です。

使えるんですね、というか、使う気なんですね。

そんな古い化粧品(香水は化粧品の一部)を使用することに微塵のためらいも躊躇も感じさせない爽快な口調に感動しました。


・香水の使用期限とは?


食品やモノには「保管期限」「賞味期限」「消費期限」「使用期限」「有効期限」・・・いろいろありますよね。

それぞれに法的な定義がありますが、市販香水にはそのどれも明示されていないものがほとんどです。

その理由はシンプル・・香水は痛みにくいから。

やや拍子抜けしますが、これが事実なんです。

食品ですと痛みやすくて早く食べてね、という趣旨で「賞味期限」「消費期限」を入れたりするケースがありますが、ワインはほとんど入れません。

ワインだと、逆に「10年もの」とか「20年もの」とか言って、古いヴィンテージだと価値があります。

香水にはヴィンテージという発想はありませんが、しかし、レアモノとして数十年前の香水がe-bayやヤフオクなどのオークションサイトでは高値で取引されています。

この事実は、コレクションとして収集されているにしても、香水が長い期間、使えること、実際に使用する人がいることを意味します。


・痛んでいる?かどうかの判断基準


簡単です。食品と同じくニオイと見た目です。ニオイがよくて見た目も変化していなければまずは大丈夫。

え?そんなに単純なの?

人類誕生以来、人は鼻と目を頼りに食品の安全を確認してきました。

そして、時々失敗して下痢などに襲われ、個人の体験として、あるいは民族の経験や文化として学習していったのです。

ただし、たとえば、サルモネラ・O157・腸炎ビブリオ・ノロウイルスなどの食中毒性細菌や食中毒性ウイルスで引き起こされる食中毒は、腐敗菌のような見た目やニオイ・味の変化はあまり感じられません。

だから、五感評価だけで結論を確信はできませんが、香水にはまず食中毒菌は発生しませんので、五感評価はかなり信用できます。

人為的に製造された無臭・無色の毒性物質や有害物質でない限り、香水の安全性を確かめる手段は、現在でも鼻と目がもっとも頼りになります。


・腐敗はほとんどしない


香水は滅多なことでは腐敗しません。

香水は、通常エタノールに香料を混ぜて作るからです。

香料もエタノールも通常、殺菌効果が高いもの。よって、香水は、多くの環境で「腐らず」保管できます。

それゆえ防腐剤などは必要ありません。他社さんは不明ですが、当社では防腐剤を使用しません。


・酸化はするけどレベルはいろいろ


酸化に関しては、若干影響を受けます。

香水の原料となる香料やエッセンシャル・オイルには酸化しにくいものと酸化しやすいものがあります。

たとえばローズオイルの耐酸化力の強さは有名です。ホホバオイルも酸化しにくいと言います。

ある知人は「ローズオイルとホホバオイルが最高に抗酸化力がある」と言っていました。

ローズオイルは100年しても使えるという人もいます。

反面、柑橘系のオイルなどは酸化しやすい。

しかし、多少酸化したからといって使えないかというと別問題。酸化もいろいろですから。

オイルは、多少酸化しても美味しく食べられるものがほとんど。ワインは、あえてちょっと酸化したものを飲みたがるワイン通もいますよね。

多かれ少なかれ、食品も化粧品も完全に無酸化状態のモノは存在しません。


・揮発と目減りは香水の宿命


香水は揮発しやすい製品です。

たとえば、海外輸入物で日本到着後コンテナを開けてみたら一部の商品に「液体の目減りが」といったインポート業者さんの話は珍しくありません。

ひどいときは全体の5割が目減り品だったというような話もあります。香水を取り扱っているわれわれとしては、これは実話だから笑えない話ですが、笑ってしまいます。

このレベルの目減りですと、香水そのものではなく、生産工程に問題がありそうですね。

中身の劣化より、香水ビンに付いているスプレーや金具部分の劣化の方が早いケースは珍しくないのです。

しかも個体ごとにムラがあったりしますので、スプレーメーカーさんも努力していますが、当たり外れという部分も避けがたい事実です。


・まとめ


香水の有効期限は一概に言えないのが現状ですが、実状数年は楽勝で持つモノがほとんど。

成分の酸化のしにくさやボトルの密封度の高さがあれば10年以上余裕で持つケースも考えられます。

以上のような状況を総合的に判断して当社では未開封・未使用で3年、使用しはじめて1年程度を目安に使用されることをお勧めします。

見た目やニオイがよければ、もっと長い時間使われても問題ないでしょう。


(2015-01-07)
( 香水工場の )

香る生活


衣服についた香水の落とし方
衣服に付いた香水のニオイ(衣服に付いた香水は落としにくい!)

衣服に付いた香水のニオイは、やっかいですよね。カラダはシャワーなどで比較的落としやすいのですが、衣料品は洗濯しても取れない場合があります。また簡単に洗濯できないモノもありますよね。今日は、衣服に付いた香水の落とし方をまとめてみました。

・クリーニング屋さんも、濃い感じのお店に相談


クリーニング会社さんも本当にいろいろ。ニオイ取りの相談は、大きな工場で大量かつ画一的に洗うところではなく、専門的で濃い感じのクリーニング屋さんに相談するのが正しいアプローチかもしれません。

・重曹


重曹を入れてお洗濯。一晩付け置きして洗濯するとさらに効果的。
(注意)ただし、衣服によっては、色落ちや繊維の痛みにご注意ください。

・クエン酸


クエン酸を入れてお洗濯。一晩付け置きして洗濯するとさらに効果的。(注意)ただし、衣服によっては、色落ちや繊維の痛みにご注意ください。

・スチームアイロン


熱く軽い蒸気がニオイ成分を高温で浮かしていっしょに揮発。(注意)衣服によっては、熱による衣服の痛みにご注意ください)。

・活性炭+プラ袋詰め密封作戦


木炭や活性炭のような脱臭効果があるものと衣服をプラ袋・ビニール袋に入れて封をする。活性炭が香料の分子を閉じ込めます。

・お風呂場の湯気


スチームアイロンと同じ原理ですが、残り湯の上で衣服をハンガーで吊しておけば、シワもニオイも取れる。

・陰干し


お洗濯後はタンスなどにしまわず通気性のよいところに数日間、陰干し。香料の自然な揮発を促進。

・日光干し(紫外線パワー)


日光に含まれる紫外線は多くの物質を分解・無臭化する効果あり。(注意)衣服によっては、紫外線による衣服の痛みにご注意ください)。

・木炭や活性炭を服のポッケに入れておく


木炭や活性炭のような脱臭効果があるものを衣服のポッケなどに入れておくと効果的かも。

・市販の消臭剤


まるで効果がないものが多かった市販消臭剤ですが、近年の消臭剤はハイテク化が進んでいますので、試される価値があります。(スプレー式の消臭剤は液体状の消臭成分を衣服にかけるものが多いので、シミなどご注意ください)

・空気清浄機


近年の空気清浄機は、オゾンやプラズマなどニオイ分解・消臭効果機能を持ったものが少なくありません。清浄機の近くで干しておきます。

私の実験では穏やかですが、なかなかよい効果がありました。当社には数種類の空気清浄機がありますが、衣服のニオイ取りに効果的なものとそうでないものがありました。

・まとめ


同じ対策でも劇的な効果がある場合と、あまり効果がでない場合があります。また、衣服にしみた香料にもいろいろな種類がありますので、すべての香水に対して同等に効果があるわけではありません。
(2015-01-07)
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