( 香水工場の )
香る生活
白檀香水シリーズ#3 お客様の感想
白檀4作品、おすすめは・・・
4作品、どれも「白檀」がテーマですが、それぞれ個性があり好みも別れます。
実は、当社のお客様で特に濃厚な白檀ファンを数名ピックアップし、リリース前に評価してもらったところ好みが見事に別れました。
長年のお客様だしひいき目な評価になりがちなのは差し引いても香りの満足度はとてもよいようです。
私のおすすめですか?・・・お客様誘導になってしますので控えさせていただきます。個人的には「ステイ」ですね。白檀の天然精油が濃厚に引き立つように設計されています。
「ボディからラストにかけてしっかりした香りの足腰」に感動した!とお客様から電話をいただき我が意を得たり、と思いましたね。
けっきょく、天然精油を使うと言うことは白檀に限らず、不純物や解明不可能な微量成分が多いと言うことですから、香りに幅とパワーが出ます。
雑味といいますか、逞しいというか。しかも年ごとにブレます。
それが逆にイヤだという人もいますし、医薬品なら不良品になります(だから医薬品は原則100%合成原料を採用します)が、香水としては懐は深い方がおもしろい気がします。
(2010-04-11)
好みが別れる白檀4兄弟物語
4作品、どれも「白檀」がテーマですが、それぞれ個性があり好みも別れます。
実は、当社のお客様で特に濃厚な白檀ファンを数名ピックアップし、リリース前に評価してもらったところ好みが見事に別れました。
長年のお客様だしひいき目な評価になりがちなのは差し引いても香りの満足度はとてもよいようです。
おすすめは?
私のおすすめですか?・・・お客様誘導になってしますので控えさせていただきます。個人的には「ステイ」ですね。白檀の天然精油が濃厚に引き立つように設計されています。
「ボディからラストにかけてしっかりした香りの足腰」に感動した!とお客様から電話をいただき我が意を得たり、と思いましたね。
けっきょく、天然精油を使うと言うことは白檀に限らず、不純物や解明不可能な微量成分が多いと言うことですから、香りに幅とパワーが出ます。
雑味といいますか、逞しいというか。しかも年ごとにブレます。
それが逆にイヤだという人もいますし、医薬品なら不良品になります(だから医薬品は原則100%合成原料を採用します)が、香水としては懐は深い方がおもしろい気がします。
(2010-04-11)
( 香水工場の )
香る生活
白檀香水シリーズ#2 プレスリリース
白檀を全面の押し出した香水は珍しいかも
白檀の香りをテーマにした香水はそれなりにあります。
しかし、案外「白檀の香りが感じられる」か「感じられない」レベルに押さえ気味な香水が多い。
武蔵野ワークスの白檀4兄弟物語は、これでもかと白檀の香りを全面に押し出しました。
ここは今後、お客様の評価を見ていくことになると思います。
香水業界では珍事なので、マスコミに対してプレスリリースも送付しました。
タイトルは、「お香系の希少な白壇香水 3新作リリース」
送付先は大手新聞社や大手のメディアさんばかりを数社狙いました。
結果はほぼ撃沈でしたが。
(2010-04-11)
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香る生活
白檀香水シリーズ化#1 新作発表!
白檀の香りが好きな方にはとってもおすすめな白檀香水を4月1日にリリースしました:
・ブルーモスク(Blue Mosque)
・シルクロード(Silk Road)
・ステイ(Stay)
・白檀(Byakudan)
白檀4兄弟物語
このシリーズ化によって既存の香水フローラル・フォーシーズンズ「白檀」はフローラル・フォーシーズンズ「サンダルウッド 白檀(Byakudan)」というネーミングに変更し、ラベルも一新しました。
このシリーズの製品化には去年から取り組んできただけにリリースできて、ほっとしました。
売り上げが立たなければビジネス的には暗雲が立ちこめるのですが、まあ、ここは大企業様とは違って責任問題も起きませんので。
今回のシリーズは、社内パフューマーのみで制作にあたりました。
(2010-04-11)
・ブルーモスク(Blue Mosque)
・シルクロード(Silk Road)
・ステイ(Stay)
・白檀(Byakudan)
白檀4兄弟物語
。白檀4兄弟物語
誕生背景
このシリーズ化によって既存の香水フローラル・フォーシーズンズ「白檀」はフローラル・フォーシーズンズ「サンダルウッド 白檀(Byakudan)」というネーミングに変更し、ラベルも一新しました。
このシリーズの製品化には去年から取り組んできただけにリリースできて、ほっとしました。
売り上げが立たなければビジネス的には暗雲が立ちこめるのですが、まあ、ここは大企業様とは違って責任問題も起きませんので。
今回のシリーズは、社内パフューマーのみで制作にあたりました。
(2010-04-11)
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香る生活
ミニボトル (1ml) の使い方は?
有料のミニボトル
市販香水の場合、香水サンプルボトルは無料配布されていることが多い。
お店や展示会やショーなど小さな香水ミニボトルはちょっとかわいくて喜ばれるノベルティです。
しかし、大ボトルではなくミニボトルが欲しい時、それらは買えないという点は残念。
そんなわけで一長一短ながら、当社では香水のミニボトル(1mL) を販売しています。
有料だが、ミニボトルはよい
という声もいただいております。
ミニボトルのご注文歓迎しております!
ミニボトルばかりの注文ですみません!
当社の収益を心配いただいているのでしょう。
(弊社返答):いえいえ。ミニボトルをメイン使用のためにご購入いただくお客様は少なくありません。多彩なミニボトルで楽しい香水ライフをお送り下さい。
ミニボトルの使用方法は?
今までスプレータイプの物しか使用したことがないので、ミニの使用方法が分かりません
私の場合は、ビンの口から直接肌に落としますが、フタの裏側に付いているプラスティック棒を皮膚に当ててお使いください。
ミニボトルが破損していました
こういう電話をいただきました。
「郵送箱を開けたらステキな匂い。さすが香水専門店、梱包も香りを付けて送ってくれるのか!と感動しました・・・と思ったら中の一本の香水ミニボトルが割れているようです。どうしましょう?」
ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
返品は必要ございませんので安全に廃棄ください。新しい商品を手配し発送します。
ガラス瓶ですので配送中落ちてきた他の荷物などにつぶされて割れる場合もあります。
正確な統計データはありませんが、1,000件のご注文で1件あるかないかといったところです。
(2010-04-10)
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香る生活
20代男性の香水#5 裾野を広げる香水
「あなたが普段香水を使用するのは、主にどんな理由からですか?」
・香りが好きだから
・体臭予防・エチケット(デオドラント・制汗剤の代わり)
・女性に対する魅力演出
・周囲(性別無関係)に対する好印象演出
・付き合っている彼女が好きだから
欧米の20代男性がもっとも多くチョイスした答えは・・・
・香りが好きだから・・・60%前後
・周囲(性別無関係)に対する好印象演出・・・60%前後
逆にデオドラント目的は案外、ですね。
・体臭予防・エチケット(デオドラント・制汗剤の代わり)・・・15%前後
欧米4カ国ほぼ同じ結果で6割程度の男性が「香水をつける理由」として「自分が好き」「男女関係なく周囲への好印象演出」を挙げています。
逆に体臭予防やデオドラントとして香水を使うと答えた割合は1割、多くても2割です。
日本では、どういうわけか、西洋で香水が発展した理由は「体臭のマスキング」のためという都市伝説がまかり通っていますが、それはやや怪しい結果となっています。
食事内容として肉食が多いせいか、体臭が強い人が多いことは比較的経験することですが、それを隠すための香水というネガティブな発想はほとんど感じられません。
むしろ香水は「自分が好きだから」やビジネスやプライベートで香りによる周囲への健全なアピールのように読みとれます。
男性に対しても好印象を与えるための香水という答えは、必ずしも女性だけを意識していない点が私にはやや新鮮でした。
しかし、この前のアンケート結果では、彼女ができはじめる時期と香水のつけはじめがぴたり一致する点から「彼女」や「恋愛」が香水の最初キッカケになったことは確かです。
また伝統的にも歴史的にも香水は性的アピールの小道具でしたし、実際香りが人の惚れ心を刺激することは生理学的にも事実です。
実際次のアンケートでは「香水は男の魅力をアップさせるか?」という問いに対して80%の欧米20代男性が「YES」と返答しています(日本人の「YES」は50%)。
しかし、恋愛を契機に香水を使ってみて、案外自分自身好きだったことやビジネスやプライベートで周囲に好印象をアピールする裏方として香水が「ちょっと使えるじゃん」という発見がされるのかもしれません。
恋愛で香水を意識しだし、恋愛も日常生活も香りを楽しんでいる欧米の20代男性の姿が見えるようです。
「恋愛+日常生活の中の香りの楽しみ」という感じでしょうか。欧米の香水文化の裾野は、かなり広いと思います。
一方、日本の20代男性の香水をつける理由は欧米とはかなり違う結果となりました。
・香りが好きだから・・・60%前後
・体臭予防・エチケット(デオドラント・制汗剤の代わり)・・・40%前後
「香水の香りが好きだから」は欧米と同じく高得点をマーク。安心しました。香水はこうでなければいけません。
しかし、香水をデオドラントとしてつけるという回答が2位をつけています。欧米ではほとんど選択されていない回答だけにその対比が際だちます。
香水は楽しむのも、というより体臭をカバー(マスキング)する体臭コントロール機能性製品と見なす日本人が多いことが伺えます。
一つには香りモノ商品が比較的充実している西洋では「香水」と「デオドラント」は明確に分かれており、デオドラント目的のユーザーにはそれなりの製品のチョイスが広いことが考えられます。
これも元をただせば日本の香水文化の裾野の弱さに起因するのかもしれません。日本の香水文化も層を厚くしていますので、次第にデオドラントにはデオドラント製品をチョイスし、香水には香水の楽しみ方を知る人々が増えていくように思います。
恋の小道具として香水を知り、香水の楽しさを知り恋愛だけでなく生活一般、ビジネスもプライベートも含め日常生活の中のちょっとした楽しみと演出用小道具として香水を取り入れれていく、これが香水の普及課程の最終形になっていくように感じます。
この記事は#5
20代男性の香水#5 裾野を広げる香水
20代男性の香水#4 香水と恋愛の関連度
20代男性の香水#3 日本も激動中
20代男性の香水#2 香水&デオドラントに高い意識
20代男性の香水#1 下降気味マッチョトレンド
(2010-04-01)
・香りが好きだから
・体臭予防・エチケット(デオドラント・制汗剤の代わり)
・女性に対する魅力演出
・周囲(性別無関係)に対する好印象演出
・付き合っている彼女が好きだから
香水は体臭を隠すため?
欧米の20代男性がもっとも多くチョイスした答えは・・・
・香りが好きだから・・・60%前後
・周囲(性別無関係)に対する好印象演出・・・60%前後
逆にデオドラント目的は案外、ですね。
・体臭予防・エチケット(デオドラント・制汗剤の代わり)・・・15%前後
欧米4カ国ほぼ同じ結果で6割程度の男性が「香水をつける理由」として「自分が好き」「男女関係なく周囲への好印象演出」を挙げています。
逆に体臭予防やデオドラントとして香水を使うと答えた割合は1割、多くても2割です。
日本では、どういうわけか、西洋で香水が発展した理由は「体臭のマスキング」のためという都市伝説がまかり通っていますが、それはやや怪しい結果となっています。
香水は男の魅力をアップする?
食事内容として肉食が多いせいか、体臭が強い人が多いことは比較的経験することですが、それを隠すための香水というネガティブな発想はほとんど感じられません。
むしろ香水は「自分が好きだから」やビジネスやプライベートで香りによる周囲への健全なアピールのように読みとれます。
男性に対しても好印象を与えるための香水という答えは、必ずしも女性だけを意識していない点が私にはやや新鮮でした。
しかし、この前のアンケート結果では、彼女ができはじめる時期と香水のつけはじめがぴたり一致する点から「彼女」や「恋愛」が香水の最初キッカケになったことは確かです。
また伝統的にも歴史的にも香水は性的アピールの小道具でしたし、実際香りが人の惚れ心を刺激することは生理学的にも事実です。
実際次のアンケートでは「香水は男の魅力をアップさせるか?」という問いに対して80%の欧米20代男性が「YES」と返答しています(日本人の「YES」は50%)。
恋愛の小道具として、だけでなく
しかし、恋愛を契機に香水を使ってみて、案外自分自身好きだったことやビジネスやプライベートで周囲に好印象をアピールする裏方として香水が「ちょっと使えるじゃん」という発見がされるのかもしれません。
恋愛で香水を意識しだし、恋愛も日常生活も香りを楽しんでいる欧米の20代男性の姿が見えるようです。
「恋愛+日常生活の中の香りの楽しみ」という感じでしょうか。欧米の香水文化の裾野は、かなり広いと思います。
むしろ日本人に多いデオドラント目的
一方、日本の20代男性の香水をつける理由は欧米とはかなり違う結果となりました。
・香りが好きだから・・・60%前後
・体臭予防・エチケット(デオドラント・制汗剤の代わり)・・・40%前後
「香水の香りが好きだから」は欧米と同じく高得点をマーク。安心しました。香水はこうでなければいけません。
しかし、香水をデオドラントとしてつけるという回答が2位をつけています。欧米ではほとんど選択されていない回答だけにその対比が際だちます。
香水は楽しむのも、というより体臭をカバー(マスキング)する体臭コントロール機能性製品と見なす日本人が多いことが伺えます。
一つには香りモノ商品が比較的充実している西洋では「香水」と「デオドラント」は明確に分かれており、デオドラント目的のユーザーにはそれなりの製品のチョイスが広いことが考えられます。
香水文化の裾野は広がる
これも元をただせば日本の香水文化の裾野の弱さに起因するのかもしれません。日本の香水文化も層を厚くしていますので、次第にデオドラントにはデオドラント製品をチョイスし、香水には香水の楽しみ方を知る人々が増えていくように思います。
恋の小道具として香水を知り、香水の楽しさを知り恋愛だけでなく生活一般、ビジネスもプライベートも含め日常生活の中のちょっとした楽しみと演出用小道具として香水を取り入れれていく、これが香水の普及課程の最終形になっていくように感じます。
この記事は#5
20代男性の香水#5 裾野を広げる香水
20代男性の香水#4 香水と恋愛の関連度
20代男性の香水#3 日本も激動中
20代男性の香水#2 香水&デオドラントに高い意識
20代男性の香水#1 下降気味マッチョトレンド
(2010-04-01)
( 香水工場の )
香る生活
20代男性の香水#4 香水と恋愛の関連度
さて、香水と恋愛の関係です。
質問項目は「はじめて香水を使い始めた年齢」と「はじめて女性とお付き合いした年齢」。
異性を意識すれば香水はファッションとともに最初に意識されるアイテムという仮説あっての調査ですが、欧米4カ国はきれいな数値となりました。
どういうレベルの交際かは別として「付き合っている」という自覚のある交際は欧米では、国ごとに若干の違いがあるものの概ね下記の通りです:
【はじめて女性とお付き合いした年齢:欧米】
・13-15歳で40%
・16-18歳で40%
日本で言えば中学生・高校生の間で欧米男児の80%が「彼女ができた」と返答しています。そして、その数値がそのままぴったり香水を使い始めた年齢と重なります。
【はじめて香水を使い始めた年齢:欧米】
・13-15歳で40%
・16-18歳で40%
色気づけば、香水の一つや二つ背伸びしてつけたくなる10代の男心が素直に反映されていておもしろいと思いました。香水と恋愛が素直なリンク関係にあることが伺えます。
おそらく父親の香水などをこっそりつけている少年も多いのではないでしょうか。そうやって香りモノの使い方を覚えていくのだと思います。
一方、ニッポン男児。日本人はあちらの男達と比較すると若干奥手と予想できますが、どうでしょうか?
【はじめて女性とお付き合いした年齢:日本】
・13-15歳で10%
・16-18歳で30%
やはり、ですね。彼女ができる割合は同年代の欧米10代の半分です。そして、香水を使い始めた年齢がこれです:
【はじめて香水を使い始めた年齢:日本】
・13-15歳で5%
・16-18歳で20%
彼女ができることと香水の使用がリンクしていないことがわかります。恋はしても香水とは縁遠いということでしょうか。香水と恋愛の関係は今ひとつはっきりした関連性が見て取れません。また無理やり関係づける必要はないと思います。
逆に欧米ではなぜ香水と恋愛の関係が強いのかな?と感じました。
(2010-03-29)
質問項目は「はじめて香水を使い始めた年齢」と「はじめて女性とお付き合いした年齢」。
異性を意識すれば香水はファッションとともに最初に意識されるアイテムという仮説あっての調査ですが、欧米4カ国はきれいな数値となりました。
香水欲と恋愛欲旺盛な海外の人々
どういうレベルの交際かは別として「付き合っている」という自覚のある交際は欧米では、国ごとに若干の違いがあるものの概ね下記の通りです:
【はじめて女性とお付き合いした年齢:欧米】
・13-15歳で40%
・16-18歳で40%
日本で言えば中学生・高校生の間で欧米男児の80%が「彼女ができた」と返答しています。そして、その数値がそのままぴったり香水を使い始めた年齢と重なります。
【はじめて香水を使い始めた年齢:欧米】
・13-15歳で40%
・16-18歳で40%
色気づけば、香水の一つや二つ背伸びしてつけたくなる10代の男心が素直に反映されていておもしろいと思いました。香水と恋愛が素直なリンク関係にあることが伺えます。
おそらく父親の香水などをこっそりつけている少年も多いのではないでしょうか。そうやって香りモノの使い方を覚えていくのだと思います。
やや奥手ニッポン男児
一方、ニッポン男児。日本人はあちらの男達と比較すると若干奥手と予想できますが、どうでしょうか?
【はじめて女性とお付き合いした年齢:日本】
・13-15歳で10%
・16-18歳で30%
やはり、ですね。彼女ができる割合は同年代の欧米10代の半分です。そして、香水を使い始めた年齢がこれです:
【はじめて香水を使い始めた年齢:日本】
・13-15歳で5%
・16-18歳で20%
彼女ができることと香水の使用がリンクしていないことがわかります。恋はしても香水とは縁遠いということでしょうか。香水と恋愛の関係は今ひとつはっきりした関連性が見て取れません。また無理やり関係づける必要はないと思います。
逆に欧米ではなぜ香水と恋愛の関係が強いのかな?と感じました。
(2010-03-29)
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