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( 香水工場の )

香る生活


今年の営業、最終日
クリスマスも夜中12時を過ぎれば、飾り付けは「即時撤去」という商店街や百貨店は多いようです(夜中12時半、東京あるアーケード街で目撃)。

町中のだいたいの飾り付けは数日で一掃されます。近所の豪華だったイルミネーションのお宅も昨日お父さんが朝からせっせと撤去作業やられていました(朝の通勤時に目撃)。

用済みサンタさん達もどこかえ消えました。

世界的にクリスマスは商業イベントになり果てましたので、セールが終われば夢の後・・・ですね。

ちなみに多少なりとも宗教的な意味を残している欧米ではクリスマスの飾り付けは年明けまで残しているお国が多いようです。

しかし、大丈夫です。「夢の後」とはいえ、わがニッポンにはまだこれから「大晦日」と「お正月」と「隠し芸大会」という一大イベントが目白押しです。御徒町・アメ横はきょうも燃えていますし、大晦日は、伝統的に借金取りが除夜の鐘まで取り立てにかけずり回り、除夜の鐘を無事に聞けるかどうかは、「借金取り」vs「香り手」の文字通り命をかけたバトルだったそうで、そういう歴史を知ると除夜の鐘の響き方も神聖に聞こえてきますからふしきです。・・・



武蔵野ワークスの今年の営業は本日が最終日です。

今年も一年、お世話になりました。

楽しく健やかな年末年始をお迎えください。

そして、みなさまにとって新年が幸ある一年になりますようお祈りいたします。

新年は1月4日から営業いたします。



・・・えーと、余談ですが私は個人的に年末まで働いております。

(2007-12-28)
( 香水工場の )

香る生活


ブルックス・ブラザーズの香水ブランド
ようやくクリスマスソングも止んで、町中の喧噪も若干落ち着きましたが、年の瀬の盛り上がりは依然活気を帯びています。

きょうはブルックス・ブラザーズというアメリカの老舗ご服屋さんのニュースを紹介します。

ブルックス・ブラザーズ(Brooks Brothers)は、1818年ニューヨークで創業。アメリカントラッド、アイビーリーグファッションの殿堂として歴代大統領もブルックスのタイをしめ、ブルックスのシャツとスーツで決めてきたというとうな由緒ある有名ブランドです。特にメンズウエアに強みがありますが、レディスも力を入れています。

(昨日投稿したきょうの一冊『VANストーリーズ 石津謙介とアイビーの時代』#3にブルックス・ブラザーズを偶然ちらっと取り上げました)

「ファッションブランドは、やがて必ず香水を商品アイテムに加える」とは私が繰り返して書いてきたので、ここで繰り返すのはやや興ざめですが、ブルックス・ブラザーズも当然のように独自の香水アイテムを展開しています。

インターパルファムは、香水開発の会社で企画、デザイン、流通、マーケティングなど香水に関する世界的なビジネスを展開する会社さんです。インターパルファム社が手がけた香水に「ポールスミス」「ランバン」「バーバリー」「クリスチャン・ラクロワ」「クイックシルバー」「ヴァン クリフ&アーベル」などがあります。

インターパルファムは、有名ブランドの香水をどんどん手がけることと、投資家も多く付いており、さらに近年お家騒動も多かったため、香水関係者・NASDAQの投資家にとっては経済ニュースを騒がす話題の会社さんです。

さて、今日のニュースです:

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Inter Parfums, Inc. and Brooks Brothers Enter into Exclusive Agreement for Personal Care Products(NEW YORK, Nov 27, 2007 BUSINESS WIRE インターパルファム、ブルックス・ブラザーズ、化粧品に関する包括的契約へ)

インターパルファムとブルックス・ブラザーズは、米国内のブルックス・ブラザーズの店舗で販売されるブルックスブランドの化粧品の製造および流通に関する契約に合意しました。契約には海外のブルックス・ブラザーズの店舗、百貨店、スペシャリティストア、デューティーフリーストアなどで取り扱うブルックスブランドの化粧品に関する販売ライセンス含まれています。それに加え、ブルックス・ブラザーズの既存のフレグランスや化粧品の製造および流通も獲得する模様です。

Inter Parfums, Inc. (NASDAQ GS: IPAR) and Brooks Brothers, the oldest clothier in the United States, have entered into an exclusive agreement covering the design, manufacture and supply of personal care products for men and women to be sold at Brooks Brothers locations in the United States as well as a licensing agreement covering Brooks Brothers stores and specialty and department stores outside the United States and duty free and other travel-related retailers. In addition to new product development, Inter Parfums will assume responsibility for the production and supply of existing Brooks Brothers fragrance and related personal care products.
-------------



日本のファッションブランドさんが香水を創るときは、きっと開発は当社に・・・

「Japanese Apparel Giant ○○ and Fragrance House Musashino Works, Inc. Enter into Exclusive Agreement for Prestigious Personal Care Products」なんて記事が踊る日がくる(?)


(2007-12-27)
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香る生活


『VANストーリーズ』#3
「日本でアイビーをやっていこうと決めたときの石津謙介は、もう年齢も体型もアイビー向きじゃなかった。むしろヨーロッパ志向の強い人だった」

米国のアイビーファッションの総本山ブルックス・ブラザーズではシニア向けのシックなファッションも多い。

しかし、VANは若者向けにシフトします。その仕掛け人がすでに「アイビー向きじゃなかった」という証言が心に響きます。

石津さんを知る多くの証言者が、石津さんはアメリカ文化をむしろ軽蔑し、優雅で洗練されたヨーロッピアンスタイルを好んでいたことが書かれています。

なぜ石津さんが昭和35年ころからVANを若者向けにシフトしていったのか不明です。量産しビジネスを拡大することが目的だったのでしょうか?確かにビジネスは急拡大します。

昭和35年 VAN、若者向けアイビーファッションへ転校
昭和45年 売上69億円、社員1,000人
昭和48年 売上137億円
昭和49年 売上300億円
昭和50年 売上452億円
昭和53年 VAN倒産

巨像が「パタリと倒れた日」。昭和50年をピークに大幅赤字へと転落。倒産時の負債総額は当時で500億円。

「戦後、アパレル業界最大の大型倒産」

この簡潔な記述が私には無性に悲しかったです。



会社経営者だけでなく、個人商店や個人事業主もフリーで仕事をしている人も、自分でビジネスのハンドルしている方なら、これだけ好調な会社が、なぜパタリと行っちゃったのか、そのへんの事情はとても関心があるかもしれません。

著者は、さまざまな分析を行っています。当時の新聞は、時代はすでに「ジーンズの時代」と書きました。



VAN倒産までの数年間、都内ではどこかで必ずVAN製品のバーゲンが行われていました。そのうちスーパーもバーゲンに追随。VAN製品を安く仕入れバーゲンで売りさばく。

こうして憧れのVANブランドはいつしか「バーゲン品」へと転落。

この部分は、1997年化粧品の輸入自由化以降10年間、日本市場で起きたブランド香水のバーゲン現象と似ています。

ヨーロッパブランドの超高価格路線、ウォルマートのエブリデイ・ロープライス(Every Day Low Price)路線、さまざまなブランド防衛方法がありますが、なぜVANはブランドを防衛できなかったのか考えさせられました。



以上、一気に読み終えたこの一冊、私にはとてもおもしろかったです。実は私はVAN世代とは微妙にズレていて、アイビー後のプレッピーやヤッピーを意識した世代です。

しかし、私の10代の頃は、若者の間になんとなくアイビーリーブに憧れのようなものがあったものです。

あの憧れは実は石津さんに、マスコミやマーケティングを通して吹き込まれた結果の産物だったことを知りました。仕掛け人にやられた感じです。

(終わり)


『VANストーリーズ』#3
『VANストーリーズ』#2
『VANストーリーズ』#1
(2007-12-26)
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香る生活


『VANストーリーズ』#2
現在の大阪・アメリカ村で創業した石津商店(後のヴァンヂャケット)は、次第に高級服路線に移行しVANブランド立ち上げとなります。

東京進出後、「男の服飾読本」(後の「メンズクラブ」)の評論と編集顧問となり、メンズファッションのオピニオンリーダーとしてのし上がりますが、同時にVANが権威あるマスコミに裏打ちされたブランドとして地位を固める結果となります。

また、偶然ながら戦争中に知り合った歌舞伎俳優との再会を契機に芸能界へと販路を拡げます。

VANブランドは芸能界やスターたちにも浸透。まだまだお洒落なメンズファッションが少なかったことから有名人や芸能人たちのお気に入りのカジュアルブランドとして受け入れられました。

VANは当時、裕福なシニア向けの高級紳士服であり庶民や若者には手の届かないものでした。


VANブランドを貫くバックボーンは、アイビーリーグ・ファッションであり、米国東部の名門大学の雰囲気や思想なのです。

しかし、初期のVANブランドはアイビーを全面に押し出していたわけでなく、石津さん自身、アイビーリーグをよく知らなかった。際本場米国でアイビーリーグ・ファッションに触れるのは昭和34年。はじめて渡米したときとのこと。

しかし、生来のファッションへの情熱と才能に恵まれた石津さんがアイビーリーグ・ファッションのなんたるかを理解・吸収するまで時間はかかりませんでした。

渡米の翌年、VANは若者向けファッションへと大きく舵を切ります。「VANにとって大きなターニング・ポイントとなった」と書かれています。

石津さんはやがて「アイビーの神様」「ファッションの神様」となりVANは不動のブランドへと成長します。

このように急成長した巨人VANが、アパレル界では戦後最大といわれる巨額の負債をかかえて倒産するまで、その変貌の仕方はジェットコースターのようです。

(続く・・・)

『VANストーリーズ』#3
『VANストーリーズ』#2
『VANストーリーズ』#1

(2007-12-25)
( 香水工場の )

香る生活


『VANストーリーズ』#1
いよいよ年の瀬、私は街全体を覆う年末の活気が大好きです。

ブログは、なるべく毎日更新したいと考えていますが、正直ネタ切れで苦悩します。

多くのブロガーが辿る平均的な光景ですが、ネタがないときは読んだ本でも紹介したらどうか?と昨夜、夢のお告げを受けました。さすがクリスマスですね。


では、さっそく昨日喫茶店で読んだこの一冊を。『VANストーリーズ 石津謙介とアイビーの時代』 (集英社新書、宇田川悟(著))。


女性にはピンとこないかもしれませんが、中年以上のオヤジたちには『VAN』という響きは甘酸っぱい青春時代を彷彿させるノスタルジー。

デザイナーにしてVANブランドの創業者・創始者である石津謙介氏の生涯とVANブランド興亡の記録です。

「TPO」や「トレーナー」が石津さんによって作られた和製英語であるこをはじめて知りました。

トレイナーとはトレーニングシャツやトレーニングウエアの意味で、そのままでは汗くさいイメージをトレーナーと言い換えることでお洒落になります。

そこに「Harvard」「Yale」「Princeton」などのアイビーリーグの大学名を張り付ければ、イケているファッションに変貌です(さすがに現在ではやや恥ずかしい)。

岡山の裕福な紙問屋に生を受け、小さい頃からオシャレに相当な熱意と関心があったようです。学生服もカスタマイズしてしまう懲りようがほほえましく描かれていますが、ファッションへの情熱は生来の体質だったことがわかります。

紙問屋を継いだものの石津さんは戦争による統制経済のため岡山の商売を畳んで中国・天津に渡ります。そこで敗戦を迎えますが、同時に進駐していた米国軍人のアイビーファッションに触れます。

当時のアメリカのエリート軍人はアングロサクソン系で、彼らはだいたい身長があります。身長が低めだった石津さんから見れば彼らのアイビールックはややショックだったに違いありません。


(続く・・・)

『VANストーリーズ』#3
『VANストーリーズ』#2
『VANストーリーズ』#1

(2007-12-24)
( 香水工場の )

香る生活


イチョウ葉の効用を調べる(海外)
イチョウ葉について、他のハーブ類や野菜類同様、さまざまな人によってさまざまなことが言われています。相当怪しい情報も出回っているのが現状ですが、イチョウ葉エキスの効用と安全性に関して、信用できそうだと私自身が感じた記事や文献をご紹介します。

●最初は、2007年の「Journal of the American Dietetic Association」に掲載されいてる資料です。

Safety and Efficacy of a Ginkgo Biloba–Containing Dietary Supplement on Cognitive Function...(2007, Journal of the American Dietetic Association)

要約しますと、イチョウ葉エキス製剤を含むサプリメントの認知障害などに対する効果を検証するもので、実際にご高齢で認知障害が認められない男女90名に4ヶ月間、二重偽薬テスト(ダブルブラインド・プラセボ)を実施したものです。

「イチョウ葉の認知障害に対する有効性をサポートする結果ではありませんでした」

・・・端的に「改善は認められない」ということですが、安全性については心配ないとしています。ですので効果はやや不安ですが、飲み続けても大丈夫ということです。

-------------QUOTE-------------
Main Outcome Measures
Assessments included: six standardized cognitive function tests, the SF-36 Quality of Life questionnaire, the Platelet Function Analyzer-100 (Dade Behring, Eschbom, Germany), and the monitoring of adverse events.

Statistical Analyses
Baseline characteristics and study hypotheses were tested using analysis of covariance. Tests were two-tailed with a 0.05 significance level.

Results
Seventy-eight subjects (87%) completed both baseline and 4-month testing (n=36 in placebo group, n=42 in ginkgo biloba group). At baseline, the participants’ cognitive function was above average. One of six cognitive tests indicated significant protocol differences at 4 months (P=0.03), favoring the placebo. There were no significant differences in quality of life, platelet function, or adverse events.

Conclusions
These finding do not support the use of a ginkgo biloba–containing supplement for improving cognitive function or quality of life in cognitively intact, older, healthy adults. However, high baseline scores may have contributed to the null findings. The ginkgo biloba product seems safe and did not alter platelet function, though additional studies are needed to evaluate the interaction of varying doses of ginkgo biloba and ginkgo biloba–containing supplements with medications and supplements that alter hemostasis.
-------------




●次は、「Drugs R D」に納められている、イチョウ葉エキス製薬の世界的な標準成分である「EGb761」に関する資料です。American Dietetic Associationでは効果を認めていませんが、こちらは有効性を指摘しています。訳文を文節に入れています。
-------------QUOTE & TRANSLATION-------------
EGb 761: ginkgo biloba extract, Ginkor(Drugs R D. 2003;4(3):188-93 ABSTRACT)

EGb 761 [Ginkgo biloba(ギンコビローバ) extract EGb 761, Rokan(ローカン), Tanakan(タナカン), Tebonin(テボニン)] is a standardised extract of Ginkgo biloba leaves and has antioxidant(抗酸化) properties as a free radical scavenger(スカベンジャー). A standardised extract of Ginkgo biloba leaves is a well defined product and contains approximately 24% flavone glycosides(フラボングリコシド、フラボン配糖体) (primarily quercetin, kaempferol and isorhamnetin) and 6% terpene lactones(テルペンラクトン) (2.8-3.4% ginkgolides(ギンコライド) A, B and C, and 2.6-3.2% bilobalide(ビロバライド)). Ginkgolide B and bilobalide account for about 0.8% and 3% of the total extract, respectively. Other constituents include proanthocyanadins, glucose, rhamnose, organic acids, D-glucaric and ginkgolic acids.

商品名「ローカン」「タナカン」「テボニン」と販売されているEGb761は、成分構成とその比率が標準化されたイチョウ葉抽出成分で、フリーラジカル・スカベンジャーとして機能する抗酸化物質です。24%のフラボン配糖体、6%のテルペンラクトン(ギンコライドA、ギンコライドB、ギンコライドC、ビロバライド)などが含有しています。ギンコライドBとビロバライドは、それぞれ0.8%、3%となるよう調整されています。

EGb 761 promotes vasodilation and improves blood flow through arteries, veins and capillaries. It inhibits platelet aggregation and prolongs bleeding time. EGb 761, which was originated by Dr Willmar Schwabe Pharmaceuticals (Dr Willmar Schwabe Group), has been available in Europe as a herbal extract since the early 1990s. However, products containing EGb 761 are not approved for use by the US FDA. As a dietary supplement, Nature's Way in the US distributes and markets a standardised extract of Ginkgo biloba leaves (the EGb 761 Formula) under the name Gingold Nature's Way.

EGb761は、血小板の凝固を防ぎ血流の改善します。シュワベ製薬(シュワーベ製薬)によって開発されたEGb761は、1990年代初頭からヨーロッパで「herbal extract」として販売されていますが米国ではFDAの認可が下りずにサプリメントとして流通しています。(訳者注)「herbal extract」は「ハーブ抽出製剤」「ハーブ抽出物」「生薬製剤」のような日本語になると思われますが、ヨーロッパの薬事行政上「医薬品」扱いのようです。日本および米国、イギリスなどでは医薬品としては認可されておらず健康食品またはサプリメントとして流通しています。

The French company Beaufour-Ipsen and its German subsidiary Ipsen Pharma are co-developing EGb 761 with Dr Willmar Schwabe Group. Beaufour-Ipsen (France) is developing EGb 761 as Tanakan, Dr Willmar Schwabe Pharmaceuticals (Germany) as Tebonin and Ipsen Pharma (Germany) as Rokan. Intersan was formerly developing EGb 761 in Germany, but Intersan appears to have been merged into Ipsen Pharma. However, there has been no recent development for these indications.

フランスのイプセン社はシュワベ製薬(シュワーベ製薬)との共同開発にてEGb761を商品名「タナカン」として、シュワベ製薬はを商品名「テボニン」としてそれぞれ販売しています。

In the UK and other European countries, the cardioprotective effects of EGb 761 in myocardial ischaemia and reperfusion are being investigated in preclinical studies. The psychological and physiological benefits of ginkgo are said to be based on its primary action of regulating neurotransmitters and exerting neuroprotective effects in the brain, protecting against or retarding nerve cell degeneration.

イチョウ葉の心理的・生理的な恩恵は脳内伝達物質を制限し脳細胞の劣化防止に役立つとされています。(訳者注)専門用語が多く訳せませんでした。

Ginkgo also benefits vascular microcirculation by improving blood flow in small vessels and has antioxidant activity. There has been conflicting evidence about the benefits of ginkgo, e.g. the ginkgo clinical trial published in August 2002 in JAMA concluded that a leading ginkgo supplement did not produce measurable benefits for memory in healthy adults over 60, although a month earlier, another study concluded that the same ginkgo extract is effective in helping normal healthy older adults in memory and concentration.

イチョウ葉は、血流を改善し抗酸化作用があるとされます。しかし、2002年JAMAにて発行された論文によれば60歳以上の人間の記憶力に関して測定可能な改善は見られないという臨床実験結果が報告されました。しかし、その一ヶ月後、改善効果があるとする別の論文も発表されています。

However, in December 2002, the Cochrane Collaboration, the world's most respected scientific reviewer of clinical trials in medicine, concluded that the published literature strongly supports the safety and potential benefits of ginkgo in treating memory loss and cognitive disorders associated with age-related dementia.

2002年12月、世界で最も権威があるとされる(コクラン共同計画)の臨床試験では、イチョウ葉は加齢に伴う記憶障害や認知障害などに非常に高い有効な可能性があることが示されました。

A phase II study of EGb 761 in combination with fluorouracil is in progress in Germany in patients with pancreatic cancer. German researchers are investigating the potential of EGb 761 for the treatment of sudden deafness and tinnitus in clinical studies. EGb 761 was undergoing preclinical development for the potential treatment of diabetes in France, diabetic neuropathies in Russia, and cancer in Brazil. However, there has been no recent development for these indications. Beaufour-Ipsen has expressed the intention to license out its diabetes projects that may include EGb 761.

EGb761の研究フェーズIIが行われています。イチョウ葉のガンや糖尿病などさまざまな病気に対する薬効がさまざまな国で調査研究されていますが、現状大きな進展は見られません。
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どちらが正しいんでしょうね?



イチョウ葉の安全性を調べる(日本)
イチョウ葉の効用を調べる(海外)
イチョウの葉 #5 イチョウの葉茶
イチョウの葉 #4 燃えるイチョウ
イチョウの葉 #3 脳内血管
イチョウの葉 #2 イチョウ並木
イチョウの葉 #1

(2007-12-22)
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