( 香水工場の )
香る生活
四十肩とビタミン剤
近所のドラッグストアでの何でもない体験を一つ。
自家製ビタミンEオイルによるビタミン・マッサージは予想外にも湿疹という副作用に見舞われ休止中です。痛む四十肩対策としてビタミンCを服用しみることにしました。
「目、肩こり、腰の痛みに・・・」という宣伝を流す製薬会社さんは多い。
原理的にはビタミン類が肩や腰の末梢神経や末梢血管の傷を修復したり血行促進で痛みが取れるというもの。
個人的には今まであまりお世話になったことがないビタミンC錠剤ですが、昨日はドラッグストアでしげしげと眺めてきました。
様々なメーカーさんの製品が所狭しと並んでいました。製薬会社さんが謳うビタミンCの効用は主に2種類のようです。
「お肌のシミ・そばかす・肌荒れ」(肌対策)
「目・腰・肩の凝り」(疲労対策、血行改善)
成分はだいたいどこも同じでした。
・アスコルビン酸(ビタミンC)
・トコフェロール(ビタミンE)
・酪酸リボフラビン(ビタミンB2)
・あと添加物少々
配合比率も比較的似ていました。似ていないのは価格差。ビタミンCのグラム単位あたりの価格で比較すると安い製品から高い製品まで10倍くらいの価格差。
「高い方が効く」という消費者の方、多いのでしょうか。
(2007-07-30)
自家製ビタミンEオイルによるビタミン・マッサージは予想外にも湿疹という副作用に見舞われ休止中です。痛む四十肩対策としてビタミンCを服用しみることにしました。
「目、肩こり、腰の痛みに・・・」という宣伝を流す製薬会社さんは多い。
原理的にはビタミン類が肩や腰の末梢神経や末梢血管の傷を修復したり血行促進で痛みが取れるというもの。
個人的には今まであまりお世話になったことがないビタミンC錠剤ですが、昨日はドラッグストアでしげしげと眺めてきました。
様々なメーカーさんの製品が所狭しと並んでいました。製薬会社さんが謳うビタミンCの効用は主に2種類のようです。
「お肌のシミ・そばかす・肌荒れ」(肌対策)
「目・腰・肩の凝り」(疲労対策、血行改善)
成分はだいたいどこも同じでした。
・アスコルビン酸(ビタミンC)
・トコフェロール(ビタミンE)
・酪酸リボフラビン(ビタミンB2)
・あと添加物少々
配合比率も比較的似ていました。似ていないのは価格差。ビタミンCのグラム単位あたりの価格で比較すると安い製品から高い製品まで10倍くらいの価格差。
「高い方が効く」という消費者の方、多いのでしょうか。
(2007-07-30)
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香る生活
ミニシンポジウムのレビュー
7月26日、日比谷公園内にあるヴィラ・デ・マリアージュというレストランでフレグランス商社のフォルテさんとともにマスコミや流通の方をお呼びしてクリエイター・フレグランス&メゾン・フレグランスについてミニシンポジウムを開催しました。
30〜40名くらいのご参加をいただき感謝の言葉もありません。スピーカーの一人として少ししゃべらせていただいたきました。
終わってみていろいろ反省しました。
この種のシンポジウムやセミナーに日頃不満を感じることは、自社製品の宣伝だけに終始するシンポジウムやセミナーが多いことです。
「○○セミナー」に行ってみたら、それはセミナーではなく完全に製品発表会、その製品に関心があれば別ですが「やっぱタダのセミナーには行くもんじゃない」と後悔することも多々あります。
聴衆とってタメになるネタの提供が多少なりともなければ足を運んでくれた人に申し訳ありません。ネタが弱い分、高価なお土産を用意する記者会見などもありますが、これは本来禁じ手(喜ばれますが)。
今回のシンポジウムでは「現在、クリエイター・フレグランス&メゾン・フレグランスがなぜ注目されているか?」というテーマを取り上げました。
これを話すには、現在のほとんどのブランド香水が世界のトップ3の香料会社(ジボダン、IFF、フィルメニッヒ)で開発されている現状から始める必要があります。
このへんは私には体験談もないし、話す立場ではないのですが、話さないとストーリーの全体が中途半端になる気がしました。
しかし、ここからスタートすると、30分程度の持ち時間では、とても中途半端な話になりますし、なりよりも香料会社の話に関心をもってもらえるかどうかやや迷いました。
最近の香水はようやく、その香水を調香したパフューマーの名前も比較的ハイライトされるようになりました。
しかし、彼らはほとんどトップ3の香料会社に所属し、香料会社の体制のフレームワーク内で制作しているている事実はあまり一般的でないようです。
このへんから始めるか否か、結局、資料提供だけにしましたが、シンポジウムの終了後の歓談の時間になるべく多くのお客様に名刺交換をお願いして「今日タメになるネタはありましたか?」と質問して回りました。
香料会社の資料についてお褒めをいただいたケースはひとつもありませんでした。
予想外にも「メゾンフレグランス」の言葉の定義に「はじめてわかりました」という意見が多かったです。
メゾンフレグランスという言葉は、業界では使用われているものの正確な定義はまだ固まっていません、とくに文章化された定義がないため、ムード的な言葉になっています。
また、インターネットで検索される「香水」というビッグワードに連れるスモールキーワードのトップが「ランキング」「激安」「人気」であるという調査結果などを興味を抱かれ私自身予想外でした。
香料会社の話は、それほどお呼びでなかったようで、喜ばれる情報と当方が準備した情報のミスマッチがありました。
(2007-07-29)
30〜40名くらいのご参加をいただき感謝の言葉もありません。スピーカーの一人として少ししゃべらせていただいたきました。
終わってみていろいろ反省しました。
この種のシンポジウムやセミナーに日頃不満を感じることは、自社製品の宣伝だけに終始するシンポジウムやセミナーが多いことです。
「○○セミナー」に行ってみたら、それはセミナーではなく完全に製品発表会、その製品に関心があれば別ですが「やっぱタダのセミナーには行くもんじゃない」と後悔することも多々あります。
聴衆とってタメになるネタの提供が多少なりともなければ足を運んでくれた人に申し訳ありません。ネタが弱い分、高価なお土産を用意する記者会見などもありますが、これは本来禁じ手(喜ばれますが)。
今回のシンポジウムでは「現在、クリエイター・フレグランス&メゾン・フレグランスがなぜ注目されているか?」というテーマを取り上げました。
これを話すには、現在のほとんどのブランド香水が世界のトップ3の香料会社(ジボダン、IFF、フィルメニッヒ)で開発されている現状から始める必要があります。
このへんは私には体験談もないし、話す立場ではないのですが、話さないとストーリーの全体が中途半端になる気がしました。
しかし、ここからスタートすると、30分程度の持ち時間では、とても中途半端な話になりますし、なりよりも香料会社の話に関心をもってもらえるかどうかやや迷いました。
最近の香水はようやく、その香水を調香したパフューマーの名前も比較的ハイライトされるようになりました。
しかし、彼らはほとんどトップ3の香料会社に所属し、香料会社の体制のフレームワーク内で制作しているている事実はあまり一般的でないようです。
このへんから始めるか否か、結局、資料提供だけにしましたが、シンポジウムの終了後の歓談の時間になるべく多くのお客様に名刺交換をお願いして「今日タメになるネタはありましたか?」と質問して回りました。
香料会社の資料についてお褒めをいただいたケースはひとつもありませんでした。
予想外にも「メゾンフレグランス」の言葉の定義に「はじめてわかりました」という意見が多かったです。
メゾンフレグランスという言葉は、業界では使用われているものの正確な定義はまだ固まっていません、とくに文章化された定義がないため、ムード的な言葉になっています。
また、インターネットで検索される「香水」というビッグワードに連れるスモールキーワードのトップが「ランキング」「激安」「人気」であるという調査結果などを興味を抱かれ私自身予想外でした。
香料会社の話は、それほどお呼びでなかったようで、喜ばれる情報と当方が準備した情報のミスマッチがありました。
(2007-07-29)
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香る生活
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香る生活
日本の天然香料
曽田香料は、高砂香料工業、長谷川香料と並んで日本を代表する香料会社の一つですが、創業者である曽田政治氏は、日本における香料植物プランテーションの草分け的存在。
北海道・富良野のラベンダー産業もその起源は曽田氏から始まっています。
瀬戸内のゼラニウム、台湾のジャスミン、鹿児島のベニバナ、レモングラス・パチュリー・ベチバー(以上八丈島)、ベルガモット(小豆島)、クローブオイル(モルッカ諸島)・・・東奔西走、南北縦断、神出鬼没的に次から次へとハーブ畑を開拓していく様は、現在のハーブブームとは規模的にも内容的にも異次元です。
活躍された時代が、ちょうど合成香料全盛時代と重なったことが、氏の苦労がコマーシャルラインに乗りにくかった理由と思われますが、自然回帰が世界的な潮流になろうとしてる現在、もし曽田政治氏の活動があったなら、・・・
曽田政治氏のことを調べるために飯田橋「香りの図書館」に何度か通っています。
(2007-07-18)
北海道・富良野のラベンダー産業もその起源は曽田氏から始まっています。
瀬戸内のゼラニウム、台湾のジャスミン、鹿児島のベニバナ、レモングラス・パチュリー・ベチバー(以上八丈島)、ベルガモット(小豆島)、クローブオイル(モルッカ諸島)・・・東奔西走、南北縦断、神出鬼没的に次から次へとハーブ畑を開拓していく様は、現在のハーブブームとは規模的にも内容的にも異次元です。
活躍された時代が、ちょうど合成香料全盛時代と重なったことが、氏の苦労がコマーシャルラインに乗りにくかった理由と思われますが、自然回帰が世界的な潮流になろうとしてる現在、もし曽田政治氏の活動があったなら、・・・
曽田政治氏のことを調べるために飯田橋「香りの図書館」に何度か通っています。
(2007-07-18)
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