( 香水工場の )
香る生活
大手ブランドへの取材は?
「ブランドさんの取材はしないのですか?」というご質問をいただきました。
しないです。
巨大ブランドは正面から入ると広報部さんが対応してくださいます。
これは話していても、プレスリリースを読み聞かされているようで、どうしうもなく面白みがありません。
ところがコネがあればキーパーソンがいろいろ話してくれるのがこの世界ですので、コネができたら・・・できることはなさそうですが。 (2007-01-15)
しないです。
巨大ブランドは正面から入ると広報部さんが対応してくださいます。
これは話していても、プレスリリースを読み聞かされているようで、どうしうもなく面白みがありません。
ところがコネがあればキーパーソンがいろいろ話してくれるのがこの世界ですので、コネができたら・・・できることはなさそうですが。 (2007-01-15)
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香る生活
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香る生活
映画『パフューム-』
本屋さんを歩いていたら文庫本コーナーの『香水-ある人殺しの物語』(旧表紙)の表紙がクールになっていたので手に取ってみると映画ポスターに合わせて模様替えしてありました。
表紙タイトルもなぜか『パフューム-ある人殺しの物語』に変更されていて、原作を映画に合わせて変えたのかな、とページをめくると『香水-ある人殺しの物語』のまま。
中身は変更されていませんでした。
この映画については昨年ブログでお伝えしました(Das Parfumの映画化)。
あれはたまたまニュースを見つけ「へえー、完成したか」と呑気な発見で書きましたが、実際はその頃すでに東京国際映画祭で上映されたり、配給権を獲得したギャガ・コミュニケーションズさんによって試写会も開催されていた模様です。
『パフューム-ある人殺しの物語』(Das Parfum,パトリック・ジュースキント,1985)の日本封切りは3月3日、全国松竹・東急系にてロードショーだそうです。
「18世紀のパリはひどく臭かった・・・」から始まるナレーションは強烈です。
実はパリがクサかったのは有名な話です(近年まで犬のフンが多かったのも有名ですね)。パリの歴史は世界史に刻まれる数々の大事件や芸術の都としての役割は言うまでもありません。
しかし、成立から現在まで、絶え間ない人の流入と過剰人口による糞尿対策と激闘してきた街としての側面もあります。そのへんを丁寧に描いてくれていると面白いです。
パフューマーの仕事内容や、調香のプロセスも丁寧に描かれているといいなと期待しています。
知らない人に「こうやって香りを作るのか?」というような発見があればストーリーとは別の楽しみ方もでてくるかもしれません。
『上海の伯爵夫人』もそうでしたが、プロモーションを見る限り見せ方やストーリーはヨーロッピアンテイストが濃厚で、日本では好みが分かれるでしょう。
(2007-01-10)
表紙タイトルもなぜか『パフューム-ある人殺しの物語』に変更されていて、原作を映画に合わせて変えたのかな、とページをめくると『香水-ある人殺しの物語』のまま。
中身は変更されていませんでした。
この映画については昨年ブログでお伝えしました(Das Parfumの映画化)。
あれはたまたまニュースを見つけ「へえー、完成したか」と呑気な発見で書きましたが、実際はその頃すでに東京国際映画祭で上映されたり、配給権を獲得したギャガ・コミュニケーションズさんによって試写会も開催されていた模様です。
『パフューム-ある人殺しの物語』(Das Parfum,パトリック・ジュースキント,1985)の日本封切りは3月3日、全国松竹・東急系にてロードショーだそうです。
「18世紀のパリはひどく臭かった・・・」から始まるナレーションは強烈です。
実はパリがクサかったのは有名な話です(近年まで犬のフンが多かったのも有名ですね)。パリの歴史は世界史に刻まれる数々の大事件や芸術の都としての役割は言うまでもありません。
しかし、成立から現在まで、絶え間ない人の流入と過剰人口による糞尿対策と激闘してきた街としての側面もあります。そのへんを丁寧に描いてくれていると面白いです。
パフューマーの仕事内容や、調香のプロセスも丁寧に描かれているといいなと期待しています。
知らない人に「こうやって香りを作るのか?」というような発見があればストーリーとは別の楽しみ方もでてくるかもしれません。
『上海の伯爵夫人』もそうでしたが、プロモーションを見る限り見せ方やストーリーはヨーロッピアンテイストが濃厚で、日本では好みが分かれるでしょう。
(2007-01-10)
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香る生活
ノロウイルスは恐ろしかった(過去形)
ほんの1〜2ヶ月前ですが、あの頃は周囲の人間や取引先がノロウイルスでバタバタやられ打ち合わせの中止など何度か体験しました。
テレビでは「ノロウイルス、猛威をふるう」と繰り返し報道されていました。
ノロウイルスという病原体を私ははじめて聞きましたが、テレビの報道はまるで誰もが知っているウイルスような雰囲気、それだけ繰り返したので短期間に知名度が国民皆レベルにアップしたのでしょう。
一年前には「インフルエンザ60万人死亡説」がありました。
覚えていますか?凄い内容でしたね。
2005-2006年の冬、日本では最悪60万人亡くなる、というとてもまじめな報道が繰り返されタミフルの買い付けで、上に下への大騒ぎでした。
新年、ようやくビジネスが戻ってきた今日この頃です。ノロウイルス危機は去ったのでしょうか?
ノロウイルスで倒れた人々も現場に戻ってきました。報道もめっきり終息。
よいスタートになりそうです。今年もよりよい一年になりますように。
(2007-01-09)
テレビでは「ノロウイルス、猛威をふるう」と繰り返し報道されていました。
ノロウイルスという病原体を私ははじめて聞きましたが、テレビの報道はまるで誰もが知っているウイルスような雰囲気、それだけ繰り返したので短期間に知名度が国民皆レベルにアップしたのでしょう。
一年前には「インフルエンザ60万人死亡説」がありました。
覚えていますか?凄い内容でしたね。
2005-2006年の冬、日本では最悪60万人亡くなる、というとてもまじめな報道が繰り返されタミフルの買い付けで、上に下への大騒ぎでした。
新年、ようやくビジネスが戻ってきた今日この頃です。ノロウイルス危機は去ったのでしょうか?
ノロウイルスで倒れた人々も現場に戻ってきました。報道もめっきり終息。
よいスタートになりそうです。今年もよりよい一年になりますように。
(2007-01-09)
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香る生活
コンシンのジェルの感想「アトピーの人は・・・」
いただいた感想メール
コンシンのジェルのご感想の一つをご紹介します。
--------------感想引用------------------------
ブルガリアローズが入っている事がわかる、商品名の補足があるとアピールがしやすいと思いました。自分は超敏感肌でアトピーなのですが、これで肌がまける人は少ないと想像しました。
で、同じ体質の友人にプレゼントしようと思ったのですが「ブルガリアローズの」コンシンのジェルとか容器にかかれていたら、そういう感じの名前だとバラに関係がある、というよい先入観を持ちますので、香りを嗅いだ時の感動も大きいと思うのです。
こちらから熱意をもって説明してすすめると、敏感肌の人は反射的に逃げるかも(アトピーの人は、街中から親戚まで、あらゆる人にスキンケアの試供品を熱意を持って勧められます。霊感商法や悪徳商法の人も多いですし、熱心に知人に勧められて合わなかったと告げるのもつらい。さらっとすすめて欲しい。それはそれはとても辛い事なのです。)
何かに効く、という先入観でなく、アピールとしてのブルガリアローズを分かりやすい様に前面に出したほうが良いかと。たいして説明せずにさらっと渡せますから。見てすぐわかるアピール力が必要です。
--------------感想引用ここまで------------------------
熱意を持って勧められる辛さ
このメールの中でも特にこの部分 → 「アトピーの人は、街中から親戚まで、あらゆる人にスキンケアの試供品を熱意を持って勧められます。霊感商法や悪徳商法の人も多いですし、熱心に知人に勧められて合わなかったと告げるのもつらい。さらっと進めて欲しい。それはそれはとても辛い事なのです」
アトピーの方は、病気で苦しむだけでなく、周囲のお節介にうんざりしたり、時としてブラックビジネスのターゲットにされている状況を知りました。
自分自身を反省
私自身、アトピーの方に出会うとコンシンのジェルを試してもらえるようお願いしていたので、大げさにいえば加害者サイドの人間だったか、とややショックを受け反省させられました。
たしかに商品を見てパトッと「ブルガリアンローズ」を連想することは絶対にないはずです。かといって他社のようにバラのイラストを入れるのはあまりにも技がない、悩ましい選択でした。ご感想ありがとうございました。
(2006-12-28)
( 香水工場の )
香る生活
「ン」か「ム」か?
フランス語の日本語表記
今日の悩みはフランス語の日本語表記、「パルファン」か「パルファム」か?
似たような疑問に
「オードパルファン」か「オードパルファム」か?
「オーデコロン」か「オードコロン」か?
「オードトワレ」か「オーデトワレ」か?・・・
パン屋さんのフランス語名
東京には「VIE DE FRANCE」というパン屋さんがあります(あれ、全国にあるのかな?)。山崎製パンさんの直営店とフランチイジーから成るおしゃれなパンショップです。
私がはじめてこのパン屋さんを神谷町の地下鉄改札近くで見たとき、外資系さんだろうか?なんて思った記憶がありますが
「VIE DE FRANCE」(Life of France)
という店名が読めませんでした。英語風に「ビー・デ・フランス」と仮読みしましたが、VIE DE FRANCE社は自社を
「ヴィ・ド・フランス」
と書いています。なるほど。「DE」は「ド」と呼ぶんですね。
日本語に存在しない"音"
ところで、フランス人の「DE」は、はっきりいって日本語には存在しない音です。
「ド」でも「デ」でもなく「ドュ」がまだしも近いというレベルです。
ですので、この際「オードトワレ」であろうと「オーデトワレ」であろうと、突っ込まないというのがフレグランス業界の暗黙の了解です。オーデコロンも同じです。
いずれにしても日本語で正しい音は表記できない
オードパルファン(Eau de Parfum)は、最後の「m」を「ム」と読むか「ン」と読むかが分かれ道です。
フランス人の発音は「ム」でも「ン」でもなく、同じく日本語に存在しない音に聞こえます。
なので、これもどちらでもいいですよね。
資生堂さんは「オードパルファム」と表記するのですが、公正取引委員会のある勧告文には「オードパルファン」と表記せよ、とされています。
お役所から突っ込まれるのは後々困りますので、当社では「オードパルファン」の表記が多いです。
(2006-12-27)
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