( 香水工場の )
香る生活
香水と麻薬の微妙な接点
香水と麻薬は、まったく別物ながら、接点もあって注意を要する (2017/11/17)
( 下から見上げるよい眺め )
香水の原料である香料には、麻薬や覚醒剤の原料となりうるものがあります。
驚きではありません、もともと食品・香料・医薬品・麻薬類は同源ですから、その境目は限りなく不明瞭です。
たとえば、麻薬は多くの場合、劇的効果が期待できる医薬品ともいえます(劇的副作用もあるけど)。
そんなわけで、香料の中には、麻薬に関係する成分もある。
ですが、最近までそんなに意識することはありませんでした。
近年、違法薬物が社会問題化しており、取り締まりや規制は強化される傾向にあります。
いままで問題にならなかった香料も麻薬への転用の可能性があれば、危険な薬物原料と見なされるようになりました。
記事のテーマから少し脱線しますが、「脱法ハーブ」というネーミングに一言。
私が迷惑に感じる部分は「ハーブ」のところ。脱法ハーブは、ハーブでも何でもない。
大半は、違法薬物を、紅茶などの無関係な草や葉っぱに吹き付け、あえてハーブ形状に仕上げた薬物。
ケミカルのままなら薬物に見えますが、ハーブと呼ぶと、なんとなくナチュラルなイメージになる点が狙いでしょう。
しかも、ネットやショップでは、ハーブやお香の仲間として販売されているケースも多く当惑します。
脱法ハーブに使われる薬物は、合成大麻(合成カンナビノイド)が多いそうです。
当社では、香料会社さんから様々な香料を香水の原料として仕入れています。
そして、今回もいつものように購入リストを送ると、香料メーカーさんより、そのうちの一品が「麻薬向精神薬原料」なので、しかるべき手続きが必要との連絡がありました。
調べるとその一品、いつの間にか麻薬向精神薬原料リストに指定されていました。
( 「以前は、大丈夫だったのに」と驚き )
薬物関連の法律、いわゆる麻薬4法(「麻薬及び向精神薬取締法」「覚醒剤取締法」「大麻取締法」「あへん法」)は、いままで無関心に過ごしてきましたが、そうもいってられない時代。
実はこの原料、商社さん経由でフランスからの購入も検討しました。
しかし、フランスでも規制対象となったようで、しかるべき手続きが必要。
国内で申請可能なのか、それともフランスでやるのか、大変そうな予感がして詳細を調べることなく、国内調達に絞りました。
そんなわけで、先日、しかるべき手続きの一環として都庁の「薬務課」さんに足を運びました。
なにせ、10年ぶりの都庁、お上りさん状態です。
都庁の下からシャッターを切りました。
そして、21階の薬務課へ。前回の都庁訪問も同じ薬務課でした。
そのときは薬事法関連の相談でしたが、前回と違う点は、入り口からすぐに麻薬関連のアナウンスメントや案内が大きく出ていたこと。
薬物問題が大きな案件になっていることを肌で感じました。
(2017-11-17)
( 下から見上げるよい眺め )
香料と麻薬
香水の原料である香料には、麻薬や覚醒剤の原料となりうるものがあります。
驚きではありません、もともと食品・香料・医薬品・麻薬類は同源ですから、その境目は限りなく不明瞭です。
たとえば、麻薬は多くの場合、劇的効果が期待できる医薬品ともいえます(劇的副作用もあるけど)。
そんなわけで、香料の中には、麻薬に関係する成分もある。
ですが、最近までそんなに意識することはありませんでした。
違法薬物問題で、香料もクローズアップ
近年、違法薬物が社会問題化しており、取り締まりや規制は強化される傾向にあります。
いままで問題にならなかった香料も麻薬への転用の可能性があれば、危険な薬物原料と見なされるようになりました。
迷惑なネーミング「脱法ハーブ」
記事のテーマから少し脱線しますが、「脱法ハーブ」というネーミングに一言。
私が迷惑に感じる部分は「ハーブ」のところ。脱法ハーブは、ハーブでも何でもない。
大半は、違法薬物を、紅茶などの無関係な草や葉っぱに吹き付け、あえてハーブ形状に仕上げた薬物。
ケミカルのままなら薬物に見えますが、ハーブと呼ぶと、なんとなくナチュラルなイメージになる点が狙いでしょう。
しかも、ネットやショップでは、ハーブやお香の仲間として販売されているケースも多く当惑します。
脱法ハーブに使われる薬物は、合成大麻(合成カンナビノイド)が多いそうです。
向精神薬の原料リスト・・買えない香料
当社では、香料会社さんから様々な香料を香水の原料として仕入れています。
そして、今回もいつものように購入リストを送ると、香料メーカーさんより、そのうちの一品が「麻薬向精神薬原料」なので、しかるべき手続きが必要との連絡がありました。
調べるとその一品、いつの間にか麻薬向精神薬原料リストに指定されていました。
( 「以前は、大丈夫だったのに」と驚き )
薬物関連の法律、いわゆる麻薬4法(「麻薬及び向精神薬取締法」「覚醒剤取締法」「大麻取締法」「あへん法」)は、いままで無関心に過ごしてきましたが、そうもいってられない時代。
実はこの原料、商社さん経由でフランスからの購入も検討しました。
しかし、フランスでも規制対象となったようで、しかるべき手続きが必要。
国内で申請可能なのか、それともフランスでやるのか、大変そうな予感がして詳細を調べることなく、国内調達に絞りました。
10年ぶりの都庁・薬務課
そんなわけで、先日、しかるべき手続きの一環として都庁の「薬務課」さんに足を運びました。
なにせ、10年ぶりの都庁、お上りさん状態です。
都庁の下からシャッターを切りました。
そして、21階の薬務課へ。前回の都庁訪問も同じ薬務課でした。
そのときは薬事法関連の相談でしたが、前回と違う点は、入り口からすぐに麻薬関連のアナウンスメントや案内が大きく出ていたこと。
薬物問題が大きな案件になっていることを肌で感じました。
(2017-11-17)
( 香水工場の )
香る生活
香水作りセミナーのレビュー
今回も京成バラ園さんにてセミナー(ローズ香水を作ろう)を開催してきました (2017/11/08)
(完全初心者でも、アコードが取れた、かなりよい香りを作られる方も。プロと違う点は、偶然よい香りになるか、狙ってよい香りにするかという部分でしょうか)
毎年2回前後、京成バラ園(千葉県)さんでセミナーを開催させていただいております。
香水作りの未体験のお客さまに、香水作りを体験してもらうという主旨のイベントです。
今回も2セッション、満席となりました。ご参加いただいたお客さまには感謝申し上げます。
京成バラ園さんで開催するので、選択の余地はなく「バラ香水」オンリーでやってきました。
セミナーは、内容的には遊びですが、制作のプロセスは、プロの調香師(パフューマー)さんと基本的に同じですので、お客さまにもリアルな体験になったと思います。
毎回、感じるのですが、セミナーと言っても話よりは「実習」ですね。
長い話はせずに、調香について、ごくごく基本的な注意点を説明したら、比較的すぐに実習に入ってもらうスタイルにしています。
実習に入ると、俄然、みなさん、テンションが上がるようです。
もはや、自分だけの制作の世界に没頭する人もちらほら。
しかし、使う原料の種類や配合比に悩みすぎて、何回も原料(香料)を継ぎ足す人は、多くの場合、香りにも"迷い"が出やすく調和が取れた香り(アコード)にならないようです。
一方で私も使いたいと思えるくらい"きれいな香り"を作られる方もおられます。
機会がありましたら、いつの日かご参加ください。
(2017-11-08)
(完全初心者でも、アコードが取れた、かなりよい香りを作られる方も。プロと違う点は、偶然よい香りになるか、狙ってよい香りにするかという部分でしょうか)
10年以上続けているセミナー
毎年2回前後、京成バラ園(千葉県)さんでセミナーを開催させていただいております。
香水作りの未体験のお客さまに、香水作りを体験してもらうという主旨のイベントです。
今回も2セッション、満席となりました。ご参加いただいたお客さまには感謝申し上げます。
テーマはバラ香水
京成バラ園さんで開催するので、選択の余地はなく「バラ香水」オンリーでやってきました。
セミナーは、内容的には遊びですが、制作のプロセスは、プロの調香師(パフューマー)さんと基本的に同じですので、お客さまにもリアルな体験になったと思います。
制作実習が断然楽しい
毎回、感じるのですが、セミナーと言っても話よりは「実習」ですね。
長い話はせずに、調香について、ごくごく基本的な注意点を説明したら、比較的すぐに実習に入ってもらうスタイルにしています。
実習に入ると、俄然、みなさん、テンションが上がるようです。
もはや、自分だけの制作の世界に没頭する人もちらほら。
しかし、使う原料の種類や配合比に悩みすぎて、何回も原料(香料)を継ぎ足す人は、多くの場合、香りにも"迷い"が出やすく調和が取れた香り(アコード)にならないようです。
一方で私も使いたいと思えるくらい"きれいな香り"を作られる方もおられます。
機会がありましたら、いつの日かご参加ください。
(2017-11-08)
( 香水工場の )
香る生活
ブンジーズ vs ・・・
ダイラーズ
移転前、小平市で営業していた頃、近所で採用したスタッフさんを社内的に「ダイラーズ」「コダイラーズ」と呼んでいました。
国分寺市に移転後は、将来この地のスタッフもでてくると思いますし、私も国分寺に住んでいますので、この地のスタッフもまとめた名称を付けることに。
ブンジーズ
国分寺では市に関連する文物に「ぶん」が付けられることがあります。たとえば、市営のコミュニティバスは「ぶんバス」。ということで社内の国分寺スタッフ達を「ブンジーズ」と命名しました。
ハマーズ
他の地から通ってくるスタッフもおりますが、その他のスタッフは、まだ少なく無名チームのままに(ただし、横浜スタッフだけは「ハマーズ」で確定かな)。
ご当地対抗
将来的には、ご当地対抗自慢やご当地対抗製品企画などの社内イベントができればと考えています。
(2017-11-07)
( 香水工場の )
香る生活
2017年「サンタの贈り物 サニーオレンジ」
毎年、年末に違う香りをご提案する「サンタの贈り物」、今年の香りは? (2017/11/02)
(サンタの贈り物「サニーオレンジ」)
レモンやグレープフルーツなど柑橘系の果物は、皮から精油が比較的簡単に抽出できます。
そのため、柑橘系の精油は、香水の原料として入手しやすく、またその香り立ちは、多くの人々に愛されるため、よく使われる香料の一つです。
"柑橘系の香水"、といえば、どちらかといえば果皮からほとばしる爽快な香りをメインにした爽やかさが一般的なイメージだと思います。
当社の人気オードパルファム『柑橘系』は、まさにそんな香りですが、今回リリースする『サンタの贈り物 サニーオレンジ』は、ひと味違います。
テーマはミカン。
香りは、皮から採れる精油の香りだけではなく、果実の甘い香りが漂うオードパルファムです。
『サニーオレンジ』の原料には、ポンカン・ミカン・マンダリンオレンジなど爽やかな甘みが特徴の香りが使用されています。
これらはレモンやベルガモットのような、かなりパワフルな爽快感には及びませんが、お日様のような暖かみがある優しい香りが特徴です。
『サンタの贈り物 サニーオレンジ』も、柑橘系らしくシャープな香り立ちから始まりますが、すぐに冬の寒さが、やわらぐような、暖かい香りへと変化します。
制作したパフューマーは、もともと「たいよう」というネーミングを考えていました。
しかし、太陽では光線のイメージになることから「サニーオレンジ」というタイトルに落ち着きました。
柑橘系の香水ですが、いわゆる"柑橘系"とは雰囲気が少し違う、楽しい・暖かいミカン系の香りに仕上がりました。
サンタの贈り物
(2017-11-02)
(サンタの贈り物「サニーオレンジ」)
テーマはミカンの香り
レモンやグレープフルーツなど柑橘系の果物は、皮から精油が比較的簡単に抽出できます。
そのため、柑橘系の精油は、香水の原料として入手しやすく、またその香り立ちは、多くの人々に愛されるため、よく使われる香料の一つです。
"柑橘系の香水"、といえば、どちらかといえば果皮からほとばしる爽快な香りをメインにした爽やかさが一般的なイメージだと思います。
当社の人気オードパルファム『柑橘系』は、まさにそんな香りですが、今回リリースする『サンタの贈り物 サニーオレンジ』は、ひと味違います。
テーマはミカン。
香りは、皮から採れる精油の香りだけではなく、果実の甘い香りが漂うオードパルファムです。
シャープで暖かい香り
『サニーオレンジ』の原料には、ポンカン・ミカン・マンダリンオレンジなど爽やかな甘みが特徴の香りが使用されています。
これらはレモンやベルガモットのような、かなりパワフルな爽快感には及びませんが、お日様のような暖かみがある優しい香りが特徴です。
『サンタの贈り物 サニーオレンジ』も、柑橘系らしくシャープな香り立ちから始まりますが、すぐに冬の寒さが、やわらぐような、暖かい香りへと変化します。
サニーオレンジ
制作したパフューマーは、もともと「たいよう」というネーミングを考えていました。
しかし、太陽では光線のイメージになることから「サニーオレンジ」というタイトルに落ち着きました。
柑橘系の香水ですが、いわゆる"柑橘系"とは雰囲気が少し違う、楽しい・暖かいミカン系の香りに仕上がりました。
サンタの贈り物
(2017-11-02)
( 香水工場の )
香る生活
テレビに出たい?
小さな会社には様々な売り込みが来ます。会社ならではの珍しい売り込みの一つが「テレビに出られます」サービス。企業はたしかに自社製品をテレビで露出させたいものの・・・ (2017/10/27)
(ケーブルテレビ用CMの撮影現場、都内の貸しスタジオで商品撮影をやっているところ、何年も前の話)
こんなメールが当社にもよくきます。
おそらく内容はテレビ局のプロデューサー(番組の企画責任者)レベルの人々にプレスリリースを送ったり、実際に会って手渡したりなど、売り込みを代理してくれるサービス。
芸能事務所の企業版といった感じでしょうか。
「テレビに出れるかどうか=カネ次第」? を思わせるサービスですが、実際は、時代のニーズやTV番組の主旨に合うかどうかであり、いくら投資してもダメな場合はダメですよね。
テレビ取材支援サービスを利用したことはありませんが、一度、個人的にこの種のコンサルタントさんとミーティングをしたことがあります。
もともとキー局でプロデューサーをされていた方で、誰もが知っている有名人さんとも公私にお付き合いがあるようでした。
「このコンサル受けたら、テレビで取り上げてもらえるかも?」と内心、取らぬ狸の皮算用をしたことは事実です。しかし、当社らしくもないマーケティング、見送りました。
CMは、お金さえ払えば、かなりの確率でテレビで商品露出が可能です。
「取材」という形で取り上げられれば無料というだけでなく、自己PR型の「広告」とは別次元の好印象を残せます。だから取材がダントツですが、取材がダメなら残された選択肢はCM。
テレビCM料金は、過去10年で、驚異プライスからお値打ちプライスへと下落中とはいえ、予算的に地上波でCMを流すことは現在の当社ではありえません。
しかし、ケーブルテレビなら、中小企業でも比較的気軽に流せます。
ケーブルテレビの残念な点は、受信可能な世帯数は多くても、実際に見ている人は非常にレアなところ。
さて、実際にオンエアしてみると、なんと1回のオンエア(30万-50万世帯)で売上0件、数十回のオンエアでも安定して0件。
CMの総累積到達件数1,000万世帯を超えたと思いますが、それでも「0件!」
予想以上のインパクトでした
(同時に、香水ビジネスって難しいなと感じました)
実際の視聴者数が期待できないケーブルテレビではCMを流しても、大して売上が上がらないと予測していました。
ただ、テレビCM効果の可能性の検証という点で、学ぶべきものがあると期待しておりました。
(そして、その経験値や手応えをベースに将来、地上波でのCM展開もありうるかも?という皮算用も)
しかし、0件だと、なんというか「検証のしようがない」が率直な感想でした。スタートラインにさえ立てなかった感触しか残りませんでした。
誤解を招くといけませんので補足します。"ケーブルだとCMがムダ"という話ではなく、"香水とテレビCMは相性が良くない"という感触を抱きました。
他の商品なら違う結果だったかもしれません。
この事件以来、製品のテレビ露出への関心は、減衰したままです。
香水とテレビCMは、相性は良くないという考えは、今でも変わりません。
だから、一部の世界的なブランドさんが、たまに、香水のテレビCMを流していると
「このCMの真意は?」
とCM放映の裏側を空想したりするクセがついてしまいました。
(2017-10-27)
(ケーブルテレビ用CMの撮影現場、都内の貸しスタジオで商品撮影をやっているところ、何年も前の話)
「テレビ番組取材支援サービスのご案内」というメール
こんなメールが当社にもよくきます。
おそらく内容はテレビ局のプロデューサー(番組の企画責任者)レベルの人々にプレスリリースを送ったり、実際に会って手渡したりなど、売り込みを代理してくれるサービス。
芸能事務所の企業版といった感じでしょうか。
「テレビに出れるかどうか=カネ次第」? を思わせるサービスですが、実際は、時代のニーズやTV番組の主旨に合うかどうかであり、いくら投資してもダメな場合はダメですよね。
テレビ業界に人脈を持つ人々
テレビ取材支援サービスを利用したことはありませんが、一度、個人的にこの種のコンサルタントさんとミーティングをしたことがあります。
もともとキー局でプロデューサーをされていた方で、誰もが知っている有名人さんとも公私にお付き合いがあるようでした。
「このコンサル受けたら、テレビで取り上げてもらえるかも?」と内心、取らぬ狸の皮算用をしたことは事実です。しかし、当社らしくもないマーケティング、見送りました。
テレビCMに関心があった一時期
CMは、お金さえ払えば、かなりの確率でテレビで商品露出が可能です。
「取材」という形で取り上げられれば無料というだけでなく、自己PR型の「広告」とは別次元の好印象を残せます。だから取材がダントツですが、取材がダメなら残された選択肢はCM。
テレビCM料金は、過去10年で、驚異プライスからお値打ちプライスへと下落中とはいえ、予算的に地上波でCMを流すことは現在の当社ではありえません。
しかし、ケーブルテレビなら、中小企業でも比較的気軽に流せます。
ケーブルテレビならCMを打てる、が・・・
ケーブルテレビの残念な点は、受信可能な世帯数は多くても、実際に見ている人は非常にレアなところ。
さて、実際にオンエアしてみると、なんと1回のオンエア(30万-50万世帯)で売上0件、数十回のオンエアでも安定して0件。
CMの総累積到達件数1,000万世帯を超えたと思いますが、それでも「0件!」
予想以上のインパクトでした
(同時に、香水ビジネスって難しいなと感じました)
テレビCMへの関心は薄れ
実際の視聴者数が期待できないケーブルテレビではCMを流しても、大して売上が上がらないと予測していました。
ただ、テレビCM効果の可能性の検証という点で、学ぶべきものがあると期待しておりました。
(そして、その経験値や手応えをベースに将来、地上波でのCM展開もありうるかも?という皮算用も)
しかし、0件だと、なんというか「検証のしようがない」が率直な感想でした。スタートラインにさえ立てなかった感触しか残りませんでした。
誤解を招くといけませんので補足します。"ケーブルだとCMがムダ"という話ではなく、"香水とテレビCMは相性が良くない"という感触を抱きました。
他の商品なら違う結果だったかもしれません。
香水とテレビCMは相性が良くない
この事件以来、製品のテレビ露出への関心は、減衰したままです。
香水とテレビCMは、相性は良くないという考えは、今でも変わりません。
だから、一部の世界的なブランドさんが、たまに、香水のテレビCMを流していると
「このCMの真意は?」
とCM放映の裏側を空想したりするクセがついてしまいました。
(2017-10-27)
( 香水工場の )
香る生活
香水の会社が移転してきました
昨日のブログの続き (2017/10/21)
数日前の近所の方との会話です。
当社の目の前は府中街道。大きな交通量を誇る道路ですが、近くには小学校も多く、子供達の通学路にもなっています。
夕方には家族で散歩する方もおられ、最近できた当社に興味津々で近寄る子供達も。
ドアを開けて、荷物整理をしていたら、寄ってきた子供の陰にいた母親に、何の会社さんですか?と問われ、
「香水の会社です、香水のメーカーですよ」と返答しました。
すると、絶句の表情。予想外だったのでしょうか。
その絶句の意味は、"歓迎"? それとも"拒否"?いまでも不明です。
それと移転したばかりですが、早くも飛び込み営業マンの攻勢に押されております。
一つはコピー機(複合機)の営業マン、もう一人は警備会社さんの営業マン。本当にどうやって会社が移転してきたことを知るのか、その調査能力には脱帽。
もしやネットに、企業の移転情報などを収集公開しているサイトがあるかもと調べましたが、不明でした。
開業する場合は、法務局に届けますが、この開業情報を公開しているサイトはあるようです(どこから漏れているのかな?)。しかし、移転情報などどうやって知るのか・・・
あと、予想外の客人は、近所の町内会の会長さま。
突然入ってきて「何の会社さん?」と。
香水の会社と説明しましたが、今ひとつ理解頂けなかった模様ですが、「歓迎ですよ、もっと飾り付けなど派手にやって頂き、ぜひこの付近を賑やかにして欲しい」と言われました。
歓迎されている雰囲気は伝わってきましたが、うーん、なんというか、人通りを増やせるようなタイプの会社ではないのだが・・・・
「とにかく、よろしく!」と去って行かれました。
(2017-10-21)
何のお仕事ですか? え? こう、香水?
数日前の近所の方との会話です。
当社の目の前は府中街道。大きな交通量を誇る道路ですが、近くには小学校も多く、子供達の通学路にもなっています。
夕方には家族で散歩する方もおられ、最近できた当社に興味津々で近寄る子供達も。
ドアを開けて、荷物整理をしていたら、寄ってきた子供の陰にいた母親に、何の会社さんですか?と問われ、
「香水の会社です、香水のメーカーですよ」と返答しました。
すると、絶句の表情。予想外だったのでしょうか。
その絶句の意味は、"歓迎"? それとも"拒否"?いまでも不明です。
嗅覚が効く営業マン達
それと移転したばかりですが、早くも飛び込み営業マンの攻勢に押されております。
一つはコピー機(複合機)の営業マン、もう一人は警備会社さんの営業マン。本当にどうやって会社が移転してきたことを知るのか、その調査能力には脱帽。
もしやネットに、企業の移転情報などを収集公開しているサイトがあるかもと調べましたが、不明でした。
開業する場合は、法務局に届けますが、この開業情報を公開しているサイトはあるようです(どこから漏れているのかな?)。しかし、移転情報などどうやって知るのか・・・
突然、入ってくるおじいさん達も
あと、予想外の客人は、近所の町内会の会長さま。
突然入ってきて「何の会社さん?」と。
香水の会社と説明しましたが、今ひとつ理解頂けなかった模様ですが、「歓迎ですよ、もっと飾り付けなど派手にやって頂き、ぜひこの付近を賑やかにして欲しい」と言われました。
歓迎されている雰囲気は伝わってきましたが、うーん、なんというか、人通りを増やせるようなタイプの会社ではないのだが・・・・
「とにかく、よろしく!」と去って行かれました。
(2017-10-21)
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