( 香水工場の )
香る生活
ボンセント ヘアオイルは使えるか?
お客様コメントは一番下に・・ (2023/04/11)
( 役に立っている? )
ボンセント ヘアオイルの使い心地はいかがですか?
コンセプトが、ほぼほぼ植物オイル、髪の健康のために!・・ですのでこのヘアオイルにもっとも効果を感じていただける方はパサパサ、チリチリといった髪にダメージを受けている方ではないかと考えています。
逆に言えば、髪が元気な方、若い世代にはヘビーなオイルかもしれません。
(そういう方は、このヘアオイル、薄~くお使いください!・・でないとテカテカ頭に)
( 髪の健康のために )
しかし、お話を聞けば、「大学生の息子が使っている」とか「高校生の娘が使っている」といったご意見も。
どんな使い方だろう?と聞き直せば髪のスタイリング剤的な使い方でした。
朝の身繕いの最後のフィニッシュとしてのヘアオイルのようです。
アホ毛(浮き毛)対策としてという方も。
ドレスアップの最後のシメは香水のワンプッシュ、身繕いの最後のシメは髪の毛といったお話ですね。
ボンセント ヘアオイルのご利用、ありがたいですね~
「ボンセント ヘアオイル」を実際にお使いいただいている方にお願いです。
みなさまの使い方や使い心地を教えてください。
下記からコメントいただけましたら幸いです →
(※投稿いただいた方から抽選で5名様にヘアオイルをプレゼントいたします。2023年4月18日まで。当選は個別にご連絡)
お客様コメント:
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(2023-04-11)
( 役に立っている? )
使い方はいろいろ
ボンセント ヘアオイルの使い心地はいかがですか?
コンセプトが、ほぼほぼ植物オイル、髪の健康のために!・・ですのでこのヘアオイルにもっとも効果を感じていただける方はパサパサ、チリチリといった髪にダメージを受けている方ではないかと考えています。
逆に言えば、髪が元気な方、若い世代にはヘビーなオイルかもしれません。
(そういう方は、このヘアオイル、薄~くお使いください!・・でないとテカテカ頭に)
( 髪の健康のために )
しかし、お話を聞けば、「大学生の息子が使っている」とか「高校生の娘が使っている」といったご意見も。
どんな使い方だろう?と聞き直せば髪のスタイリング剤的な使い方でした。
朝の身繕いの最後のフィニッシュとしてのヘアオイルのようです。
アホ毛(浮き毛)対策としてという方も。
ドレスアップの最後のシメは香水のワンプッシュ、身繕いの最後のシメは髪の毛といったお話ですね。
ボンセント ヘアオイルのご利用、ありがたいですね~
(あなたの感想を募集中!)
「ボンセント ヘアオイル」を実際にお使いいただいている方にお願いです。
みなさまの使い方や使い心地を教えてください。
下記からコメントいただけましたら幸いです →
(※投稿いただいた方から抽選で5名様にヘアオイルをプレゼントいたします。2023年4月18日まで。当選は個別にご連絡)
お客様コメント:
2023/04/11 (Tue) 15:12:20
ドライヤーの後に
・コメント:
シャンプー、コンディショナーの後、髪の毛を乾かします。完全に乾ききってから、手のひらに1~2滴。
指の間にも刷り込む感じにのばして、優しく髪の毛を触る感じ。
指の間に毛先を通す。
・・もえ
お客様コメント:
2023/04/11 (Tue) 16:05:14
香りよしツヤよし!
・コメント:
届いたボトルを見ると「え、ちっさ…少なすぎない…??」となるのですが、一回で使う量が一円玉大、とても少なくて済むのです。
そんな少量なのにしっかりと髪の毛にはツヤ。
そして香りが素晴らしすぎる。
(この香りの香水は出来ないのでしょうか!?)
香りがいつまでも残るのが苦手なのですが、このオイルは使うときだけ香る。ちょうどいい。
・・薄荷
お客様コメント:
2023/04/11 (Tue) 18:49:32
期待を超えていました!
・コメント:
これまで椿油、馬油などをヘアオイルで使用したりしておりましたが、それほど魅力を感じず、時々使う程度でしたが、こちらを使用しましたところ、香りは、わたし好み、ちょうどよい強さの香りで、とても気に入りました。
実際、使用した日は、とくにパサつきがひどかったので、風呂上がりにティースプーン1杯程度を使用しましたが(ショートヘアなので)、とてもよく馴染み、髪もやわらかくなり、これはリピート必須と感じました。
この香りが気に入ったので、手や首などもにもつけております。
・・シトラスレモン
(国分) ショートヘアなの「ティースプーン1杯」?・・小さな茶さじ程度の大きさ?
お客様コメント:
2023/04/11 (Tue) 19:59:25
良い香りでサッパリしていて良い
・コメント:
洗髪後の乾燥時の仕上げに使っています。
半乾きの時に3ヶ所程、左右後ろの頭頂部付近に付けて白木の櫛で梳かします。ベタつかず、ラベンダーの微かな香りに癒されます。スプレー式で使いやすいです。
・・金髪でパサパサ
(国分) 「白木の櫛」が優雅ですね。ヘアオイルを吸わないことを祈ります
お客様コメント:
2023/04/11 (Tue) 22:09:24
親子で愛用
・コメント:
親子で肌が弱く、化学的なものではすぐトラブルになります。
敏感肌用のシャンプー、トリートメントではパサパサになりがちな髪を整えてくれ、母はうねり、娘はボリュームダウンに一役かってくれるのは、ボンセントヘアオイルだけでとても重宝しています。
・・ほげらほむら
(国分) 髪の「うねり」にもお役に立てて光栄です
お客様コメント:
2023/04/12 (Wed) 11:18:52
ドライヤー前に1円玉位
・コメント:
くせ毛で拡がりやすい髪質をどうにかしたくて様々なヘアケア製品を試していました。
アフターバストリートメントは香りも重要です。
何故だかいまひとつわかりませんが、私には、仕上がり、手触り、艶感、においていちばんです。
ドライヤー前に1円玉位、仕上げにほんの少し毛先につけています。翌朝の髪の調子が良くなります。
欲を言うなら、もう少し香りが強めでもいいなあ、、
小さなボトルですが、少量でいいのですごく持ちます。
手や爪にも塗り込んでます。
・・みけねこ
お客様コメント:
2023/04/12 (Wed) 20:14:34
髪のスタイリング剤として
・コメント:
私ももっぱら髪のスタイリング剤として使っています。
多くても5滴まで、その日の髪質となりたいウェット感に合わせて、一滴ずつ調整します。
香りは自然な植物の香り…使っていると自分は癒やされます。
・・ちひろ
お客様コメント:
2023/04/13 (Thu) 12:19:12
ベリーショートのスタイリング
・コメント:
ベリーショートのスタイリングに愛用しています。
ボンセント・ヘアオイルを手のひらに向けてワンプッシュ(ここ大事)、手全体に薄くのばしてから洗髪するような感じでわしゃわしゃとつけます。
ほんのりと艶も出て落ち着いたいい感じに仕上がります。
気をつけなければならないのは使用量ですね。
本当にワンプッシュだけ、それも必ず手全体(手のひらと手の甲や指)にのばしてから使うのがコツだと思います。
・・るんびに
お客様コメント:
2023/04/13 (Thu) 18:34:50
乾かした後仕上げに
・コメント:
初めて頂いた時、香りが良く心地よいなぁという言うくらいでしたが、一本使い切る頃に美容室でホームケア何か変えました?と言われて髪の状態が良い事に気づきました。
使い方は夜洗髪し、乾かした後仕上げにこのスプレー8プッシュを毛先20cmほどに揉み込みます。忘れると翌朝の収まりが悪いです。
他には、全身に使えるので旅先に持っていくのに重宝します。
・・秋桜
お客様コメント:
2023/04/18 (Tue) 00:30:17
使い方を間違えるとギトギトに
・コメント:
私は香水瓶に入ってるボンセントヘアオイルを使っています。
使い方を間違えるとギトギトになってしまいます。
付け方を工夫していて、表面からべたぁ~とつけるとだめなので、髪の裏側から(下から上に)つけます。
前髪は特に、裏につけるだけです。で、手に薄っすら残ったオイルをアホ毛を抑えるのに、表面になで付けるだけです。
・・カレント
(2023-04-11)
( 香水工場の )
香る生活
クロモジ香水を作る
森の香りを秘めるクロモジ (2023/04/10)
( 高尾山で見つけたクロモジの花。バリバリの直射日光より半日陰の日当たりを好むようで杉林の中の開けた場所などで見つけやすい )
「クロモジ香水を作る」とタイトルで宣言しましたが、作るのは調香師(パフューマー)さんです。
そしてもうできている。
『黒文字の花』というネーミングになった。
クロモジは精油が採れる樹木、うれしいことに国内の山林ではたいてい普通に自生している。
(クロモジの北限はサクラに似ているので北海道では、もしかしたら自生していないかも)
そして、クロモジ精油を採取している蒸留所さんもたくさんある。
だからクロモジ精油は入手しやすい。
クロモジは古来より香りの樹木として日本人に愛されてきた。
とはいえ、ただ生えているだけでは香りは感じられない。
クロモジ油は枝の皮と幹の間に多く含まれるため、枝や葉を折ったりちぎったりするとその香りが感じられる。
その香りの元がクロモジ油である。
この記事で言うクロモジ精油とはクロモジ油を指している。
この記事を書くために日曜日、早朝から高尾山を登ってきた。
東京周辺の人間にとって高尾山はよく知られた観光地、一言で言えば東京都心から電車でサクッと行ける本格的な山。
大阪周辺の人にとっての吉野山的なポジションといえば関西圏の人にもわかりやすいかもしれない。
吉野山の方が歴史も規模もはるかに大きいが、高尾山も魅力的な山である。
標高はわずか600メートル。
なので登山としては物足りないものの、体力が余る場合は高尾山の裏に続く山脈へと遠出すれば、7~8時間はすばらしい景色を楽しめる。そして体力消耗しきるまで歩くとハイな気分になれる、しかもその日のうちに都心に戻れる近さ。
クロモジは多くの山で自生しているが、その密集度はいろいろ。
高尾山にクロモジの群生地があるかどうかわからない。
昨日の高尾山では稲荷山コースをたどってみたが、頂上まで1時間の間に数カ所でクロモジに出会えた。
( クロモジの樹木はやせてヒョロヒョロと伸びるものが多い。特徴がないのでみわけにくい )
日曜日の高尾山・・それにしても登山者の多いことよ、そして、外国からのお客様の多いことよ。
ミシュラン三つ星になる前は、孤独を楽しめる霊山の雰囲気があった。
古来より修験者が修行を行う山だったし、現在でも山中にある滝行道場では年間数万人が滝に打たれているらしい。
しかし、2007年のミシュラン以降、日曜日の山道を連なる人々の列はまるで列車のように途切れずお祭りのような賑わいである。
クロモジは枝と葉に油分が含まれているので精油(クロモジ油)は枝葉を水蒸気蒸留で採取する。
(クロモジの花は平均的な蒸留所さんでは精油採取には使用されない)
精油は枝と葉に含まれるため、ウッディな香りやグリーンな香りを空想しがちだが、クロモジ精油の特徴的なメイン成分は "なんとリナロール" である。
(「なんと!」の連呼は、大騒ぎテレビ通販みたいで安っぽいのだが、それを知ったときの私の素直な心情はこれだった)
リナロールは花の香りを思わせるとってもフローラルな香りの代表的成分。
(意外でしょ?)
他の成分には、α-ピネン、β-ピネン、テルピネオール、リモネン、シネオールなど。
これらはウッディ系+シトラス系である。
よってクロモジ精油の香りは、フローラル系からウッディ系、シトラス系の成分まで多彩な香りが詰まっており、香りの宝庫的精油なのだ。
しかし、精油自体をスメリングするとメインのリナロールよりもウッディ系でスパイシーな香りだと私は感じる。
(この理由はわからない)
で、精油そのものの香りは山中で瞑想しているかのような静寂感が実によい。
かつて伊豆半島で採取されたクロモジ精油がヨーロッパに輸出されていたとのことだが、欧米の人々には東洋のエキゾチックな香りに感じられたことだろう。
クロモジは4月に黄色いかわいい花をつける。
私が観察した範囲では香りはあまり感じられない。
しかし、世の中広いもので花の香りをヘッドスペースという方法で分析した研究者さんもいて、香気成分はフェネチルアルコールやゲラニオールだそうである。
こちらも産地によって異なるが、どちらもバラの花の代表的な香気成分。
本来はバラに近い香りを発しているのかもしれないが、当社の新作香水『黒文字の花』は香りの宝庫クロモジ精油の香りをベースにしたイメージの香りなのでバラの香りはしない。
あくまでも花からイメージした香りであり、クロモジの花の香りそのものではないことをお伝えしたい。
クロモジ精油の香りは、なかなかよい。
(クロモジ香水を作るのなら「クロモジ精油そのままでいいんじゃない!?」)と思ってしまうほど。
しかし、精油そのままの香りだと当社の存在意義がなくなるので、新作香水の製品名は『黒文字の花』にして調香師のクリエーションを入れさせてもらった。
実はクロモジ香水を作ることになり、全国の4~5産地からクロモジ精油を取り寄せて香りを比較したが、見事に香りが異なっておりどの産地の精油を配合するかも迷った。
クロモジには数種類の派生品種がありクロモジ自体の違いもあるし、土壌や気候、蒸留方法の違い、使用部位の比率の違いもあり全国のクロモジ精油の香りはかなり違っている。
心鎮めるウッディでスパイシーな香りに仕上がっている。
「クロモジ精油そのままの方がいいぞ」と言われないよう、香水らしくちょっとだけオシャレにアレンジした。
今年の『5月の贈り物』として5月にデビューする、気になる方はお試しあれ。
【関連記事】
・香水『黒文字の花』はいかがでしたか?
・クロモジ香水を作る
・5月の贈り物・黒文字の花
お客様コメント:
2023/05/09 (Tue) 05:16:27
定番化を望みます
・コメント:
ほんのり甘くて爽やかで、でもって樹の幹や湿った土を感じるような力強さもあるように思え、とても不思議でクセになる薫り。芽吹き頃の林のなかを歩いている気持ちになりたい方にお勧めしたいです♪
・・nono*snow
(2023-04-10)
( 高尾山で見つけたクロモジの花。バリバリの直射日光より半日陰の日当たりを好むようで杉林の中の開けた場所などで見つけやすい )
新作プロジェクト
「クロモジ香水を作る」とタイトルで宣言しましたが、作るのは調香師(パフューマー)さんです。
そしてもうできている。
『黒文字の花』というネーミングになった。
日本の山に生えているクロモジ
クロモジは精油が採れる樹木、うれしいことに国内の山林ではたいてい普通に自生している。
(クロモジの北限はサクラに似ているので北海道では、もしかしたら自生していないかも)
そして、クロモジ精油を採取している蒸留所さんもたくさんある。
だからクロモジ精油は入手しやすい。
クロモジとは?
クロモジは古来より香りの樹木として日本人に愛されてきた。
とはいえ、ただ生えているだけでは香りは感じられない。
クロモジ油は枝の皮と幹の間に多く含まれるため、枝や葉を折ったりちぎったりするとその香りが感じられる。
その香りの元がクロモジ油である。
この記事で言うクロモジ精油とはクロモジ油を指している。
高尾山 (たかおさん) の話
この記事を書くために日曜日、早朝から高尾山を登ってきた。
東京周辺の人間にとって高尾山はよく知られた観光地、一言で言えば東京都心から電車でサクッと行ける本格的な山。
大阪周辺の人にとっての吉野山的なポジションといえば関西圏の人にもわかりやすいかもしれない。
吉野山の方が歴史も規模もはるかに大きいが、高尾山も魅力的な山である。
標高はわずか600メートル。
なので登山としては物足りないものの、体力が余る場合は高尾山の裏に続く山脈へと遠出すれば、7~8時間はすばらしい景色を楽しめる。そして体力消耗しきるまで歩くとハイな気分になれる、しかもその日のうちに都心に戻れる近さ。
クロモジは多くの山で自生しているが、その密集度はいろいろ。
高尾山にクロモジの群生地があるかどうかわからない。
昨日の高尾山では稲荷山コースをたどってみたが、頂上まで1時間の間に数カ所でクロモジに出会えた。
( クロモジの樹木はやせてヒョロヒョロと伸びるものが多い。特徴がないのでみわけにくい )
かつて霊山だった高尾山
日曜日の高尾山・・それにしても登山者の多いことよ、そして、外国からのお客様の多いことよ。
ミシュラン三つ星になる前は、孤独を楽しめる霊山の雰囲気があった。
古来より修験者が修行を行う山だったし、現在でも山中にある滝行道場では年間数万人が滝に打たれているらしい。
しかし、2007年のミシュラン以降、日曜日の山道を連なる人々の列はまるで列車のように途切れずお祭りのような賑わいである。
クロモジ精油の香り
クロモジは枝と葉に油分が含まれているので精油(クロモジ油)は枝葉を水蒸気蒸留で採取する。
(クロモジの花は平均的な蒸留所さんでは精油採取には使用されない)
精油は枝と葉に含まれるため、ウッディな香りやグリーンな香りを空想しがちだが、クロモジ精油の特徴的なメイン成分は "なんとリナロール" である。
(「なんと!」の連呼は、大騒ぎテレビ通販みたいで安っぽいのだが、それを知ったときの私の素直な心情はこれだった)
リナロールは花の香りを思わせるとってもフローラルな香りの代表的成分。
(意外でしょ?)
他の成分には、α-ピネン、β-ピネン、テルピネオール、リモネン、シネオールなど。
これらはウッディ系+シトラス系である。
よってクロモジ精油の香りは、フローラル系からウッディ系、シトラス系の成分まで多彩な香りが詰まっており、香りの宝庫的精油なのだ。
しかし、精油自体をスメリングするとメインのリナロールよりもウッディ系でスパイシーな香りだと私は感じる。
(この理由はわからない)
で、精油そのものの香りは山中で瞑想しているかのような静寂感が実によい。
かつて伊豆半島で採取されたクロモジ精油がヨーロッパに輸出されていたとのことだが、欧米の人々には東洋のエキゾチックな香りに感じられたことだろう。
クロモジの花の香り
クロモジは4月に黄色いかわいい花をつける。
私が観察した範囲では香りはあまり感じられない。
しかし、世の中広いもので花の香りをヘッドスペースという方法で分析した研究者さんもいて、香気成分はフェネチルアルコールやゲラニオールだそうである。
こちらも産地によって異なるが、どちらもバラの花の代表的な香気成分。
本来はバラに近い香りを発しているのかもしれないが、当社の新作香水『黒文字の花』は香りの宝庫クロモジ精油の香りをベースにしたイメージの香りなのでバラの香りはしない。
あくまでも花からイメージした香りであり、クロモジの花の香りそのものではないことをお伝えしたい。
クロモジの香りの多様性
クロモジ精油の香りは、なかなかよい。
(クロモジ香水を作るのなら「クロモジ精油そのままでいいんじゃない!?」)と思ってしまうほど。
しかし、精油そのままの香りだと当社の存在意義がなくなるので、新作香水の製品名は『黒文字の花』にして調香師のクリエーションを入れさせてもらった。
実はクロモジ香水を作ることになり、全国の4~5産地からクロモジ精油を取り寄せて香りを比較したが、見事に香りが異なっておりどの産地の精油を配合するかも迷った。
クロモジには数種類の派生品種がありクロモジ自体の違いもあるし、土壌や気候、蒸留方法の違い、使用部位の比率の違いもあり全国のクロモジ精油の香りはかなり違っている。
香水『黒文字の花』
心鎮めるウッディでスパイシーな香りに仕上がっている。
「クロモジ精油そのままの方がいいぞ」と言われないよう、香水らしくちょっとだけオシャレにアレンジした。
今年の『5月の贈り物』として5月にデビューする、気になる方はお試しあれ。
【関連記事】
・香水『黒文字の花』はいかがでしたか?
・クロモジ香水を作る
・5月の贈り物・黒文字の花
お客様コメント:
2023/05/09 (Tue) 05:16:27
定番化を望みます
・コメント:
ほんのり甘くて爽やかで、でもって樹の幹や湿った土を感じるような力強さもあるように思え、とても不思議でクセになる薫り。芽吹き頃の林のなかを歩いている気持ちになりたい方にお勧めしたいです♪
・・nono*snow
(2023-04-10)
( 香水工場の )
香る生活
『和精油』vs『日本産精油』
(2023/04/10)
( アロマテラピー的な香り製品・・ )
先日お伝えした和精油プロジェクトの続編です。
まずはコトバの整理から。前回は「和精油」というコトバを使用した。
和精油はいろいろな人が使っているコトバだが、使う人によって意味が違う場合がある。
業界内ではコンセンサスある定義がまだない。
和精油は、個人的なイメージでは「日本で育った植物の精油」なのだが、中には「日本原産の植物」、つまり「日本固有種の植物」に限定した意味で使っている人もいる。
たとえば、ラベンダーの場合だとこうなる。
ラベンダーの原産地は地中海沿岸とされるので日本で栽培され生産されたラベンダー精油であっても和精油ではなくなる。
なので今後このプロジェクトに関しては「和精油」というコトバの代わりに「日本産精油」というコトバを使用します。
(「国産精油」でもいいけど)
意味は日本国内で育った植物から採取され精油の意味。
では、日本産精油にはどんなものがあるだろうか?・・を見ていきたい。
前回の記事で紹介したフレグランスジャーナル社『日本産精油のはじめ方』のリスト(page 90)から拝借すると下記の通り。
【樹木系】
・クスノキ
・クロモジ
・サワラ
・コウヤマキ
・スギ
・トドマツ
・ニオイコブシ
・ヒバ
・ホウショウ
・アカマツ
【シトラス系】
・カボス
・シークヮーサー
・ダイダイ
・ナツミカン
・ユズ
【ハーブ系】
・ゲットウ
・ハッカ
・シソ
※ラベンダーやローズマリーなど海外でメジャーなハーブ類も日本国内で広範囲に栽培され一部精油も採取されているが、これらの流通量は非常に少なく化粧品会社、医薬品会社など多くの企業ではおおむね海外産が利用されるため、このリストには入れていない。
今回のプロジェクトではアロマテラピー的な製品の制作を目指している。
日本産精油の豊かな香りがカラダの体調を整えてくれるような製品がいいかな~と。
和田先生がおっしゃるには、アロマテラピーでは香りのチョイスも大事だけど、マッサージの仕方にもノウハウがある!とのこと。
『セルフマッサージ』というテーマの話も必要になりそう。
(2023-04-10)
( アロマテラピー的な香り製品・・ )
コトバの定義
先日お伝えした和精油プロジェクトの続編です。
まずはコトバの整理から。前回は「和精油」というコトバを使用した。
和精油はいろいろな人が使っているコトバだが、使う人によって意味が違う場合がある。
業界内ではコンセンサスある定義がまだない。
和精油は、個人的なイメージでは「日本で育った植物の精油」なのだが、中には「日本原産の植物」、つまり「日本固有種の植物」に限定した意味で使っている人もいる。
たとえば、ラベンダーの場合だとこうなる。
ラベンダーの原産地は地中海沿岸とされるので日本で栽培され生産されたラベンダー精油であっても和精油ではなくなる。
なので今後このプロジェクトに関しては「和精油」というコトバの代わりに「日本産精油」というコトバを使用します。
(「国産精油」でもいいけど)
意味は日本国内で育った植物から採取され精油の意味。
日本産精油の事例
では、日本産精油にはどんなものがあるだろうか?・・を見ていきたい。
前回の記事で紹介したフレグランスジャーナル社『日本産精油のはじめ方』のリスト(page 90)から拝借すると下記の通り。
【樹木系】
・クスノキ
・クロモジ
・サワラ
・コウヤマキ
・スギ
・トドマツ
・ニオイコブシ
・ヒバ
・ホウショウ
・アカマツ
【シトラス系】
・カボス
・シークヮーサー
・ダイダイ
・ナツミカン
・ユズ
【ハーブ系】
・ゲットウ
・ハッカ
・シソ
※ラベンダーやローズマリーなど海外でメジャーなハーブ類も日本国内で広範囲に栽培され一部精油も採取されているが、これらの流通量は非常に少なく化粧品会社、医薬品会社など多くの企業ではおおむね海外産が利用されるため、このリストには入れていない。
アロマテラピー的な製品
今回のプロジェクトではアロマテラピー的な製品の制作を目指している。
日本産精油の豊かな香りがカラダの体調を整えてくれるような製品がいいかな~と。
和田先生がおっしゃるには、アロマテラピーでは香りのチョイスも大事だけど、マッサージの仕方にもノウハウがある!とのこと。
『セルフマッサージ』というテーマの話も必要になりそう。
(2023-04-10)
( 香水工場の )
香る生活
復刻香水『ローズマリー』
限定リリース6月15日~・・ (2023/03/29)
( 4mLキューブボトルでの限定リリース )
先日アンケートを実施した結果、『ローズマリー』を限定復刻することになりました。
大きなボトル(25mL)の生産は商業的にきびしいため、4mLキューブボトルでのリリースです。
写真はまだラベル案を考案中のモックアップ(試作)です。
アンケートの際、いろいろなコメントをいただきました。
コメントに感謝申し上げます。
『ローズマリー』『柚子』『菊』・・それぞれに100件以上のコメントをいただきました。
全部を掲載するには多すぎますので似たものなどを減らして公開いたします。
この香り、とても好きなのですが現物に近い物はほぼないので、この機会に推します!
スッキリしたローズマリーの香りは単体だけではなく、別の甘めの香りと混ぜても似合うと思います。広い使い方が期待できます。
ストレスを感じる時にローズマリーの香りで気分を和らげることができたら嬉しいです。魔除けにも。
ハーブの香りが好きなので。柚子はよくあるし、菊はお花から香る限り良い香りだけど香水にしてまで嗅ぎたく無いかも。お葬式を思い出してしまう事もあります。
ベタガードの香りが大好きです。塗らずにクンクンすることもあります。
大好きでした!買いだめするべきだったと後悔していました。一つしか買わなかったので使い切るのがもったいなくて、ほんの少しだけ残しておいたのを最近かいでみたのですが、さすがに初めの頃の香りではなくなっていました(T_T)ぜひぜひ復刻を。
頭良くなりそう(笑)
料理にローズマリーを使う時、幸せになるのでその香りを纏いたいです…
ここ数年家に居る時間が増えて、香水の使い方も「自分を良く見せるため」から「自分が気持ちよく過ごすため」に変化しました。ハーブ系は落ち着きそうなのでローズマリー使ってみたいです!柚子は間違いないだろうし、菊の香水というのも想像できないし…つまり全部気になります!
グリーン寄りの香りは武蔵野ワークスさんのラインアップに既に多く、シトラス系もメインではないですがニュアンスとして入っているものは多い印象です。ハーバル系が一番少なく見えるのと、ベタガードのようなハーバルな香りが好きなこと、他ブランドでローズマリーを主役にしたものは多くないことから一票入れます
どれも持っているのですが、消去法だと柚子が一番使いやすい香りです。菊は癖があり、ローズマリーはちょっと消毒薬っぽいので。
柑橘系が好きです。それだけ!
柑橘系の中でもユズの香りが特に好きで、手元にあると好きな時に香りを楽しめるので復刻したらやはり嬉しいです!
菊は単純に興味が湧かず、ローズマリーはエッセンシャルオイルでも珍しくなく、この中なら柚子の香りが一番興味がそそられるため
香りの説明の高知県産柚子と四万十川というフレーズに惹かれました
柚子!!!老若男女嫌いじゃなくて香っても場所を選ばないと思うので!良質な香りの柚子の香水って中々ないと思うので。
柚子が好きです。他の柑橘類にはない奥ゆかしい華やかさと瑞々しさに元気が出ます。柚子ポン酢も好きですし…
柚子をまとうことを考えたことがないのでどんな感じか純粋に気になります
菊のフルボトル使ってました。
なかなか無い香りで防虫・虫除け効果もありそう
お葬式のイメージが強い菊。平安の時代には綿を被せて香りを移したとか…。どんな香りになるのか、楽しみです。
ゲーム刀剣乱舞のキャラ、一文字則宗のイメージは菊なんですが、他社には無いので。
とにかく外にはない香りなので。日本の四季という武蔵野ワークスならではの香りで、持続性もあり上品なところが大好きでした
以前愛用していたのですが廃盤になってしまって残念だったので復刻されたら嬉しいです!
菊の香水って、今まで出会ったことがないけれど、日本国民の本能として、気になる!
御社を知ったのは、菊の香水を探していたのがきっかけでした。「菊」が廃盤になった後、他社の菊の香水を色々試しましたが御社の製品がいちばん私の好みでした。
使ったことはないけれど、食用菊の花弁をむしったあとに手に残る香りが好きなので、近いものだったら嬉しい。
【関連記事】
・ローズマリーがお好きな人におすすめ、香水『ローズマリー』(2023/05/30)
・(本記事)復刻香水『ローズマリー』 (2023/03/29)
・復刻香水のアンケート結果 (2023/03/15)
・廃盤香水の復刻? (2023/02/25)
(2023-03-29)
( 4mLキューブボトルでの限定リリース )
復刻アンケート
先日アンケートを実施した結果、『ローズマリー』を限定復刻することになりました。
大きなボトル(25mL)の生産は商業的にきびしいため、4mLキューブボトルでのリリースです。
写真はまだラベル案を考案中のモックアップ(試作)です。
アンケート時のコメント
アンケートの際、いろいろなコメントをいただきました。
コメントに感謝申し上げます。
『ローズマリー』『柚子』『菊』・・それぞれに100件以上のコメントをいただきました。
全部を掲載するには多すぎますので似たものなどを減らして公開いたします。
『ローズマリー』のコメント
この香り、とても好きなのですが現物に近い物はほぼないので、この機会に推します!
スッキリしたローズマリーの香りは単体だけではなく、別の甘めの香りと混ぜても似合うと思います。広い使い方が期待できます。
ストレスを感じる時にローズマリーの香りで気分を和らげることができたら嬉しいです。魔除けにも。
ハーブの香りが好きなので。柚子はよくあるし、菊はお花から香る限り良い香りだけど香水にしてまで嗅ぎたく無いかも。お葬式を思い出してしまう事もあります。
ベタガードの香りが大好きです。塗らずにクンクンすることもあります。
大好きでした!買いだめするべきだったと後悔していました。一つしか買わなかったので使い切るのがもったいなくて、ほんの少しだけ残しておいたのを最近かいでみたのですが、さすがに初めの頃の香りではなくなっていました(T_T)ぜひぜひ復刻を。
頭良くなりそう(笑)
料理にローズマリーを使う時、幸せになるのでその香りを纏いたいです…
ここ数年家に居る時間が増えて、香水の使い方も「自分を良く見せるため」から「自分が気持ちよく過ごすため」に変化しました。ハーブ系は落ち着きそうなのでローズマリー使ってみたいです!柚子は間違いないだろうし、菊の香水というのも想像できないし…つまり全部気になります!
グリーン寄りの香りは武蔵野ワークスさんのラインアップに既に多く、シトラス系もメインではないですがニュアンスとして入っているものは多い印象です。ハーバル系が一番少なく見えるのと、ベタガードのようなハーバルな香りが好きなこと、他ブランドでローズマリーを主役にしたものは多くないことから一票入れます
『柚子』のコメント
どれも持っているのですが、消去法だと柚子が一番使いやすい香りです。菊は癖があり、ローズマリーはちょっと消毒薬っぽいので。
柑橘系が好きです。それだけ!
柑橘系の中でもユズの香りが特に好きで、手元にあると好きな時に香りを楽しめるので復刻したらやはり嬉しいです!
菊は単純に興味が湧かず、ローズマリーはエッセンシャルオイルでも珍しくなく、この中なら柚子の香りが一番興味がそそられるため
香りの説明の高知県産柚子と四万十川というフレーズに惹かれました
柚子!!!老若男女嫌いじゃなくて香っても場所を選ばないと思うので!良質な香りの柚子の香水って中々ないと思うので。
柚子が好きです。他の柑橘類にはない奥ゆかしい華やかさと瑞々しさに元気が出ます。柚子ポン酢も好きですし…
柚子をまとうことを考えたことがないのでどんな感じか純粋に気になります
『菊』のコメント
菊のフルボトル使ってました。
なかなか無い香りで防虫・虫除け効果もありそう
お葬式のイメージが強い菊。平安の時代には綿を被せて香りを移したとか…。どんな香りになるのか、楽しみです。
ゲーム刀剣乱舞のキャラ、一文字則宗のイメージは菊なんですが、他社には無いので。
とにかく外にはない香りなので。日本の四季という武蔵野ワークスならではの香りで、持続性もあり上品なところが大好きでした
以前愛用していたのですが廃盤になってしまって残念だったので復刻されたら嬉しいです!
菊の香水って、今まで出会ったことがないけれど、日本国民の本能として、気になる!
御社を知ったのは、菊の香水を探していたのがきっかけでした。「菊」が廃盤になった後、他社の菊の香水を色々試しましたが御社の製品がいちばん私の好みでした。
使ったことはないけれど、食用菊の花弁をむしったあとに手に残る香りが好きなので、近いものだったら嬉しい。
【関連記事】
・ローズマリーがお好きな人におすすめ、香水『ローズマリー』(2023/05/30)
・(本記事)復刻香水『ローズマリー』 (2023/03/29)
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・廃盤香水の復刻? (2023/02/25)
(2023-03-29)
( 香水工場の )
香る生活
国産精油と新製品プロジェクト
とりあえずはじめましょう・・ (2023/03/28)
( 和田先生の事務所で )
日本では精油を採取する精油ビジネスは、なかなか成立しにくい。
土地の狭さや多湿な気候という自然環境の問題も大きいし、人件費の高さゆえ精油の価格が高くなってしまう事情も大きい・・
高価な精油を流通させるだけのマーケットは育っていないし・・
日本では精油ビジネスは「構造的に厳しい~」が私の持論。
精油を仕入れるために私も国内・海外の精油蒸留所を何カ所も尋ねていき経営者さんたちと協議してきた経験がある。
この経験からすれば、日本の蒸留所(精油生産工場)さんは、多くはギリギリで経営しているか、あるいは趣味でやられている印象だった。
10年前、日本の精油蒸留所といえば歴史がある有名どころが数えるくらいで、蒸留所自体がそんなになかった。
しかし、過去10年で新規に立ち上げられた精油蒸留所が日本全国でタケノコのように生まれ、そういう精油所が現在力強く育ってきている。
また、マーケットでも国産の精油を利用したいという需要が高まっている。
立ち上がってきた多数の精油蒸留所さんに呼応するかのようにマーケットも刺激を受けているのだろうか。
当社も国産で利用できる精油があれば、前向きに利用したいという気持ちは以前から強いので、このブームは歓迎だし関心がある。
当社がお取引しているある精油所さんから聞いた話ですが、地産の精油が「ふるさと納税」の返礼品として人気だとか。
その精油所さんだけでなく日本全国の自治体にて精油やそれを使った製品が続々として返礼品になっている模様。
そんな商品で日本の精油を体験する人が増え、和精油への関心を高めるキッカケになっているのかもしれない。
ということで友人である和田先生に昨日会いに行った。
フレグランスジャーナル社『日本産精油のはじめ方』(2021/12/25)の著者の一人。
( 雑誌では珍しく増刷を重ねているフレグランスジャーナル社『日本産精油のはじめ方』 )
和田先生は取材を通して数多くの精油蒸留所さんとのパイプが強い。
また病院での芳香療法(アロマセラピー)を実際に施術・指導されている方なので、その実践体験は精油に関する相談の際はとってもありがたい存在。
昨日のミーティングは、和精油で何かおもしろい製品を立ち上げることがテーマ。
当社製品を製造してくれているベアブロッサムと和田先生、そして当社の3者共同で新規製品の試作をはじめることになった。
どんな製品を出せば、みなさまに喜ばれるのか?・・進捗はこのブログでときどき報告していきたい。
(2023-03-28)
( 和田先生の事務所で )
日本の精油
日本では精油を採取する精油ビジネスは、なかなか成立しにくい。
土地の狭さや多湿な気候という自然環境の問題も大きいし、人件費の高さゆえ精油の価格が高くなってしまう事情も大きい・・
高価な精油を流通させるだけのマーケットは育っていないし・・
日本では精油ビジネスは「構造的に厳しい~」が私の持論。
精油を仕入れるために私も国内・海外の精油蒸留所を何カ所も尋ねていき経営者さんたちと協議してきた経験がある。
この経験からすれば、日本の蒸留所(精油生産工場)さんは、多くはギリギリで経営しているか、あるいは趣味でやられている印象だった。
蒸留所が増加中
10年前、日本の精油蒸留所といえば歴史がある有名どころが数えるくらいで、蒸留所自体がそんなになかった。
しかし、過去10年で新規に立ち上げられた精油蒸留所が日本全国でタケノコのように生まれ、そういう精油所が現在力強く育ってきている。
和精油がブーム?
また、マーケットでも国産の精油を利用したいという需要が高まっている。
立ち上がってきた多数の精油蒸留所さんに呼応するかのようにマーケットも刺激を受けているのだろうか。
当社も国産で利用できる精油があれば、前向きに利用したいという気持ちは以前から強いので、このブームは歓迎だし関心がある。
ふるさと納税返礼品として人気
当社がお取引しているある精油所さんから聞いた話ですが、地産の精油が「ふるさと納税」の返礼品として人気だとか。
その精油所さんだけでなく日本全国の自治体にて精油やそれを使った製品が続々として返礼品になっている模様。
そんな商品で日本の精油を体験する人が増え、和精油への関心を高めるキッカケになっているのかもしれない。
和田先生
ということで友人である和田先生に昨日会いに行った。
フレグランスジャーナル社『日本産精油のはじめ方』(2021/12/25)の著者の一人。
( 雑誌では珍しく増刷を重ねているフレグランスジャーナル社『日本産精油のはじめ方』 )
和田先生は取材を通して数多くの精油蒸留所さんとのパイプが強い。
また病院での芳香療法(アロマセラピー)を実際に施術・指導されている方なので、その実践体験は精油に関する相談の際はとってもありがたい存在。
和精油プロジェクトのスタート
昨日のミーティングは、和精油で何かおもしろい製品を立ち上げることがテーマ。
当社製品を製造してくれているベアブロッサムと和田先生、そして当社の3者共同で新規製品の試作をはじめることになった。
どんな製品を出せば、みなさまに喜ばれるのか?・・進捗はこのブログでときどき報告していきたい。
(2023-03-28)
( 香水工場の )
香る生活
ボンセント ヘアオイルは使える?
(2023-03-15)
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