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白檀(ビャクダン)

武蔵野ワークス(香水工場)

コバルトブルー・タイルが敷き詰められたモスクに漂う幽玄な白檀。

a1001,ブルーモスク。『白檀』(びゃくだん)。サンダルウッド。Sandalwood。

白檀(サンダルウッド)とは

ビャクダンとは、ビャクダン科の熱帯性常緑樹。インドや東南アジアなど熱帯地方やニューカレドニア、ハワイなどの太平洋諸島などに生育する白檀の樹木で、甘い芳香の精油を含みます。ビャクダン精油は他の香木と違って熱することなく香るため古来より宗教関連の調度品や仏像などの資材に用いられてきましたし端材や切りくずはお香の原料として、精油はアーユルヴェーダやアロマテラピーのオイルとして、また香水の原料として非常に重要です。

白檀の香りは世界中の人々から愛されるオリエンタルな香り。白檀の精油は、インドからインドネシア、ニューカレドニアなど熱帯地方に生育する白檀の樹木から水蒸気蒸法にて抽出されます。白檀の精油は香水の原材料として大変ポピュラーですが、白檀そのものをテーマにした香りは多くありません。

香りの特徴:

白檀はインドや東南アジアに生育する樹木です。独特の香り(芳香)を含む木材とその精油はすでに紀元前より使用されていたことが知られています。白檀はイスラム世界で伝統的に使用されてきたため「アラビアン・ナイト」にも繰り返し登場します。現在でもモスク内を満たす神聖な香りとして考えられておりラマダンが明けた時に焚かれる香木の一つです。「サンダルウッド ブルーモスク」は、トルコの大都市イスタンブルを代表するスルタンアフメト・モスク、通称「ブルーモスク」にインスピレーションを受けて制作した香りです。ブルーモスクに入ると心静まる空間に圧倒され敬虔な気持ちになります。また、モスク内壁に敷き詰められた鮮やかなコバルトブルーのイズニク・タイルは印象的です。「サンダルウッド ブルーモスク」は、白檀の厳かな香り立ちを中心にカラリと乾燥したイズニク・タイルのコバルトブルーをイメージした香りです。クリアで深みのある香りをお楽しみ下さい。白檀を基調にトルコ産ローズ・アブソリュートをプラスしました。ブルーのイメージは、アニスノートとグリーンノートのアコードにて。

開発背景と内容

白檀は精油自体、多くの香水の隠し味、また香りの保留効果をもたらす成分として使用されます。しかし、白檀(サンダルウッド)は、F4香水シリーズの中で大切なテーマで、隠し味的な使い方意外に白檀の香りをテーマに全面に押し出した製品を取りそろえています。4 ストーリーズ・オブ・サンダルウッドの一つ。

4 ストーリーズ・オブ・サンダルウッド
  • 「サンダルウッド ブルーモスク」(ブルーモスクに漂う白檀)
  • 「サンダルウッド ステイ」(ピュアな白檀)
  • 「サンダルウッド シルクロード」(シルクロードを渡る白檀)
  • 「サンダルウッド 白檀」(和のテイスト)


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