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サンダルウッド ステイ

武蔵野ワークス(香水工場)

インド産サンダルウッドの優しさとナチュラル感。ピュアで神聖な白檀の醍醐味。

a1002,ステイ。『白檀』(びゃくだん)。サンダルウッド。Sandalwood。

白檀(サンダルウッド)とは

ビャクダンとは、ビャクダン科の熱帯性常緑樹。インドや東南アジアなど熱帯地方やニューカレドニア、ハワイなどの太平洋諸島などに生育する白檀の樹木で、甘い芳香の精油を含みます。ビャクダン精油は他の香木と違って熱することなく香るため古来より宗教関連の調度品や仏像などの資材に用いられてきましたし端材や切りくずはお香の原料として、精油はアーユルヴェーダやアロマテラピーのオイルとして、また香水の原料として非常に重要です。

白檀の香りは世界中の人々から愛されるオリエンタルな香り。白檀の精油は、インドからインドネシア、ニューカレドニアなど熱帯地方に生育する白檀の樹木から水蒸気蒸法にて抽出されます。白檀の精油は香水の原材料として大変ポピュラーですが、白檀そのものをテーマにした香りは多くありません。

香りの特徴:

サンスクリットで「チャンダン」と呼ばれる白檀は、インダス文明が全盛期を迎える紀元前2世紀よりはるか以前すでに高貴な香木と見なされ栽培が始まっていました。世界最古の医学哲学書「アーユルヴェーダ」では白檀は重要な香木で白檀を使用した様々なヒーリング手法が現在まで継承されています。このように重要な白檀は、主にインドや東南アジアで育まれ、遠い昔よりシルクロードに乗って東西へと運ばれ、それぞれの民族の文化に溶け込みました。たとえば、日本や中国ではお香や漢方薬として、アラブ世界では香油や香炉として宗教儀式や人々の生活に取り込まれ、様々な方法で加工され違ったイメージや意味を持つようになりました。共通していることは白檀の香りに対する安らぎと愛着です。「サンダルウッド ステイ」は人々に愛される白檀の優しさとナチュラルさを引き出すことをテーマにした香りです。白檀そのもののテイストを大切にナチュラルな白檀、心地よい白檀、優しい白檀を表現しました。ユーカリをトップノートに用いることで曖昧になりがちなウッディノートの匂い立ちを際だたせました。落ち着きある木の香り、白檀ウッディノートをお楽しみください。

開発背景と内容

白檀は精油自体、多くの香水の隠し味、また香りの保留効果をもたらす成分として使用されます。しかし、白檀(サンダルウッド)は、F4香水シリーズの中で大切なテーマで、隠し味的な使い方意外に白檀の香りをテーマに全面に押し出した製品を取りそろえています。4 ストーリーズ・オブ・サンダルウッドの一つ。

4 ストーリーズ・オブ・サンダルウッド
  • 「サンダルウッド ブルーモスク」(ブルーモスクに漂う白檀)
  • 「サンダルウッド ステイ」(ピュアな白檀)
  • 「サンダルウッド シルクロード」(シルクロードを渡る白檀)
  • 「サンダルウッド 白檀」(和のテイスト)


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