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ブラックベチベル(ベチバー)

武蔵野ワークス(香水工場)

2011新作香水「ブラックベチベル」、ベチバー香水、大人の静寂

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新しいベチバー香水ができました。メンズ&ユニセックスタイプ。

2011年新作香水「ブラックベチベル」はベチバーという原料をテーマにした香りです。ベチバーはベチバーという植物から採れる精油(エッセンシャルオイル)です。

ベチバーと「ブラックベチベル」

ベチバーは英語読み。ベチバーのフランス語読みが「ベチベル」です。

ベチバーは東南アジアやインドなど熱帯地域にて多く生産されているイネ科植物です。根に含まれるベチバー精油は、香水の原料として有名です。とくにメンズフレグランスの分野ではベチバー香水は、一大カテゴリーになっています。

ベチバーの精油は根に含まれています。ベチバーの収穫は根を掘り起こして、一定期間乾燥され、その後水蒸気蒸留器にかけられて精油(エッセンシャルオイル)が採取されます。濃褐色のドロドロした印象の精油は、熟成型の精油であるため時間の経過とともに精油の味わいが増すと言われます。

ベチバーオイルの香り

ベチバーオイルはどんな香りでしょうか?一般に「土臭い」と表現されます。根由来のエッセンシャルオイルらしく「土臭いニオイ」、カッコよくいえば「大地のニオイ」が特徴です。「カビ臭い」と評されることも。「スモーキー」という人もいます。そんな土臭いニオイがすばらしい香水の原料になります。

ベチバーの香りは「土のような香り」と表現されますが、ヨーロッパでは、サンダルウッド同様、むしろオリエンタルで、セクシーに感じられています。

香水名になるベチバー

香水産業では、天然香料である精油(エッセンシャルオイル)は香水の原料であって、そのものを製品にしたり、製品名にすることは案外珍しいことです。しかし、ベチバーは、精油そのものが、原料としてだけでなく香水のテーマであると同時に製品名になってしまう精油の一つです。

世界中の香水ブランドより「ベチバー」という名前の香水が数多く発売されています。

メンズ香水の一大カテゴリとなったベチバー

ベチバーは、オリエンタルで香りに精神的な深さがある典型的なメンズ香水の一大カテゴリーと考えられています。多くのベチバー香水はメンズとして位置づけられていますが、女性愛用者も少なくありません。深い香りには、男女問わず性別を越えて愛されるものがあります。

香りの特徴:

ウッディな香りにフローラル&ハーバルな香り。イネ科植物ベチバーから得られるエッセンシャルオイルをベースに、ローズマリーの香りを合わせてました。

ベチバー香水「ブラックベチベル」のベチバー&ローズマリーのコンビネーションは、存在感や落ち着き感じさせます。知的でクールな大人の男性によく似合う香りです。

またこの香りは、自然環境に溶け込む香りなので、森林や海岸の散策や山歩きなど、男女ともに野外活動時の装いにフィットします。森林の中で香る「ブラックベチベル」は、瞑想に誘われるような心地よさかもしれません。

開発背景と内容

2011新作香水シリーズ

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