トップ > F4リスト > 香水「椿(ツバキ)」

椿(ツバキ)

武蔵野ワークス(香水工場)

清楚で慎ましいフローラル。鮮やかな色彩感。リナロール&ハニーノート。

a128 『椿』(つばき)。ツバキ。Tsubaki。カメリア。

神聖な樹木、椿

花は独特な美しさを醸しだし、実からは良質な椿油(つばきあぶら)が採れ、木材は固い木質を利用して印材などに使用されます。椿を詠んだ歌は万葉集や古事記にも多く残され、古くから日本人と関わりが深い木です。そして神聖な樹木と考えられていました。

大人の気品

F4香水シリーズ「椿」は、そんな椿の大人の雰囲気をテーマに調香した香水です。椿の香り成分であるリナロールと酢酸リナリルをベースに、ほのかに香る甘さとしてハニーノートと白檀を加えました。椿の「赤」をイメージして、元気いっぱいのジャスミンを配合。沈丁花、ヒヤシンス、ピーチで全体的にまろやかさを加味しました。クールな甘さ、シャープな甘さは大人の女性の気品と優雅さを伝えます。

開発背景と内容

椿は冬から春にかけて花を咲かせます。凍る寒気の中で凛として咲き誇る様が気高さや強さを漂わせ、成熟した大人の女性の気品や落ち着きを感じさせます。灰色の冬には鮮やかすぎる真紅の赤が印象的です。濃縮された赤は大人の輝き。「椿姫」のように音楽やオペラ、絵画、小説の題名としてよく取り上げられることからも椿の持つ独特の物語性が偲ばれます。香りは清楚で慎ましく穏やかです

>[back]