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睡蓮(スイレン)

武蔵野ワークス(香水工場)


ハーバルフローラルノートと白檀・伽羅のウッディノート。神秘的なで爽やかな香り。

a132 『睡蓮』(すいれん)。

神秘的なスイレン

スイレンの原産地はエジプトとされます。スイレンの英語名はウォーター・リリー(Water Lily=水辺に咲くユリ)。スイレンに似た植物にレンコンが採れるハス(ロータス)があります。以前はスイレン(スイレン科スイレン属)もハスも同じスイレン科の仲間と考えられていましたが現在では違う科(ハス科ハス属)に属しています。

しかし、スイレンもハスも泥土の中から信じがたいほど美しい花を咲かせる姿は神秘的で宗教的なイメージにぴったりです。仏教ではハスの花の台座に鎮座する仏像が多く、またハスの花の上で瞑想する大仏様が彫刻や絵画に描かれ、ハスは極楽浄土を象徴する花となっています。

また、古代エジプトではスイレンは神聖なものと考えられていました。そのためスイレン・ハスともにいつしか神秘的、宗教的なイメージを持つ花となりました。

F4香水シリーズ「睡蓮」は、スイレンの透き通るような白さや清らかさをレモンやユーカリなどのフレッシュなハーバルフローラルノートと、白檀や伽羅のウッディノートのコンビネーションで調香しました。香り立つ気品が特徴です。ユニセックスとして男女ともにお使いいただけます。

開発背景と内容

ベトナムの美しい古都フエ(「ベトナムの京都」、ベトナム最後の王朝グエン朝の都)の古城内の堀で輝くように頭をもたげていたスイレンの花にインスピレーションを受けて制作しました。周囲を穏やかに満たすマリンノートの香りはスイレンの花を浮かべる水辺をイメージしました。

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