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沈丁花(ジンチョウゲ)

武蔵野ワークス(香水工場)

過ぎ去った春、待ちこがれる春。沈丁花の香り。爽やかに、切なく、懐かしい。

a201 『沈丁花』(じんちょうげ)。

ジンチョウゲの由来と原産地

ジンチョウゲは春の花。紅色や紫色と純白のコントラストが可愛い小さな花。多数の小さな花がマリモ状に集まって咲く花です。もともと中国南部に原生していた低木の樹木と考えられています。漢名を「瑞香」と言い、中国でもこの香りが愛されていることが伺えます。

日本では丁子(クローブ)のような花をつけ、沈香のように香るという意味で命名されたものと推測されます。月桂樹に似た固い常緑の葉に囲まれて、春、ジンチョウゲは吹き出すように紫と純白の花を咲かせます

別れの季節の切ない思い出とともに

F4香水シリーズ「沈丁花」は、春の花の香水として長く深く愛して頂いている香りです。ジンチョウゲの独特な芳香は爽やかでフルーティで気品に満ちています。季節に関わりなくずっとジンチョウゲの香りを捜している人は多いようです。過ぎ去った春、待ちこがれる春、どちらの想いにもジンチョウゲの香りをお楽しみください。。F4香水シリーズ「沈丁花」、季節感を味わえる武蔵野ワークスの定番です。

開発背景と内容

ジンチョウゲのかぐわしい香りは人の心に切ないほどの記憶を残します。春は出会いの季節、そして別れの季節、特別な想いがジンチョウゲの香りとともに心の奥底に堆積していきます。人の記憶を呼び醒ます香り。香水のテーマとして日本の春には避けて通れない香りです。

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