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ろうばい(ロウバイ)

武蔵野ワークス(香水工場)

可憐で心和む黄色い花。フルーティで甘い香り。春の予感と幸福感。

a501,『ろうばい』。蝋梅。ロウバイ。Roubai。

ロウバイとは?

漢字では「蝋梅」と書きます。蝋はロウ・ワックスの意味ですが、ワックスとはあまり関係なくロウバイの中国名「蝋梅」に由来するようです。また「梅」という字を当て、さらに樹木の姿格好もウメに似ているためウメの仲間と誤解されがちです。

しかし、ロウバイは植物学的にはウメ(バラ科サクラ属)とは独立したロウバイ科ロウバイ属の植物です。ロウバイは、ウメに先だって1月に開花するものが多く、その芳香はウメより強くはきいりしているもののウメと似ています。そのためF4では、ロウバイもウメの仲間として扱っています。

フルーティノートのホッ感

F4香水シリーズ「ろうばい」はジャスミン、ローズ、フルーティノートでロウバイの香りを再現した香水です。早春の寒気を表現するためにミュゲとグリーンノートをプラス。クローブとバルサムが花の持つ凛とした雰囲気を感じさせます。トルーバルサムのバルサミックな甘さとスパイシーな部分がF4香水シリーズ「白梅」よりやや重く感じられるかもしれません。

開発背景と内容

新春・早春の寒気が山肌を覆う中、ロウバイの芳香が漂ってくるとホッとします。人を幸福にしてくれる香りです。甘くフルーティで、微かに石鹸のような清潔感がある香りは春の予感と幸福感を体の中に満たし、黄色く色づいた花の可憐な姿は見る人の心を和ませます。ロウバイ園で有名な埼玉県秩父・長瀞町の宝登山(ほどさん)に通って調香しました。

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