和の香水

FLORAL 4 SEASONS EAU DE PARFUM

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樹海[ JUKAI/JAY ]

コメツガ針葉樹林の香り

富士山、コメツガ針葉樹林の香り。針葉樹林のウッディな香りにシトラスの爽やかな香りが格調高く

成分

香水 = エタノール、香料

  • フルボトル(25ml・スプレー

    ¥3,900(税込)

  • キューブボトル(4ml・スプレー

    ¥790(税込)

※送料:全国一律 180円(ネコポス)、380円(宅急便)、フルボトルは[宅急便]での配送。5,000円以上で送料無料

香りの特徴とタイプ

香りの説明

樹海の樹木

富士山麓のコメツガ林やそこに息づくコケなどの植物をイメージした香りです。

コメツガはモミの木に似た日本固有の針葉樹林。亜高山帯の山岳地帯に分布し、やせた土地や土の少ない岩肌でも逞しく成長し巨木となります。

コメツガは多くの針葉樹林同様、しゃがれて剥がれかけた固い樹皮が人を寄せ付けない厳しさを見せますが、コメツガの森林を満たす空気の清涼感と透明感は秀逸です。

「樹海」は、グレープフルーツの爽やかさをベースに大人の落ち着きと深みを表現しました。

香りは、やや男性よりのユニセックス(男女兼用)。男性・女性ともにお使いいただけます。

香りのタイプ

  • シトラス:3
  • グリーン:2
  • ウッディ:2
  • マリーン:1

香りのタイプについて

香りの変化

  • トップノート:グリーンノート、グレープフルーツ etc.
  • ミドルノート:グレープフルーツ、ホワイトフローラル etc.
  • ボトムノート:ムスク、ウッディノート etc.

原料ポリシーについて

男性度・女性度

  • 男性度:3
  • 女性度:3
  • トータル評価:ユニセックス

おすすめ評価

  • おすすめ度:4
  • トータル評価:おすすめします!多くの人に評価されています。

製品のタイプについて

フルボトル(25ml・スプレー)

フルボトル(25ml・スプレー)

  • フローラル・フォーシーズンズ 25mLシリーズの香水瓶(ネジ式)
  • 女性の手のひらにちょうどなじむフォルムと大きさ。ボトル高58 x 幅45 x 奥22mm
  • 噴霧量・吐出量:ワンプッシュ0.07ml
  • 使用回数:約360プッシュ
  • ( 写真は、ボトル形状をお知らせするためのもの、同じシリーズの写真 )

キューブボトル(4ml)

キューブボトル(4ml)

  • フローラル・フォーシーズンズ 4mlシリーズの香水瓶(ネジ式)
  • 小さくカワイイ(スモカワ)フォルム。ボトル高28 x 幅23 x 奥14mm
  • ( 写真は、ボトル形状をお知らせするためのもの、同じシリーズの写真 )

お客様の感想・レビュー

樹海はとても気に入りました。 深く呼吸をしたくなるような、穏やかな香りです。 香水が苦手な夫が、これはいい香りだと好感をもって くれました。ふだん使いができる逸品です。

樹海の言葉の響きから「鬱蒼と茂る薄暗い森」かと思ったのですが、「確かに深い森の中だけど包み込むような緑」という印象です。 香りの持続時間も長いように感じ、ラストノートまで飽きが来ない。 満足の一言です。

樹海はベチベルと逆でスパイシーではありませんがムスクの香りがとてもよくベチベルよりは甘みのある感じだったのと友達が以前つけていた香水に似ていたのでおまけ!という感じでキューブサイズを購入しました。

その他の感想・レビュー

香水アドバイザーのささやき

失敗しそうなポイントや誤解されがちな注意点を香水アドバイザーが辛口コメント。ご購入時の参考にご利用ください。



この製品は、富士山に自生するコメツガ針葉樹林をテーマにしている。

この樹木の葉は、ふしぎなことにグレープフルーツのような香りを発する。

この製品をリリースするに当たり、ボクは何度か富士山に通い実際にコメツガの林を歩き回った。

車で五合目まで行き山頂を目指す登山ルートではない、麓から自分の足で歩くのだ。

なぜなら、コメツガの林は五合目よりずっと下に拡がっているから。

余談だが、一度は五合目まで歩いた。

幻想か蜃気楼が見えるほど体力的な限界を味わったが、この山が、なぜ霊山と呼ばれるのか、なぜ富士山信仰が生まれたのか感じるものがあった。

奈良時代には、人が立ち入れないほど茂っていたであろう山腹にさえ、その時代の遺跡があったりして、富士山信仰のパワーが未だ息づいていた。

そして、しわがれたコメツガ林は、厳しく美しかった。

葉をちぎって手のひらで少し揉むと、葉特有のグリーン感の中に驚きのシトラスが香る!

(なぜだかわからないが・・)

この製品は、パフューマーがコメツガにインスピレーションを誘発されて調香した。

完成度は高く格調高い。

この香りを単純な構図にすれば、「ウッディ(樹木)」X「柑橘系(シトラス)」+「ムスク」となるだろう。

これは案外、現代のハイクラス・フレグランスの黄金フォーミュラーかもしれない。

男性・女性ともに使える。

顧客の8割が女性顧客の当社なので、当然、女性の購入者率が自然高くなるが、まったく違和感なくリピート頂く女性も多い。

問題はここでもムスクの扱いか。西洋人にはライトだが、日本人にはやや高めのムスクが適応されている。

高貴さや雰囲気を目指せば、ムスクの配合比率を高めたいし、その分、ナチュラル感が犠牲になる。

その辺の評価が分岐点だろうか。

神聖な富士山や樹海の威厳を損なわない香りだとボクは思っている、そんな香水を販売できることに感謝を感じている。