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■香水ブランドと名香、クリスチャン・ディオール

●クリスチャン・ディオール(クリスティアン・ディオール、CHRISTIAN DIOR)

フランス、ノルマンディ地方の生まれたクリスチャンは芸術家に憧れパリのメゾン(工房程度の意味)で働くうちに木綿王と呼ばれていた財閥マルセル・ブサックの目に留まりブサックの支援で1946年「クリスチャン・ディオール・オートクチュール・メゾン」をパリ、モンテーニュ通りにて開業したことがその起こり。ムッシュ・ディオール氏は、翌1947年にはパルファン・クリスチャン・ディオール社を設立しています。「香水の瓶を開けると私が作ったあらゆるドレスがあらわれ、そのドレスと香水をつけた女性が通り過ぎたとき、誰もがうっとりし振り返ってしまうような香水を作りたい」という言葉が残されています。

クリスチャン・ディオールは、現在のブランド・モンスターともブランド・コングロマリットとも呼ばれるアルノー氏率いるLVMHグループの、そのもともの起源となるブランドです。このへんは「ブランド物語」で詳しく解説しています。

・名香:MISS DIOR(ミス・ディオール)

都会的でコケティッシュな香り。フローラル基調に動物性の香料をブレンドし、シプレー系の香りを足すことで気品と優雅さを加えました。香水に関心を持ち始める年頃のヨーロッパの娘さん達がまずは試してみたくなる香りと言われています。ミス・ディオールとはクリスチャン・ディオールの妹さんです。大変なじゃじゃ馬娘だったようで本来なら「マドモワゼル・ディオール」と呼ばれるはずの妹さんは当時パリに駐屯していた米兵の英語をまねて「ミス・ディオール」と呼ばれていました。セクシーや気品の香りの割りには拍子抜けするネーミングの由来です。世界初のグリーンフローラル シプレータイプ。

・名香:DIORISSIMO(ディオリシモ)

クリスチャン・ディオールは、スズランの花を愛で香り愛したそうです。香りはどちらかというと清楚で無難で気品があります。日本人にはそのロマンティックな雰囲気から使いやすい香りだと思います。

・クリスチャン・ディオールの香水商品の例:
  • クリスチャンディオール ミスディオール
  • クリスチャンディオール プアゾン
  • クリスチャンディオール ヒプノティックプアゾン
  • クリスチャンディオール ドルチェヴィータ
  • クリスチャンディオール デューン プールオム
  • クリスチャンディオール デューン
  • クリスチャンディオール ディオリシモ
  • クリスチャンディオール ディオールアディクト2
  • クリスチャンディオール タンドゥールプアゾン
  • クリスチャンディオール サマーブリーズ
・余談:カネボウとクリスチャン・ディオール

クリスチャン・ディオールの日本での独占販売権は長い間、カネボウが取得しライセンス生産を行っていました。クリスチャン・ディオールがLVMH社傘下になり、LVMH社のブランド戦略方向転換を受け、突然解消通知がきたといいます。数ヶ月後に解消になります。当時、カネボウのディオール関連売上は500億円に上るといわれており、このトラブルはその後のカネボウ倒産の契機の一因にもなりました。








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