練り香水の作り方

あなたの楽しみは何ですか?意外にも多いのが手作り化粧品。自分で作るのだから、安全で安心です。なんと言っても何が入っていて、どうやって作ったか全部知っているのだから当然です。しかも案外いい出来映えになるのです。自作という愛着もあります。

ところで、化粧品が作れるのなら香水も作れるか、という疑問を抱きます。答えはYES!です。

香水の作り方のページをご覧ください。初心者にとっては香料の仕入れが問題ですが、比較的簡単に楽しく作れます。また、香料もはじめはエッセンシャル・オイル(精油)だけなら、入手もしやすく、また完全にナチュラルな香水ができます。

さて、ここでは香水の作り方ではなく「もう一つの香水、練り香水」の作り方をご紹介します。

練り香水とは?

練り香水とは、クリーム状の香水で、ハンドクリームのように一般にお肌に塗り込む使い方をします。お肌の保護・保湿とともに香りが楽しめるというスグレモノです。香りの持続性は通常の香水よりよいでしょう。そのため根強い練り香水ファンが存在します(その割には練り香水の商品は多くありません)。しかも、作り方がカンタンで冬場のお肌にはお勧めの一品です。

必要な機材・材料

●必要な材料

  • ミツロウ
  • ホホバオイル
  • お好きな精油


・ミツロウとは?

ミツバチの巣から採れる固形ロウです。英語ではビー・ワックス。エステルを主成分とし、やや甘い香りの天然ワックスで食されることもありお肌にやさしい素材です。肌や唇をしっとりとやわらかくし保湿効果あり。肌の炎症や切り傷、火傷にも効果があり民間療法として利用されてきた。現在でも手作りクリーム、手作りリップクリームに愛用する人は多い。

・ホホバ(JOJOBA)オイルとは?

アメリカ南西部などの砂真に自生している常緑性の灌木から採取されるオイルです。無臭無色でお肌への浸透性に優れサラっとした使用感が使いやすくエッセンシャル・オイルのキャリアオイルとしてたいへん有名です。酸化しにくいことでも有名。

ミツロウとホホバオイルの配合比率は目分量で適当に。ホホバオイルが多いと柔らかく、少ないと固くなります。夏場はミツロウを多めに。

お好きな精油は、一つだけでなく複数をブレンドして使用することもお薦めです。精油によって香りの飛び方が違いますのでトップノートからラストノートまで考えて、それぞれのノートに適した精油をブレンドしてください。
  • トップノート用に使用される精油:ローズマリー、グレープフルーツ、ペパーミント
  • ミドルノート用に使用される精油:ラベンダー、ゼラニウム
  • ベースノート用に使用される精油:パチュリ、イランイラン、サンダルウッド
なお、精油には殺菌効果があるものが多く、またミツロウ自体細菌の培養体になりませんので、自分で短期間に使い切るようでしたらとくに防腐剤は必要ないと思います。

●必要な器具
  • ビーカー(それに代わる容器でもよい)
  • 撹拌棒(小さなスプーンなどでもよい)


練り香水の作り方の手順

  • 固形チップになっているミツロウとホホバオイルをビーカーに入れる
  • 鍋に水を張り火に掛ける
  • 40度程度のぬるま湯になったらビーカーごと入れミツロウを溶かす
  • ミツロウが溶けてホホバオイルと完全に混じればお湯から挙げ、精油を数滴加える
  • 出来上がり!
ミツロウはお湯から上げるとすぐに固まりだしますので精油を素早く落としてください。 もし精油の量が不足した場合は、再度ミツロウを溶かす作業から繰り返してください。

様々な精油を組み合わせることで香りの楽しみ方もいろいろ拡がります。

※注意!間違って溶けたミツロウを排水口に流さないように!すぐに固まり排水パイプの目詰まりの原因になります。 練り香水作り方教室など作り方講座を開催すると、希にひとりくらい間違って余分なミツロウを排水溝に流してします参加者の方がおられます。 その後は業者を呼んだりしてかなり悲惨な状態です。