香水のつけ方 セクション(5)


●香水の選び方

1) 売れている香水と個人の好み
ブルガリのプールオム、グッチのエンヴィ、ニコスのスカルプチャーオム、カルバンクラインのエタニティなどはここ数年の売れ筋商品です。香水も他の商品と同様、その時々に「売れ筋」と「傾向」がありますが、他の商品と異なるのは、香りは個人の好みや嗜好がかなり明確に分かれる点です。多数の人が支持する香水でも「自分にはまったく合わない」というものは結構あります。そのため香水はおもしろいことに、自分の好きな香りを発見するというある意味努力が必要になるのです。時間と多少のおカネがかかるのは残念ですが、いろいろ試していうるうちに香水の楽しさを発見するというのも、また香水の楽しいプロセスです。

2) ムエットでなく肌でサンプリング
香りは自分の体臭と混じり合いながら変化しますので、ムエットだけでなく、実際に手首などにつけてトップからラストまで、まる一日くらい変化をみましょう。自分の体臭と合うかどうかもチェックしてください。


●香水の保存方法

香水は直射日光と空気が嫌いです。触れると色や香りが変質したり酸化したります。国内で生産販売される香水は大丈夫のようですが、輸入物、海外で購入されたものの中には数ヶ月でアルコール類が揮発したり、中身が変色するものもあります。香水の密閉度に原因があります。ビンとフタのネジ合わせは実は高度な技術が要求され香水には高い精度のビンが要求されます。市販香水は一般に中身よりもビンが製造コストが高いものですが、悪いビンが使えないのも価格の高さの原因ですね。

使用したらきっちりフタをして直射日光の当たらない冷たいところ(冷暗所)に保管してください。念を押すには酸化防止のため窒素を充填した密閉容器に入れるとグッドです。そこまでは普通やれませんが、最近防腐剤なしの自然化粧品の普及で化粧品専用の冷凍庫がそこそこ売れているそうです(冷蔵庫に化粧品を入れておくと子供たちが誤って食べたり飲んだりしますので恐ろしいです)。

香水の有効期限は、香料の種類や保管の仕方によって変わりますが、一般的に封を切る前の香水は数年、封を切ってからは1年を目処に使い切ることをお勧めします(個人的にはもっと長くても大丈夫という印象を抱いています)。

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