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ショッピングサポート:香水の保管のし方・保管方法

※香水の保管方法は、他の化粧品同様とくに気をつかう必要はありません。直射日光を避けて温度変化の少ない涼しいところに保管しましょう。なぜそんな環境がよいのか、その理由をしれば保管方法もさらにスマートになるかもしれません。
香水の大敵
次のリストアップする「香水の大敵」は香水に限らず化粧品一般、すべての製品に言えることです。

●高温
高温状態では、2種類のマイナス要因が働きます。一つは気温30度以上で活動を活発化する細菌やウイルスが多いこと。これらは化粧品成分の腐敗や変質を招きます。もう一つは成分自体、分子活動が活発になるので化学変化を起こしやすくなります。香水にとっての推奨気温は制定されていませんが、当社の経験では概ね5度〜15度が理想的で、可能なら25度以下で安定している室温がよいようです。

●低温
高温は香水の大敵ですが、逆に0度以下の低温も、また環境としては理想的とは言えません。細菌などの活動はかなり抑制されますが、香水成分の成分凝固が起きたり、澱や白濁発生のリスクが高くなります。成分凝固が起きた場合、温度を上げれば元通りになるものが多いものの分子構造を変質させる場合もあり、劣化の原因となります。

●湿度
高湿状態では、2種類のマイナス要因が働きます。湿度が上がると活動を活発化する細菌やウイルスが多いこと。また、結露が発生しカビ発生や腐食の要因になりえます。

●温度変化
高温も低温も香水の大敵ですが、それ以上に高温と低温を繰り返す温度変化はさらにダメージの大きな要因になります。温度変化は、物質の膨張と収縮が繰り返されることであり、その過程で分子同士の衝突や反応が増加します。そのため成分に変化をもたらすリスクが高くなります。気温が多少高くとも高いなら高いままで一定の方が成分状態は安定しています。よって、なるべく温度変化が繰り返されない場所での保管は劣化防止のよい対策のひとつです。

●日光
日光には、2種類のマイナス要因があります。一つは日光に含まれる赤外線・遠赤外線が照射物質の温度を高め分子活動を活発にさせること。また、同じく日光に含まれる紫外線がパワーのある放射線でさまざまな分子構造を破壊することが知られています。紫外線は多くの成分に決定的な劣化や酸化を招き成分を変質させます。

●紫外線
紫外線とは波長10〜400ナノメートルの電磁波です。400ナノメートル以上は光(可視光線)として私たちの目が感じることができますが、紫外線は見ることも感じることもできません。しかし、さらに波長が短いX線ほどでないにしろ、紫外線を浴びることを「被爆」と表現されることがあるくらい放射線として強力なパワーがあることが知られています。紫外線は日光に含まれているだけでなく、蛍光灯の光にも微弱な紫外線が含まれています。さらにブラックライトや害虫駆除のためのライト、殺菌のためのライトなど意図的に紫外線を放射することを目的に製造されているライトもあります。これらは害虫駆除や殺菌だけでなく、使用方法を誤れば人体をも傷つけるパワーがあります。紫外線は人の肌に日焼けや火傷を起こすことからもわかるように化学成分の変質を招きます。

●空気
空気には酸素が含まれていますが、この酸素が酸化の原因となります。酸化とはある成分と酸素が反応することですが、反応した場合、ほとんどのケースで相手を劣化させます。たとえば鉄に発生するサビ、皮をむいたリンゴの変色、食用油の黒色化など酸化による成分劣化の典型です。よって空気に触れさせないことも劣化防止の一つになります。

●電磁波
詳細は不明ですが、電磁波は磁界(磁場)を生成する力があり、磁場ができれば電流が発生します。電流とは電子の流れであり、化学反応とは電子のやりとりで行われることが多いので、理論的に考えれば何らかの化学的な変化を起こさせる可能性は充分に考えられますが、詳細は不明です。今後の研究に期待したいと思います。


香水の大敵に対する対策

●高温・低温・湿度・温度変化・紫外線
冷えすぎずに、涼しいところで、湿度と温度が安定しているところがよいでしょう。さて、どんなところがよいでしょう?自宅にもし地下室のワインセラーをお持ちの方ならそこは理想的な場所です。考えてみればワインの保管場所とかなり似ています。ワインと並べて香水も保管というのは、なかなか味わい深いものがありますが、実際問題として地下室をお持ちの方は多くありませんので、電動ワインセラー(冷蔵庫のようなもの)や冷蔵庫は、温度が低めで、しかも温度変化が少なく湿度も安定していますので理想的な香水保管場所となりえます。

また、ワイン愛好家に聞いてみると床下収納や押入に保管している人が多いのとことです。これらも香水にとっても、気温差が少なく比較的クールで、光が届かないので居心地のよいところだと思います。

●空気
香水は使用するに従いボトル(香水瓶)内に空気がたまります。ある程度空気が入ると、小さな瓶に移し替えて液面が空気に触れる面積を小さくすることを勧める専門家がおられます。理論的には正しいのですが、やや悩ましい問題が。移し替える小さな香水瓶の完成度の問題です。多くのブランド香水など当社の香水瓶もそうですが、香水瓶はそれなりにかなり高価な容器を採用されています。それだけ密封性の高いものや完成度の高いものが多いわけですが、これを市販の小さな瓶に移し替える際、相手の瓶の密封性や完成度がそれなりに期待できるかとなるとやや心配です。もし100円ショップで購入した容器なら一般的に移し換えはおすすめできません。またプラスティック製ボトルもおすすめできません。プラスティックは微量の空気を通過させており劣化の原因となるからです。移し換えは相手ボトルと相談し、少しでも不安があるならむしろオリジナルのボトルのままにしておいてください。

●電磁波
大きな磁界を発生させる機器から遠ざけましょう。思いつくままにあげると・・・電子レンジ、IHクッキングヒーター、テレビのブラウン管(死語?)、携帯電話・・・








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