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昔は沈丁花を植えている家が本当に多く、花の季節になると通学路はこの香りにあふれていました。帰り道に花を摘んで、「香水」といってこっそり体に擦りつけたことも。ただ、沈丁花の香りは近くでかぐと思った以上に濃厚で、幼い私にはちょっと息苦しくなるような大人の香りでした。春の訪れを感じさせる沈丁花ですが、私にとっては心を浮き立たせる香りというより、けだるいような切ないような不思議な気持ちにさせる香りです。それにしても沈丁花の香りが漂ってくると、必ず在り処を探してしまうのはなぜでしょうか。
...by cobicobi
素敵な香りでも、濃度によっては卒倒しそうな香りは少なくありません。あたとえばアンモニア、あれは臭い!、頭が割れるというか、鼻を捨てたくなるような臭いのくせして、濃度を薄めると感じ方によっては花の香りに近づくんですよ。信じられませんが。
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