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●パフューマー(調香師)になりたい。どうすればいいですか?#1
◎パフューマーを希望される方への通常の答えは、香料会社に入社することです。しかし、近年世界の香料会社間の競争激化で即戦力を希望する香料会社では経験者が好まれるようです。
調香師はクリエイターである前に、化学(とくに有機化学)の技術者であり、マーケットに受け入れられるセンス(商品開発センス)と原材料の安定供給度やコストや原価計算の上に材料を選択するビジネスマンでありマーケッターでなければなりません。さらに香料には規制がありますので、使って良い香料とそうでない香料など区別できるよう法律的な知識も要求されます。
未経験者は、まずは調香のための専門的な学校やスクールに通われることをオススメします。調香師のための学校は世界的にも少ないのですが、日本には日本フレーバー・フレグランス学院などがあります。
また、香水の本場フランスへの留学は強くオススメします。なぜなら、長年の歴史があるところにはノウハウの集大成と人脈が残っているからです。それは不思議と現地に行かなければ修得できない伝統であり無形の財産のようなものです。さらに、フランスでは世界のパフューマーネットワークにコネを築くチャンスがあります。調香は現在でも個人のノウハウがモノを言う世界です。世界の調香師と情報交換を行えるかどうかはよい作品えお生み出せるかどうかの重要なファクターです。
以上、当社の
香水の専門学校リンク集
をお役立てください。
●パフューマー(調香師)になりたい。どうすればいいですか?#2
◎パフューマーの本場フランスにおいてもほとんどのパフューマーは香料会社に所属していますが、世界の香料会社は長年M&A(企業合併や企業買収)を繰り返しており、どんどん少数先鋭化(少数巨大化)してきているため多くのパフューマーが自ら辞してたりスピンアウトしたり、あるいはリストラの対象になるという状況が続いています。彼ら独立した多くのパフューマーは起業したり香り関連の企業を興していると聞いております。
一方、日本では香水市場は極端に小さく、またシャンプーや石鹸などのトイレタリー分野でも長い間、近年トレンドにやや変化があるものの依然として「無香料」「無香性」が好まれるため、これは極論ですが「日本にパフューマーは存在しない」とまで主張する方々もおられます。じっさい、日本の香料会社や化粧品会社の需要を見てもフレーバーリスト(食品香料の調香師)の求人は多少あっても「パフューマー(香粧品調香師)募集」の求人広告は見たことがありません。日本でのパフューマー対フレーバーリストの需用比率は1:9とも0:10とも考えられます。なお、大手化粧品会社さんにはパフューマーを雇用するケースもありますが、そのパイは極端に少なく新人がそのポストに就けるケースはほぼ皆無とお考えください。
以上、パフューマー需要に対する厳しい状況をお話しましたが、本当にパフューマーになりたい方には、海外同様、自ら起業するしかありません。競争が少ない分、オンリーワンになれる可能性があります、と考えるのは楽天すぎるでしょうか?
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