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( 香水工場の )

香る生活


今年、廃盤が増えました (販売終了リスト)
3月・4月は別れと出会いの季節です。学校や職場ではいろいろなドラマが展開中のことと思います。当社では一部の製品が卒業予定です(2016/03/02)

3月・4月、出会いと別れの季節
※3月・4月は出会いと別れの季節


新作と廃盤の季節


海外では、3月・4月といえば「よくやく春が来た」という喜び一色のハッピーシーズンに違いありません。日本では春の喜びとともに別れと出会いのイベントが押し寄せますから、ちと複雑な季節です。

当社では、この季節だからといってスタッフの入社や転勤があるわけではありませんが、例年、新作をリリースする季節として定着しています。一方で廃盤の製品もこの季節に多く決定されます。

製品はモノですが、長年、自分たちで制作し、自分たちで販売していると「廃盤」という事実がやや寂しく感じられることは事実です。


最新の廃盤リスト


最新の廃盤リストを更新しました。

わあー、いろいろありますね。


廃盤になる理由


廃盤をアナウンスすると

「まさかこの製品が廃盤?」

「この製品はなくさないで欲しい」

「やめてー」

といったコールをいただくこともあります。ありがたく光栄です。

おそらく、どうして廃盤になるの?という疑問を持たれる方もおられると思います。

もっとも直近では「青山路」が廃盤になりました。この製品は当社創業間もない頃からの製品で、長年愛用して下さっているお客様も存在するだけに苦しかったのですが、この製品に関しては原料の一部が入手できなくなったという事情が大きく、廃盤となりました。

香水の原料である香料の問題が、廃盤要因としては現状一番多いと思われます。

しかし、当然「あまり売れないから」というビジネス上の理由も大きな要因です。


廃盤だからダメな商品といわけではない


これが原因だと、お客様に「そんなにダメな商品だったのか」とネガティブな印象を与えかねないため廃盤理由の公開もはばかられるますが、今日は特別に販売不振が原因で卒業していった製品を少しご紹介しますね。

・空山

・菊

でも、この2品、個人的はとても好き香りでした。

「空山」は他ブランドでは見たこともない風格がありましたし、「菊」はエキゾチックなナチュラル感がたまりませんでした。「なぜ人気がなかったのだろう?」と時々思い返すこともあります。

が、作り手側の思いとマーケットの動きが正比例しないことは、ある意味、自然な現象ですよね。

これからも製品作りを通して、いろいろな香りとの出会いと別れがありそうです。


(2016-03-02)
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