( 香水工場の )
香る生活
*初対面男性の体臭は、女性のチェックポイント
(2012/04/07)
女性は相手の体臭から予想以上に多くの情報を得ています。男たちが心すべきポイント(2012/04/07)
「女性がチェックする初対面男性の10のポイント」のようなタイトルを付けると読んでもらいやすいそうです。
しかし、恋愛ハウツー本が、こぞって取り上げるテーマですのでが、今日は、こと女性から見た男性のニオイについてウンチクします。
「怖いモノ見たさ」というコトワザ(?)があるくたいで、ちょっと怖いモノを見てみたいという心理が人にはあります。
似た心理に「臭いものを嗅いでみたい」という心理も人には備わっているようです。臭いとわかっていながら「どれくらい凄いニオイか」は確かめたくなるものです。
シュールストレーミングは、ノルウェーが誇る世界屈指の臭い発酵食品。
小泉武夫教授の本で日本でもすっかり知名度をあげました。YouTubeでは、この缶詰を開けて絶叫する人々の動画が多数アップされています。
どちらかというと「楽しい!」絶叫系に近いかと。
この「臭いモノ嗅ぎたさ」は、男性より女性に強い傾向がないでしょうか。
女性は、一般に男性よりよりニオイに敏感です。意識的にしろ・無意識にしろニオイからいろいろな情報を得ます。
当然、初対面の男性もビジュアル・肉体的な特徴やファッションセンスは一番のインパクト。
指先の清潔度も女心に訴えるものがあるとか。最近では欧米のように靴の輝き具合までチェックされるそうで、いやはや厳しい世の中です。
それらビジュアル系情報は大脳皮質で理性的に処理され判断されます。しかし、ニオイはどうでしょう?
相手から感じられる体臭は、理性的な判断を得意とする大脳皮質ではなく、本能に近い大脳辺縁系で、もっと原始的に「好き・嫌い」の感情になりやすいと思われます。
好き・嫌いは理屈ではないので、どうにもできません。
確かなエビデンスは、まだ存在しませんが、動物には体臭で自分との相性を本能的に嗅ぎ取る働きがありそうです。
それらは意識に上がってこないケースが多く、なぜ好きか、なぜ嫌いか説明できないけど、やっぱり「あの人、・・なのよネー」となりやすい部分です。
相性の問題なのでムリして体臭を変えても意味がありません。
しかし、最低でも清潔感がある体臭でなければ、本能が判断する前に無条件にショットアウトされる可能性もあります。
こちらは日常生活の習慣や心がけ次第でなんとでもなる部分ではないでしょうか。
汚れた体臭ではなく、アナタの真の体臭を相手の女性に届けることが最初のステップかもしれませんね。
香水は、体臭を隠す、あるいは体臭を隠すための小道具と思われがちですが誤解です。
香水は体臭と混じり合い、体臭を引き立てるものです。反面、マイナスに働くこともあります。
魅力的な体臭を台無しにするような香水を付けるくらいなら、むしろ香水はオススメできません。
しかし、ばっちり決まる香水だと、フェロモン的な効果を発揮する瞬間にもなります。巷のフェロモン香水では絶対に演出できない効果です。
(2012-04-07)
女性は相手の体臭から予想以上に多くの情報を得ています。男たちが心すべきポイント(2012/04/07)
女性がチェックする男性の体臭
「女性がチェックする初対面男性の10のポイント」のようなタイトルを付けると読んでもらいやすいそうです。
しかし、恋愛ハウツー本が、こぞって取り上げるテーマですのでが、今日は、こと女性から見た男性のニオイについてウンチクします。
女性に強い「臭いモノ嗅ぎたさ」
「怖いモノ見たさ」というコトワザ(?)があるくたいで、ちょっと怖いモノを見てみたいという心理が人にはあります。
似た心理に「臭いものを嗅いでみたい」という心理も人には備わっているようです。臭いとわかっていながら「どれくらい凄いニオイか」は確かめたくなるものです。
シュールストレーミングは、ノルウェーが誇る世界屈指の臭い発酵食品。
小泉武夫教授の本で日本でもすっかり知名度をあげました。YouTubeでは、この缶詰を開けて絶叫する人々の動画が多数アップされています。
どちらかというと「楽しい!」絶叫系に近いかと。
この「臭いモノ嗅ぎたさ」は、男性より女性に強い傾向がないでしょうか。
女性は、一般に男性よりよりニオイに敏感です。意識的にしろ・無意識にしろニオイからいろいろな情報を得ます。
ビジュアル面は理性で、ニオイは本能的に判断されがち
当然、初対面の男性もビジュアル・肉体的な特徴やファッションセンスは一番のインパクト。
指先の清潔度も女心に訴えるものがあるとか。最近では欧米のように靴の輝き具合までチェックされるそうで、いやはや厳しい世の中です。
それらビジュアル系情報は大脳皮質で理性的に処理され判断されます。しかし、ニオイはどうでしょう?
相手から感じられる体臭は、理性的な判断を得意とする大脳皮質ではなく、本能に近い大脳辺縁系で、もっと原始的に「好き・嫌い」の感情になりやすいと思われます。
ニオイでわかる相手との相性
好き・嫌いは理屈ではないので、どうにもできません。
確かなエビデンスは、まだ存在しませんが、動物には体臭で自分との相性を本能的に嗅ぎ取る働きがありそうです。
それらは意識に上がってこないケースが多く、なぜ好きか、なぜ嫌いか説明できないけど、やっぱり「あの人、・・なのよネー」となりやすい部分です。
相性の問題なのでムリして体臭を変えても意味がありません。
本当の自分の体臭を届けよう
しかし、最低でも清潔感がある体臭でなければ、本能が判断する前に無条件にショットアウトされる可能性もあります。
こちらは日常生活の習慣や心がけ次第でなんとでもなる部分ではないでしょうか。
汚れた体臭ではなく、アナタの真の体臭を相手の女性に届けることが最初のステップかもしれませんね。
体臭を引き立てる香水を選ぶ
香水は、体臭を隠す、あるいは体臭を隠すための小道具と思われがちですが誤解です。
香水は体臭と混じり合い、体臭を引き立てるものです。反面、マイナスに働くこともあります。
魅力的な体臭を台無しにするような香水を付けるくらいなら、むしろ香水はオススメできません。
しかし、ばっちり決まる香水だと、フェロモン的な効果を発揮する瞬間にもなります。巷のフェロモン香水では絶対に演出できない効果です。
(2012-04-07)
( 香水工場の )
香る生活
*香水の保管期限、いくときは行くよ
(2012/04/05)
案外よくいただく質問が今日のテーマ(2012/04/05)
「保管期限」か「賞味期限」か「消費期限」「使用期限」「有効期限」か・・・ちょっとややこしくなるので厳密には区別せずにお話ししますね。要は香水ってどれくらいもつの?というお話。
化粧品の大敵は「腐敗」と「酸化」。香水にはさらに「揮発と目減り」があります。
最初に結論を言えば、3年や4年は問題ないことが多いようです。
保管環境によって違うので断言はできませんが、香水は比較的長持ちします。ときとして引き出しの中で忘れ去られ、10年や20年後使ってみたら「使えた!」という話は珍しくありません。
簡単です。食品と同じくニオイと見た目です。ニオイがよくて見た目も変化していなければまずは大丈夫。
え?そんなに単純なの?
人類誕生以来、人は鼻と目を頼りに食品の安全を確認してきました。そして、時々失敗して下痢などに襲われ、個人の体験として、あるいは民族の経験や文化として学習していったのです。
人為的に製造された毒や日常的な体験ができない有害物質でない限り、食品の安全性を確かめる手段は、現在でも鼻と目がもっとも頼りになり信頼できます。
香水は滅多なことでは腐敗しません。香水は、通常エタノールに香料を混ぜて作るからです。香料もエタノールも通常、殺菌効果が高いもの。よって、香水は、多くの環境で「腐らず」保管できます。それゆえ防腐剤などは必要ありません。香水製造のために当社では防腐剤を使用していません。
酸化は若干影響を受けます。香水の原料となる香料やエッセンシャル・オイルには酸化しにくいものと酸化しやすいものがあります。
たとえばローズオイルの耐酸化力の強さは有名です。ホホバオイルも酸化しにくいと言います。ある知人は「ローズオイルとホホバオイルが最高に抗酸化力がある」と言っていました。
ローズオイルは100年しても使えるという人もいます。
反面、柑橘系のオイルなどは酸化しやすいと言われます。しかし、多少酸化したからといって使えないかというと別問題。酸化もいろいろですから。多かれ少なかれ、食品も化粧品も完全に無酸化状態のモノは存在しません。
香水は揮発しやすい製品です。たとえば、海外輸入物で日本到着後コンテナを開けてみたら「10%くらいの商品で液体の目減りが」といったインポート業者さんの話は珍しくありません。
ひどいときは全体の5割が目減り品だったというような話もあります。香水を取り扱っているわれわれとしては、これは実話だから笑えない話ですが、笑ってしまいます。このレベルの目減りですと、香水そのものではなく、生産工程に問題がありそうですね。
香水の有効期限は一概に言えないのが現状ですが、実状数年は楽勝で持つモノがほとんど。
成分の酸化のしにくさやボトルの密封度の高さがあれば10年以上余裕で持つケースも考えられます。
以上のような状況を総合的に判断して当社では未開封・未使用で3年、使用しはじめて1年程度を目安に使い切ることをお勧めします。見た目やニオイがよければ、もっと長い時間使われても問題ないでしょう。
(2012-04-05)
案外よくいただく質問が今日のテーマ(2012/04/05)
香水ってどれくらいもつの?
「保管期限」か「賞味期限」か「消費期限」「使用期限」「有効期限」か・・・ちょっとややこしくなるので厳密には区別せずにお話ししますね。要は香水ってどれくらいもつの?というお話。
化粧品の大敵は「腐敗」と「酸化」。香水にはさらに「揮発と目減り」があります。
最初に結論を言えば、3年や4年は問題ないことが多いようです。
保管環境によって違うので断言はできませんが、香水は比較的長持ちします。ときとして引き出しの中で忘れ去られ、10年や20年後使ってみたら「使えた!」という話は珍しくありません。
痛んでいるのか、そうでないのか、どう判断するの?
簡単です。食品と同じくニオイと見た目です。ニオイがよくて見た目も変化していなければまずは大丈夫。
え?そんなに単純なの?
人類誕生以来、人は鼻と目を頼りに食品の安全を確認してきました。そして、時々失敗して下痢などに襲われ、個人の体験として、あるいは民族の経験や文化として学習していったのです。
人為的に製造された毒や日常的な体験ができない有害物質でない限り、食品の安全性を確かめる手段は、現在でも鼻と目がもっとも頼りになり信頼できます。
香水を痛める原因・・・腐敗
香水は滅多なことでは腐敗しません。香水は、通常エタノールに香料を混ぜて作るからです。香料もエタノールも通常、殺菌効果が高いもの。よって、香水は、多くの環境で「腐らず」保管できます。それゆえ防腐剤などは必要ありません。香水製造のために当社では防腐剤を使用していません。
香水を痛める原因・・・酸化
酸化は若干影響を受けます。香水の原料となる香料やエッセンシャル・オイルには酸化しにくいものと酸化しやすいものがあります。
たとえばローズオイルの耐酸化力の強さは有名です。ホホバオイルも酸化しにくいと言います。ある知人は「ローズオイルとホホバオイルが最高に抗酸化力がある」と言っていました。
ローズオイルは100年しても使えるという人もいます。
反面、柑橘系のオイルなどは酸化しやすいと言われます。しかし、多少酸化したからといって使えないかというと別問題。酸化もいろいろですから。多かれ少なかれ、食品も化粧品も完全に無酸化状態のモノは存在しません。
香水を痛める原因・・・揮発と目減り
香水は揮発しやすい製品です。たとえば、海外輸入物で日本到着後コンテナを開けてみたら「10%くらいの商品で液体の目減りが」といったインポート業者さんの話は珍しくありません。
ひどいときは全体の5割が目減り品だったというような話もあります。香水を取り扱っているわれわれとしては、これは実話だから笑えない話ですが、笑ってしまいます。このレベルの目減りですと、香水そのものではなく、生産工程に問題がありそうですね。
香水の保管期限の結論
香水の有効期限は一概に言えないのが現状ですが、実状数年は楽勝で持つモノがほとんど。
成分の酸化のしにくさやボトルの密封度の高さがあれば10年以上余裕で持つケースも考えられます。
以上のような状況を総合的に判断して当社では未開封・未使用で3年、使用しはじめて1年程度を目安に使い切ることをお勧めします。見た目やニオイがよければ、もっと長い時間使われても問題ないでしょう。
(2012-04-05)
( 香水工場の )
香る生活
輝いている男はニオイも違う
(2012/04/04)
体臭は健康のバロメーターですが、心のバロメーターにもなります(2012/04/04)
どこの会社にも周囲の注目を集めるやり手の男性がいるものです。もちろん、やり手の女性もおられますが、今日は男性に焦点を当てます。
若くして部長や会社上層部の地位に昇るヤツ、地位はなくても誰もが認めるできるヤツ、必ず結果を出すヤツ、社内をまとめるヤツ・・・どこの組織にもノリノリで輝いている人々が存在します。
彼らの共通点は、通り目に輝き。そして、案外認知されていませんが、匂いも違います。私流に表現すれば「オーラ臭」。オーラ臭のようなものがでています。
心地よい体臭は健康な肉体が基本です。病気になれば体臭も不快なニオイになりがちです。
昆虫や動物の中には敵に遭遇したときとっさに威嚇の悪臭を放つものがいます。逆立ちスカンクのように。
ヒトにも、驚くことに、怒りや強い感情で匂いを発することが知られています。
もちろん、スカンクほどの強烈なヤツではありませんが、出ています。噴射しています。
それがどういう物質か特定されていません。が、ヒトも香りを発する生き物であることは科学的に検証可能です。
ノリノリ男の魅力的な香りは、女性にとっては、セクシーに感じられるでしょう。
また、心のハリを失った男達のすいた匂いは、けっして加齢臭だけの匂いではありません。
心のハリを失えば、肌色を失いますが、肉体から発せられる香りも失います。
オーラ臭を発散せよ。自分の気持ち次第である程度変えることができます。
(2012-04-04)
体臭は健康のバロメーターですが、心のバロメーターにもなります(2012/04/04)
香りも滴るいい男
どこの会社にも周囲の注目を集めるやり手の男性がいるものです。もちろん、やり手の女性もおられますが、今日は男性に焦点を当てます。
若くして部長や会社上層部の地位に昇るヤツ、地位はなくても誰もが認めるできるヤツ、必ず結果を出すヤツ、社内をまとめるヤツ・・・どこの組織にもノリノリで輝いている人々が存在します。
彼らの共通点は、通り目に輝き。そして、案外認知されていませんが、匂いも違います。私流に表現すれば「オーラ臭」。オーラ臭のようなものがでています。
心のハリと体臭
心地よい体臭は健康な肉体が基本です。病気になれば体臭も不快なニオイになりがちです。
昆虫や動物の中には敵に遭遇したときとっさに威嚇の悪臭を放つものがいます。逆立ちスカンクのように。
ヒトにも、驚くことに、怒りや強い感情で匂いを発することが知られています。
もちろん、スカンクほどの強烈なヤツではありませんが、出ています。噴射しています。
それがどういう物質か特定されていません。が、ヒトも香りを発する生き物であることは科学的に検証可能です。
ノリノリ男の魅力的な香りは、女性にとっては、セクシーに感じられるでしょう。
くたびれたニオイは、加齢臭だけが原因ではない!
また、心のハリを失った男達のすいた匂いは、けっして加齢臭だけの匂いではありません。
心のハリを失えば、肌色を失いますが、肉体から発せられる香りも失います。
オーラ臭を発散せよ。自分の気持ち次第である程度変えることができます。
(2012-04-04)
( 香水工場の )
香る生活
*衣服に付いた香水ニオイの取り方(マニュアル保存版)
(2012/03/26)
お客様からいただいたご質問・・・「衣服に付いた香水は、どうやって取るの?」
なるほど。ワレらは香水を作ることばかり考えてますが、香水が衣服に付いた場合、やっかいですよね。
香水メーカーで働いていても、職場では香水禁止(香りがわからなくなりますので)ですし、反射的に服に付かないつけ方をします。
なので、香水が衣服へ不本意に付いてしまう確率は、案外、一般の方より少ないかもしれません(工場で香水の充填作業をするスタッフは別です)。
衣服に付いた香水の取り方は、香水メーカーの私たちより、クリーニング専門店の方が詳しいはず。
クリーニング会社も本当にいろいろ。こういった相談は、大きな工場で大量かつ画一的に洗うところではなく、専門的で濃い感じのクリーニング屋さんに相談するのが正しいアプローチかもしれません。
今日は私の思いつく対処法ランキングを披露いたします。ご注意ください。これはすべてを検証したものではありません。予測も含まれています。
また、よい情報があったら、後からでも訂正・書き足しますので「決定版」ではありません。ご了承おきください。
さらに凄いのは、重曹やクエン酸で一晩付け置きして洗濯すると効果的なはずです。
(注意)ただし、衣服によっては、色落ちや繊維の痛みにご注意ください。
・スチームアイロン・・・スチームによる蒸気攻撃。蒸気がニオイ成分を高温と水圧で浮かしていっしょに揮発します(衣服によっては、熱による衣服の痛みにご注意ください)。
・活性炭+プラ袋詰め密封作戦・・・木炭や活性炭のような脱臭効果があるものと衣服をプラ袋・ビニール袋に入れて封をする。
・お風呂場の湯気・・・スチームアイロンと同じ原理ですが、残り湯の上で衣服をハンガーで吊しておけば、シワもニオイも取れる。
・陰干し・・・お洗濯後はタンスなどにしまわず通気性のよいところに陰干し。
・日光干し(紫外線パワー)・・・日光に含まれる紫外線は多くの物質を分解・無臭化する効果あり(衣服によっては、衣服の痛みにご注意ください)。
・木炭や活性炭・・・木炭や活性炭のような脱臭効果があるものを衣服のポッケなどに入れておく。
・消臭剤・・・近年の消臭剤はハイテク化が進んでいますので、試される価値があります(スプレー式の消臭剤は液体状の消臭成分を衣服にかけるものが多いので、シミなどご注意ください)。
・空気清浄機・・・近年の空気清浄機は、オゾンやプラズマなどニオイ分解・消臭効果機能を持ったものが少なくありません。清浄機の近くで干しておきます。私の実験では穏やかですが、なかなかよい効果がありました。
当社には数種類の空気清浄機がありますが、衣服のニオイ取りに効果的なものとそうでないものがあるようです。
ご意見お待ちしております!
(2012-03-26)
お客様からいただいたご質問・・・「衣服に付いた香水は、どうやって取るの?」
衣服に付いた香水はやっかい
なるほど。ワレらは香水を作ることばかり考えてますが、香水が衣服に付いた場合、やっかいですよね。
香水メーカーで働いていても、職場では香水禁止(香りがわからなくなりますので)ですし、反射的に服に付かないつけ方をします。
なので、香水が衣服へ不本意に付いてしまう確率は、案外、一般の方より少ないかもしれません(工場で香水の充填作業をするスタッフは別です)。
クリーニング専門店に相談、が正しいアプローチ
衣服に付いた香水の取り方は、香水メーカーの私たちより、クリーニング専門店の方が詳しいはず。
クリーニング会社も本当にいろいろ。こういった相談は、大きな工場で大量かつ画一的に洗うところではなく、専門的で濃い感じのクリーニング屋さんに相談するのが正しいアプローチかもしれません。
衣服の香水ニオイの取り方ランキング(未実証)
今日は私の思いつく対処法ランキングを披露いたします。ご注意ください。これはすべてを検証したものではありません。予測も含まれています。
また、よい情報があったら、後からでも訂正・書き足しますので「決定版」ではありません。ご了承おきください。
衣服に付いた香水の取り方 → トップ3
・通常のお洗濯・・・異論はないかと
・重曹・・・重曹を入れてお洗濯
・クエン酸・・・クエン酸を入れてお洗濯
・重曹・・・重曹を入れてお洗濯
・クエン酸・・・クエン酸を入れてお洗濯
さらに凄いのは、重曹やクエン酸で一晩付け置きして洗濯すると効果的なはずです。
(注意)ただし、衣服によっては、色落ちや繊維の痛みにご注意ください。
衣服に付いた香水の取り方 → トップ5
・スチームアイロン
・活性炭+プラ袋詰め密封作戦
・活性炭+プラ袋詰め密封作戦
・スチームアイロン・・・スチームによる蒸気攻撃。蒸気がニオイ成分を高温と水圧で浮かしていっしょに揮発します(衣服によっては、熱による衣服の痛みにご注意ください)。
・活性炭+プラ袋詰め密封作戦・・・木炭や活性炭のような脱臭効果があるものと衣服をプラ袋・ビニール袋に入れて封をする。
衣服に付いた香水の取り方 → 残り
・お風呂場の湯気
・陰干し
・日光干し(紫外線パワー)
・木炭や活性炭
・市販の消臭剤
・空気清浄機
・陰干し
・日光干し(紫外線パワー)
・木炭や活性炭
・市販の消臭剤
・空気清浄機
・お風呂場の湯気・・・スチームアイロンと同じ原理ですが、残り湯の上で衣服をハンガーで吊しておけば、シワもニオイも取れる。
・陰干し・・・お洗濯後はタンスなどにしまわず通気性のよいところに陰干し。
・日光干し(紫外線パワー)・・・日光に含まれる紫外線は多くの物質を分解・無臭化する効果あり(衣服によっては、衣服の痛みにご注意ください)。
・木炭や活性炭・・・木炭や活性炭のような脱臭効果があるものを衣服のポッケなどに入れておく。
・消臭剤・・・近年の消臭剤はハイテク化が進んでいますので、試される価値があります(スプレー式の消臭剤は液体状の消臭成分を衣服にかけるものが多いので、シミなどご注意ください)。
・空気清浄機・・・近年の空気清浄機は、オゾンやプラズマなどニオイ分解・消臭効果機能を持ったものが少なくありません。清浄機の近くで干しておきます。私の実験では穏やかですが、なかなかよい効果がありました。
当社には数種類の空気清浄機がありますが、衣服のニオイ取りに効果的なものとそうでないものがあるようです。
ご意見お待ちしております!
(2012-03-26)
( 香水工場の )
香る生活
香水小説大賞
(2012/03/26)
ライター魂に火を注げ!香水小説大賞という企画のスタートです(2012/03/27)
以前、当社では「沈丁花の思い出」「金木犀の思い出」という香り体験談の投書を募集したことがあります。
楽しい作品が集まりました。
募集作品は、香りの思い出ではあるのですが、そこは香りを通した「人の思い出」「人生の物語」。グっとくるもの、うるうるする作品にも出会いました。
公開許可があるものは、当社の、香り冊子『香る生活』に掲載したり、Webで公開させていただきました。
「香り体験談募集」よりパワーアップします。まずイベント名が本格仕様です。
香水小説大賞
どうでしょう?やる気満々のタイトルではないですか。
そして、内容も多くの点でパワーアップしています:
欧米では香水は化粧品の中で一番重要視されるトップアイテム、欧米女性のポーチに入れられているもっともポピュラーな化粧品アイテムの一つです。
しかし、日本では化粧品の最も重要なアイテムはスキンケア。その後メイクアップ、ヘアケア・・・と続いて最後にようやく香水が出てきます。
日本は、伝統的・歴史的に香り文化が厚い国ですが、これはふしぎな現象です。
そこで少しでも香水や香りに関心を寄せてもらいたく企画しました。香水や香りについて作品や記事を公募することで、「香りには、こんな感動があるんだ」とか「香水って、おもしろい!」といった発見や意識向上を狙っています。
いわば「香り、再発見!」「香水、再発見!」を誘発し香りの感動をお届けしたいと考えいます。
香水小説大賞の内容をご紹介します。
個人的には、今回の香水小説大賞の特徴は「1,000文字」ではないかと感じています。
ブログやTwitterなどで記事を投稿される方なら、1,000文字の量感はつかめると思います。すぐに書ける分量です。
原稿用紙なら、わずか2枚半。Twitterなら147文字制限があるので、字数制限目一杯につぶやくなら、わずか「7つぶやき」で1,000文字オーバー。
文字数の負担は少ないと思います。
逆に、心くすぐられる何か、新しい体験をさせてくれる何かを短い文字数の中に盛り込みますので、書き手のセンスとチャレンジが必要になります・・・みなさまの力作、お待ちしております。
香水小説大賞
(2012-03-26)
ライター魂に火を注げ!香水小説大賞という企画のスタートです(2012/03/27)
大成功だった香りの思い出募集企画
以前、当社では「沈丁花の思い出」「金木犀の思い出」という香り体験談の投書を募集したことがあります。
楽しい作品が集まりました。
募集作品は、香りの思い出ではあるのですが、そこは香りを通した「人の思い出」「人生の物語」。グっとくるもの、うるうるする作品にも出会いました。
公開許可があるものは、当社の、香り冊子『香る生活』に掲載したり、Webで公開させていただきました。
感動よ、もう一度!「香水小説大賞」
「香り体験談募集」よりパワーアップします。まずイベント名が本格仕様です。
香水小説大賞
どうでしょう?やる気満々のタイトルではないですか。
そして、内容も多くの点でパワーアップしています:
・賞金あり
・実行委員会の開設
・実行委員会の開設
なぜ今、香水小説大賞?
欧米では香水は化粧品の中で一番重要視されるトップアイテム、欧米女性のポーチに入れられているもっともポピュラーな化粧品アイテムの一つです。
しかし、日本では化粧品の最も重要なアイテムはスキンケア。その後メイクアップ、ヘアケア・・・と続いて最後にようやく香水が出てきます。
日本は、伝統的・歴史的に香り文化が厚い国ですが、これはふしぎな現象です。
そこで少しでも香水や香りに関心を寄せてもらいたく企画しました。香水や香りについて作品や記事を公募することで、「香りには、こんな感動があるんだ」とか「香水って、おもしろい!」といった発見や意識向上を狙っています。
いわば「香り、再発見!」「香水、再発見!」を誘発し香りの感動をお届けしたいと考えいます。
香水小説大賞の内容
香水小説大賞の内容をご紹介します。
・大賞賞金=10万円・記念品(香水)
・香水をテーマにした短編小説・掌編小説
・純文学・ファンタジー・時代物・コメディなどジャンルは不問
・1,000文字以内
・締め切り:2012年10月1日(香水の日)
・香水をテーマにした短編小説・掌編小説
・純文学・ファンタジー・時代物・コメディなどジャンルは不問
・1,000文字以内
・締め切り:2012年10月1日(香水の日)
案外すぐに書けてしまう分量
個人的には、今回の香水小説大賞の特徴は「1,000文字」ではないかと感じています。
ブログやTwitterなどで記事を投稿される方なら、1,000文字の量感はつかめると思います。すぐに書ける分量です。
原稿用紙なら、わずか2枚半。Twitterなら147文字制限があるので、字数制限目一杯につぶやくなら、わずか「7つぶやき」で1,000文字オーバー。
文字数の負担は少ないと思います。
逆に、心くすぐられる何か、新しい体験をさせてくれる何かを短い文字数の中に盛り込みますので、書き手のセンスとチャレンジが必要になります・・・みなさまの力作、お待ちしております。
香水小説大賞
(2012-03-26)
( 香水工場の )
香る生活
香水Biz備忘録 第三世代ブログ
(2012/03/19)
こんにちは。ブログは、2005年に開始されました。
この間に世の中のシステム環境の変化は激しくブログシステム自体を何度か変更しました。そして、今回新たに変更を行います。
今回のブログシステムは、WordPress というシステムがベースになっています。
この移行で「第三世代ブログ」(editions2)となります。
第三世代ブログ(editions2) → フレグランスを語ろう!香水Biz備忘録
現行の「第二世代ブログ」(editions)の記事を引っ越すのか、そのまま継ぎ足すのか、不明ですが、とりあえず新しい記事を書きつづります。
第三世代ブログもよろしくお願いします。
2012年3月にブログの移行を行いましたが、使い勝手の問題で、2015年5月の記事を最後に「第二世代ブログ」(editions)に戻りました。「第三世代ブログ」(editions2)にて投稿された全記事は、2016年9月、すべて本「第二世代ブログ」(editions)に移設(カテゴリー名:blog2)され、既当ブログの既存の記事の中に統合されました。
(2012-03-19)
ブログシステムの移行
こんにちは。ブログは、2005年に開始されました。
この間に世の中のシステム環境の変化は激しくブログシステム自体を何度か変更しました。そして、今回新たに変更を行います。
今回のブログシステムは、WordPress というシステムがベースになっています。
この移行で「第三世代ブログ」(editions2)となります。
第三世代ブログ(editions2) → フレグランスを語ろう!香水Biz備忘録
現行の「第二世代ブログ」(editions)の記事を引っ越すのか、そのまま継ぎ足すのか、不明ですが、とりあえず新しい記事を書きつづります。
第三世代ブログもよろしくお願いします。
2012年3月にブログの移行を行いましたが、使い勝手の問題で、2015年5月の記事を最後に「第二世代ブログ」(editions)に戻りました。「第三世代ブログ」(editions2)にて投稿された全記事は、2016年9月、すべて本「第二世代ブログ」(editions)に移設(カテゴリー名:blog2)され、既当ブログの既存の記事の中に統合されました。
(2012-03-19)
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