( 香水工場の )
香る生活
年末キャンペーンのレビュー
最後のローズジェル
昨年12月のローズジェル・ホールセールは早々に完売となりました。
ローズジェルは、昨年、"この秋の生産をもって最後" とアナウンスしていたため、"もしやホールセール期間だけでなくなるかも?"という心配が脳裏に浮かびましたが、当たりました。
例年ですと、一年間かけて販売する数量が、ホールセールだけで完売、予想以上でした。
「店じまい、閉店セール」と連呼して無用に煽るやり方は慎みたいので「ローズジェル、これで最後」を強調しすぎないつもりでしたが、「最後」というワードの効果は予想以上だったのかもしれません。
購入を計画され、購入できなかったお客様に、この場を借りて、お詫びいたします。
また、購入いただいたすべてのお客様に、心より感謝申し上げます。
10年以上続いた製品が、このように皆様に愛されて完売となったことが、ローズジェルの歴史に嬉しい "はなむけ" となりました。
(一方、1人か2人ですが、転売目的で購入されたのではないかと思われる方がおられたことは、想定外だった)
ローズの贈り物
「ローズの贈り物」は、毎年リリースしている当社の定番の限定香水。
安定したお客様に支えられています。
この製品は、数量を多く作れませんので、少ない数のファンの方にお届けするだけ、と割り切って毎年制作しています。
今年も想定通りのペースでなくなり、ご希望の方には、おおむねご購入いただけたのではないかと思います。
本日の時点で、キューブボトルが若干残っています。完売するまでこのまま販売いたします。
サンタの贈り物
今年の「サンタの贈り物」は、数年前に廃盤となったサンダルウッド系の香水「ステイ」のリニューアル・バージョンでした。
こちらは、想定より、かなり早めになくなりましたので、急遽、追加制作でキャンペーン終盤まで販売することができました。
以上、ご利用いただいたみさなまには感謝申し上げます。
ありがとうございました!
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(2019-01-04)
( 香水工場の )
香る生活
リボンの話
( 国産ボトルとクリオネリボン )
国産ボトルへ移行完了
一昨年から進めている国産ボトルへの移行は、昨年完了しました。
以前はフランス製のボトルでしたが、スプレー部分が取り外せないため、国産のねじ式ボトルへの移行。
なんだかんだ2年がかりで、ほぼ完了しました。
フルボトルの装飾リボン
その過程で、首元にリボンの装飾を施しました。
(社内では「クリオネ・リボン」と呼ぶ)
装飾リボンは、かわいらしく当社のお客様層イメージにぴったり。
実際、好感度は悪くないようです。
ただ、「昔のボトルの方がよかった」と SNS でつぶやいる人がいたという話も聞いており、ボトルもリボンも、すべてのお客様に評価いただいているわけではないようです。
新しい装飾
ボトルは当面変更できません。
しかし、リボンは、さらに好感度を上げるため新しい装飾を試行錯誤中です。
新リボンかチェーンか、どんな装飾になるか、ご期待ください。
早ければ春から順次導入していくことになりそうです。
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(2019-01-04)
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香る生活
原料仕入れの話
リナロール
去年は、「リナロール」が入手できないと大騒ぎではじまった一年、この問題で、とうとう一年間、心配のしどうしでした。
リナロールとは、お花の香りの代表的な成分で、香りがよい花には、ほぼすべての花に含まれるもっとも基本的な原料です。
ドイツの工場爆発で世界的に生産がストップしましたが、さすがドイツ、あっという間に新工場が建設されて、運良く6月くらいには再出荷がはじまり、ホッとしました。
次の問題
が、それも束の間、他の重要な原料も同じような理由で、現在、一部の製品が生産中止に追い込まれています。
この問題で、最初に止まった製品が「スノーミント」。
7月末に止まりました。スノーミントは、クールでさわやかな香りなので、夏、一番需要が高いだけに、当社には痛恨の一撃だった。
在庫切れinfo
現在、生産が凍結されている製品を、在庫切れinfoページにてリスト化しています。
この不足原料に関しては、新工場(インド)の建設が進んでいるとのことですが、年が明けても、まだ未定です。
「在庫切れinfo」ページに登録いただいたお客様には、長い期間お待ちいただいき恐縮です。
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(2019-01-04)
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香る生活
限定香水の話
限定版香水の製品化
限定バージョンは5月と12月に、さらに随時リリースするケースもあります。
文字通り、数量限定の香水たちです。
制作中新作のお披露目の場になる場合もあるし、寿司屋の「今日はいいネタが入ったから」みたいに、珍しい原料が入手できたとき、それきりの製品を出すケースもあります。
Summer
2年前の夏にリリースした一夏限りの香水です。
柚子の香りが特徴でした。
思いの外、好評で、どうしたものか、検討中です。
キューブのみの展開でしたが、リリースする場合は、25mLフルボトルとともに。
ヘルシンキ空港 HEL
( 2016年限定リリースした香水「ヘルシンキ空港」、北欧のテイスト )
もう 4年も 5年も前に、12月の「サンタの贈り物」でリリースしたもの。
好評だったため「サンタの贈り物」として2度ほどリバイバルでリリースした製品です。
リバイバルしてもファンが減らないことから製品化にむけて動いています。
ところが、現実的な問題が。入手できない原料があるのです。
「まさか、あれ?」という思われる読者の方は、きっと、このブログの熱心な読者ですね。
まさかのそれです、実に悩ましい。
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(2019-01-04)
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香る生活
新作香水の話
2018年の新作香水
昨年2018年は、二品の新作をリリースしました。
( 2018新作香「菖蒲の葉」「スイートピー」 )
「菖蒲の葉」と「スイートピー」
比較的スムーズにリリースできてよかったです。
実は、新作のリリースは、毎年ちょっとプレッシャー。
どんな香りを出せば、喜んでもらえるかというテーマは、一年ごとに厳しくなっていく感じです。
2019年の新作香水
今まで制作した香りは、限定版やOEMで制作したものも含めると、100種類くらいあるでしょう。
現在、製品として残っているものは約40種類。
お花自体は、無限の種類がありますが、これ以上、お花の香水を増やしていくと、とってもニッチな世界になっていきます。
(ここが矛盾点)
次の新作はどうするか?・・以前お知らせした「プルメリア」は、いちおう候補です。
その他、昨年は「紅茶の香水」や「コーヒーの香水」のご要望が来ていました。
(「カトレヤ」「月下美人」のご要望もあったな)
試作が完成しているものもありますが、今年どんな新作をお見せできるのか、まだ未定です。
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(2019-01-04)
( 香水工場の )
香る生活
2019年、新年がはじまりました
今年もよろしくお願いします (2019/01/04)
( 住宅を赤く染める早朝の朝陽、今年はどんな一年に? )
私は、三が日、ゆっくりさせていただきました。
お墓参りに行き、親戚に新年のご挨拶。
昨日は、所沢航空記念公園にロウバイの香りを確認にいきました。
そんなわけで、いたって穏やかなお正月になりました。
今日から仕事に戻ります。
今日のブログは「2018年から2019年」というタイトルで、何回かに分けて昨年のレビューと今年のプランを書いていきます。
では、さっそく 2018年から2019年、新作の話 から。
(2019-01-04)
( 住宅を赤く染める早朝の朝陽、今年はどんな一年に? )
お正月休みは取れましたか?
私は、三が日、ゆっくりさせていただきました。
お墓参りに行き、親戚に新年のご挨拶。
昨日は、所沢航空記念公園にロウバイの香りを確認にいきました。
そんなわけで、いたって穏やかなお正月になりました。
今日から仕事に戻ります。
今日のブログは「2018年から2019年」というタイトルで、何回かに分けて昨年のレビューと今年のプランを書いていきます。
では、さっそく 2018年から2019年、新作の話 から。
(2019-01-04)
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