Date: Fri, 29 Sep 2023

●投書：
普段は香水やハンドクリームといった香りものは何となく薔薇か金木犀の二択になっていたのですが、香りから気分を変えてみたくて"都会的な"二つを購入してみました。

あまり的確な表現はできていないかもしれませんが、私がつけてみた感想を投稿させていただこうと思います。


・摩天楼
蓋を開けて香った、あまり嗅ぎなれない匂い。この時点での印象は少し香水臭かったかな？

肌にのせてみると、ころころと雰囲気が変わっていって、薔薇を感じたかと思ったら最終的に子供の頃に嗅いだおばあちゃんちの匂いを思い出しました。不思議な変化だ。

全体としては最初の華々しい印象が強くて、個人的には好きなのですが、香水が苦手な友達と遊びに行くときは控えようかな。


・ヘルシンキ空港
甘いハッカ飴みたいだな、と思いました。スッキリとしていて、嗅いだら鼻が通るようなにおいがします。

摩天楼と比べると香りの変化に一貫性があるように思いました。終始スーッとする。

これをつけて友人と会ったときに、日に当てた畳みたいなにおいがする、と言われました。最初はピンとこなかったけど、気にして嗅いでみたらたしかに
そうかも…？ハッカぽさが抜けた頃にそんな感じです。


摩天楼は大人の色香、ヘルシンキ空港はスッキリ清潔感　という感じで使い分けていけたらいいなと思います。素敵な香水をありがとうございました。

●ハンドル：
ハル


(国分) 「"都会的な"」2アイテムのお買い上げ、ありがたく感謝いたします。「おばあちゃんち」の匂いにはクスリと笑みがもれました。どんな「おばあちゃん」かによってイメージが分かれますが、懐かしく安心する香りと評価されたのだろう・・と手前味噌的に解釈しております


(2023-10-05)

Date: Fri, 29 Sep 2023

●投書：
お線香の香りだ！と真っ先に思いました。でも古臭いという嫌な感じはなく、すごく品のある香りでとても落ち着きます。好きです。

無くなった祖母が熱心な仏教徒で、いつも高級なお線香を取り寄せては仏壇に備えていたのを思い出して思い出に浸ったりしていました。祖母が大事にしていたいろいろなものを思い浮かべています。

これから気温が下がるにしたがって、こういう重めの香りも重宝しそうです。

●ハンドル：
-


(国分) お線香を焚くと人の脳からα波がでるそうですが、コメントはそんな光景をイメージしました。「こういう重めの香りも重宝しそう」・・『蓮花』の濃厚具合を感じていただいているお言葉。調香師は夏の湖面に咲くハスをイメージしておりますが、使うなら秋冬かな～と私も感じます


(2023-10-05)

Date: Fri, 29 Sep 2023

●投書：
ブラックベチベルがとっても良かったです。応援の気持ちを込めてレビューいたします。

他の方がおっしゃる通りクセになる香り。トップの苦さもラストの甘さとのコントラストを引き立ててとても心地良く感じます。

苦手な方もいるかもですが、他であまり見かけない香りなので少しでも興味をくすぐられた方には試してもらいたいです。


また最近はスリーピングミストも集めはじめています。秋の月の綺麗な季節に月の満ち欠けと共に楽しんでいます。

初めはオードパルファムと違い薄く感じましたが、最近はリラックス出来てちょうど良いと思っています。

スリーピングミストも香水アドバイザーのささやきがあれば嬉しいのですが…


さらにお気に入りの香水のくちなしのねりこも初めて購入しました。同じ香りだからと思って期待はしてなかったのですが、同じ香りなのに湿度が違う香りと言うのか…お気に入りの香りの新しい魅力の発見でした！

ねりこのラインナップが増えたら嬉しいです。

色々書かせて頂きましたが、これからも応援しています。


●ハンドル：
くまあざらし


(国分) 「他であまり見かけない香りなので」はうれしいコメント、多くのブランドさんが出さないものを出していきたいです。「スリーピングミストも香水アドバイザーのささやきがあれば嬉しい」・・そうですか、そんな需要があるとは・・年内を目標に毒舌を入れるべく、がんばります！


(2023-10-05)

Date: Fri, 29 Sep 2023

●投書：
自分で桜の塩漬けを作るほど桜餅の香りが大好きで、普段から身につけたいとずっと探していました。

今まで桜の香りのものを買っても酸味のある人工的な香りばかりだったのに、この香水はキャップを外した瞬間から桜餅の香りがぶわーっと！！理想の香りにドンピシャでした！


実際につけてみるとなんだか香りが馴染むなと感じていましたが、ブログの動画を見て納得。クマリンって体臭に近い香りなんですね！学校やバイト先でも強い香りがしなくて付けやすく、とても重宝してます。

小さいボトルで買ったので近々大きいものも買おうと思ってます！

●ハンドル：
こむぎ


(国分) 『さくら』をお気に召していただき光栄です。サクラの花の香りと桜餅の香りは違うというご意見もありますが、やはりクマリンにはサクラを思い浮かべさせてくれる力がありますよね。海外ブランドさんでもチェリーブロッサム香水はいろいろありますが日本人と少し感性が違うかもと思えるものが多いようです。当社『さくら』はまずまず日本人に通じる香りだと自負しますが、意外にもこの製品のパフューマーはフランスの方なんですよ


(2023-10-05)

Date: Mon, 25 Sep 2023

●投書：
・芍薬
第一印象は「柑橘だ！？」でした。レモンやグレープフルーツのような、キリッとした酸味とちょっとしたほろ苦さ。やがて落ち着いて、あの花らしい、ゆったり・たっぷりとした、どこか甘酸っぱい、すっきりとした華やかさに。まるで本物の花の香りを濃くしたよう。最後にはまるで薔薇のような香りに落ち着きました。

庭に芍薬があり、時期になると玄関に飾るのですが、夜になるとその階が芍薬の香りで満たされます。その香りと本当にそっくり。武蔵野ワークスさんの香水は本物に寄せる傾向があるとのことですが、なるほどこれはお見事です！

実は、最後に残る薔薇の香りが苦手で、買った当初はあまり積極的に使っていませんでした。優雅で素敵だし一瞬はうっとりするのですけど、長く触れていると疲れてきますし、気後れを感じてしまうので。

ところが気温が15℃に近づいた涼しい夜、深い香りが欲しくなり、この香りを思い出して使ってみたところ見事にマッチしました。寒くなると味の好みが濃く甘い方へと寄るように、香りもそういうことがあるのかも……と思い、冬に向けて新たな香りを試してみようかと検討中です。


・蓮花
まず「お寺のにおいだ！」と思いました。年に一度、お盆の日はお参りでお堂を一周するのですが、そのときにお寺の中に漂っているのと同じような匂い。

たぶん白檀なのだと思いますが、この香りが最初から最後まで通底してあります。その中に爽やかな、苦みのない柑橘の果汁のような香りがある。

でもそれもやがて消えて、白い、きめ細かな粉をイメージする香りに。最初から最後まで全体的にうっとりするような甘さのある香りでした。やわらかでふくよか、インドあたりの宗教画に描かれる女神のような印象です。


香水の香りは甘いとか色っぽい、強い、というイメージがあるのですが、その意味では今回買った中では一番香水らしい香りかもしれません。ただ、強いということはない。香水の強さってどこか「お前が俺に似合って見せろよ」みたいなイメージがあるのですが、そういう傲慢さは感じません。

蓮と聞いて思い浮かべるのは高田公園のお堀の蓮です。夏の青空を背景に濃いピンクの花が辺りを埋める光景を始めて見た時「極楽浄土ってきっとこんなとこなんだろな」と思ったものです。お寺の記憶も相まって、私の中では極楽浄土のイメージ香水になりました。


・スリーピングミスト「十六夜」
ラベンダー精油の香りが好きで、リラックスして眠りたい時には大抵使っています。なので、ディフューザーの用意が面倒なときにいいかなと購入しました。

が、思っていたより甘い……というか、色っぽい。ラベンダーもあるにはありますが、それよりは白粉のような甘い、なまめかしい香りの印象が強くてびっくりしました。

どうやら私は白檀系の香りに色っぽさを感じるようです。何度か嗅ぐうちに慣れてきて、今は甘くてやわらか、心くつろぐ香りとして気に入っています。落ちこんで優しく甘やかされたい気分の時にぴったりです。

こちらはラベルもとても気に入っています。どの商品のラベルも素敵ですが、十六夜はとりわけ月の欠けぐあいが絶妙で、見入ってしまいます。


●ハンドル：
尾村依子


(国分) 『芍薬』はまずまずヒットしてよかった、これからの季節さらに使いやすいと思います、ぜひお楽しみください。「白檀系の香りに色っぽさ」を感じられるとのこと、白檀は日本では伝統的なイメージですが、世界的にはセクシーな香り、なので世界的な感じ方ではないでしょうか？ 白檀が日本にもたらされたであろう飛鳥や奈良時代ならセクシーに感じた日本人が多いと空想します


(2023-10-05)

↑ここから上はこの日に更新しました。

月間１～２回のペースで更新中です。

感想・レビューをおよせいただいたお客様に感謝申し上げます。


(2023-10-05)