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( 香水工場の )

香る生活


沈丁花の花の香りが一段と心にしみる

香りの沈丁花が満開


東京は今、ジンチョウゲ(沈丁花)が満開です。

道を歩くだけで香りが至るところから漂ってきます。


停電で味わう人間らしい生活


先日の計画停電は午後の時間、途中、暗い事務所ではすることもなくぶらぶらと町中にでると、予想外に多くの人出に驚きました。

天候が穏やかだったことも要因ですが、停電で、むしろ普段より人が多く出歩いているというのも町に活気が戻ったようで不思議です。

信号も停止している中、駅前の昔ながらの八百屋さんが活況を帯びていて、こんな時はハイテク武装していない昔ながらの商売の強さを思い知らされます。


心にしみる平和で穏やかすぎる花の香り


沈丁花は、関東圏では3月の初旬におおむね終わることが多いのですが、今年はやはり寒いのか、中旬、そして下旬に突入しようとしている今日も香りを漂わせています。

その穏やかで平和な香りが、妙に心にしみます。

今朝、放射性物質が関東圏の水道水や食物から微量検出されたというニュースが報道されていました。予想していた分、まったくショックではないのですが、一抹の不安もないかというとそれもウソです。

原発の状況は未だ不安定です。しかし、自衛隊・機動隊員・レスキュー隊・関連会社社員・その他の人々の命知らずの作業のおかげで光明の兆しが見えてきました。


本物


ネットではウソやデマが出回っています。この危機に至ってパフォーマンスに執着する政治家や、大義名分の正論ばかりのマスコミも見ました。しかし、現地で踏ん張る人々の姿を見れば、何が本物かわかります。

この未曾有の危機を脱して私たちは一丸となって復興への闘志を燃やたいという気持ちになっています。


特別な香りになりそうな今年の沈丁花


今年の沈丁花の花の香りは特別な記憶になりそうです。


(2011-03-20)
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