ヤマト宅急便、配達時間の小さな変更
今月19日からヤマト運輸「宅急便」の時間指定枠が変更になります(2017/06/16 国分)


変更内容


簡単に言えば2点:

(1) お昼時の配達枠の廃止(食事時間の確保)
(2) 夜間指定は現行「20-21」から「19-21」時へ(幅を持たせる内容に)

詳しくは、ヤマト運輸お届け時間帯の変更(6/19~)


物流業界の背景


物流業界は深刻な人手不足だそうです。荷物の取扱数量は激増しているにもかかわらず、配達ドライバー数は、2006年をピークに過去10年減少し続けています。

昔は珍しかった女性ドライバーも増加していますが、需要と供給のアンバランス解消は当面見込み薄です。

この辺は、今年3月前後からNHKをはじめ各テレビ局、大手メディアの報道が続きましたので、多くの人々が"ドライバーさん大変なのか"と国民的なコンセンサスを得るに至った印象を受けます。


報道を受けて


報道以降、多くの人がドライバーさんに親切になったという話を聞きます。

おかげで集合住宅だけでなく、一般ご家庭でも"宅配BOX"など配達員の負担軽減ツールが売れに売れているそうで、日本には親切な人が多いことを改めて印象づけました。

これら集中的な報道は、仕掛け人による意図的な一大キャンペーンのように見えた点が、ややモヤっとしましたが、よい方向に向かっている気がします。

私自身、毎日ヤマト運輸のドライバーさんと接し、ときに現場のリアルな話を聞いています。

ドライバーさんたちの長時間労働や、ごく一部の利用者からの心ない・不条理な要求や態度に接すると、ようやく業界全体で対策に動き出した感がします。

ヤマト運輸「宅急便」サービスが1976年に開始され40年。これまで私たち消費者のメリットや都合最優先で、サービスは便利で複雑に発展してきましたが、この歴史にようやく調整が入るという理解でいいのでしょうか。


ドライバーさんの声


当社に出入りしているドライバーさんの一人に聞きました。

「宅急便の配達時間からお昼枠がなくなって、食事はしやすくなる?」と。

「お昼枠がなくなっても、配達し終わらなければ、どっちにしたって配達はあるので」と楽観な様子はありませんでした。

  • (2017-06-16)
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