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暗くて惨めなときこそ、豪華な香水で気持ちを盛り上げたい!
今日は久しぶりに名香の話をします。その名は・・・

「JOY」

この名に恍惚とした思い出を重ね合わせる人もいるかもしれません。初出荷は1930年。ネーミングがすばらしいですよね。

「JOY」(喜び)

余談になりますが、現代になるに従い香水の製品名には刺激的で危険で毒々しい名前が増えてきます。思い当たるでしょ?他社さんの製品ことにあまり言及できませんので、心の中だけにとどめておきますが相当ありますよね。

そういう危険なネーミングは実は逆に平和な社会の世相を反映している面もあるんですよ。

Jean Patou(ジャン・パトゥ)の香水「JOY」は、香水の勉強を始めると名香として必ずラインアップされる一つです。私のイメージでは、ジャスミンの華やかな香りがフランス・プロヴァンス地方の暖かさと開放感を感じさせてくれる香りです。

この香水のおもしろさは、中身の実力ももちろんですが、中身のことは今さら香水ファンのみなさんにお話しても「釈迦に説法」。ガラにもないことはやめてビジネスサイドでこの製品の逸話をお話します。

まあ、この逸話もよく知られた事実なので今さらお話するのもという気もしますが、タイミングがドンピシャリ。まさに2008年を語るにふさわしいエピソードです。

ジャン・パトゥはパフューマーさんではなく一般にはクチュリエと呼ばれます。クチュリエとは、裁縫師で英語のテーラーに当たりますが、現在ではファッションブランド、特にオートクチュールのデザインと制作の総責任者的な意味で使用されます。映画制作でいえば、制作の総責任者であるエグゼクティブ・ディレクター(総監督)あたりかな?

しかし、ジャン・パトゥ自身、メゾンを構えたブランドオーナーであり会社オーナー。映画制作でいえば資金調達からアウトプットのディストリビューションと販売まで企画し実施しますので、映画のテレビ界ならエグゼクティブ・プロデューサーに近いかもしれません。

要はジャン・パトゥはたんなるデザイナーではなく辣腕のビジネスマンでありブランドビジネスの仕掛け人なのです。ことのほかアメリカ市場を重視した彼の営業スタイルにもビジネスマンとしての才覚が見え隠れします。

有望顧客(今で言うところの「セレブ」さんたち)やマスコミ関係者を多数招いて派手なファッションショーやパーティを頻繁に開くことは、現在のファッション業界ではごく普通のマーケティングですが、ジャン・パトゥが切り開き確立させた手法のようです。

そんなジャン・パトゥ社がリリースした香水が「JOY」。JOYは、以前から個別に販売されたらしいのですが1930年に一般販売へと踏み切られます。1930年は、1929年10月ニューヨーク証券取引所の株価大暴落を契機として始まった世界大恐慌勃発の翌年です。大恐慌の余波は1930年代を通じて続き第二次世界大戦の原因の一つにもなる悲惨な出来事でした。

企業倒産の連鎖と世界中の都市で溢れる失業者。モノが売れなくなる時代です。カネが流れなくなる時代です。このような悲惨な時代にジャン・パトゥが投入した香水はなんと

「世界一高価な香水」

でした。こんへんの正確な事情は不明ですので推測ですが、おそらくジャン・パトゥ氏本人が意図的に「世界一高価な香水」と思われるようなプライシングで価格を設定し(高価なジャスミンをふんだんに使用しただけではそんな価格にならないことは化粧品ビジネスに詳しい読者のみなさんには常識ですよね)、意図的に「世界一高価な香水」であることを宣伝し公言し利用したことは想像に難くありません。

人は生来的に明るいモノ、明るい話、明るい生き方に惹かれることをジャンは知っていたんですね。私の先輩は株投資で大穴を開けるすると豪華な食事に行って心と気持ちをチャージしていましたが、曰く「落ち込んだときこそ、旨いモノを食え!そして強くなれ!」だそうです。それに近いものを感じます。

暗黒の時代に「世界一高価な香水」を手にする明るさと興奮。価格だけならいくらでも世界一高価な香水を作れますが、それが「世界一」にふさわしいストーリーを備え「世界一」にふさわしいイメージにまで昇華させることができた彼の手腕にこそブランドビジネス仕掛け人として才能が存分に発揮されています。

失業者が溢れ治安の維持さえおぼつかない世界の大都市でJOYは記録的な大ヒットを飛ばします。このようにしてJOYは香水史の歴史に新しい一ページを刻むことになりました。


今年2008年は、1929年の世界大恐慌を凌ぐ波乱の一年となりました。経済評論家たちはそろってそう言いますし、規模的にも1929と比較にならないほどの大きな経済損失が発生していますが、私たちの実感として現在「大恐慌真っ只中?」かどうかは人によって意見が分かれます。

ひょっとしたら影響は今後徐々に加速し私たちの生活を苦しめるのかもしれませんし、もしかしたらお偉いさんたちが煽るほど大袈裟な不況にならずに済むかもしれません。

今年のクリスマス商戦。欧米では「香水苦戦」がささやかれています。

香水は、欧米ではクリスマスプレゼントの毎年トップファイブに入る超ポピュラー商品。毎年さまざま商材がクリスマスプレゼントの人気ランキングの順位表を塗り替えますが、香水は安定して毎年ランキング入りを果たします。

しかし、今年多くのブランドさんが、クリスマス商戦を前に例年より香水の生産計画を「弱気調整」との裏事情が聞こえています。不況時、実用性の乏しい香水はコストカットの最初の方でカットされる出費であることは欧米も日本も変わりないようです。

さあ、どうなるのでしょうか?

いずれにしても私たちの「明るいモノ、明るい話、明るい生き方」に惹かれるという生来の本質は昔も今も同じハズ。もし来年「新世界一高価な香水」が世の中に現れるようなことがあれば、それは世界が本当に大不況に陥った証拠になるかもしれませんね。


  • (2008-12-02)
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ロマンチックなイチョウ並木は匂いもサイコー!
東京はまさにイチョウ並木が燃える季節になっています。昨日、仕事ででかけた青山で、ついでにイチョウ並木で有名な神宮外苑を回ってきました。

紅葉がちょうどピークを迎えており、そこに立てば、シンフォニーのような圧倒的ビジュアル感に唸ってしまいます。

神宮外苑イチョウ並木

ロマンチックなイチョウ並木は、沿道のカフェで恋人とコーヒーかワインをすするのがとっても似合いそうな雰囲気ですが、如何せん、すごい人混み。

大型バスで乗り付ける観光客らしき団体。焼きそばやおでんの屋台まででてお祭り状態と化しています。しかし、イチョウ並木それ自体の美しさは圧巻です。

国分はイチョウの落ち葉から発せられる匂いがことのほか大好きです。サクサクと踏みしめる落ち葉が靴の底で砕け、干し草のような匂いを発します。乾燥ハーブのようなものです。ビジュアルだけでなくイチョウの匂いを堪能すること楽しみです。

干し草といってもどちらかといえば漢方薬のような匂いで、とても心癒されます。人が多いので、沿道に敷き詰められた落ち葉は時間とともに粉末状となり匂いはさらに周囲を満たします。

掻き集めて持ち帰りたくなるほどです。

(煎じて飲んでしまいたい・・・)

その後、新宿に移動し仕事を終えちょっと一息。マクドナルドに入りました。久しぶりに入るマック、やや驚きました。

こちらのマックでは店内の雰囲気が、照明なども抑え気味で、なんか高級感があります。壁に掲げられた「パウンダー」なる新商品のポスターは、今までのテイストと明らかに違います。高級感ある色遣い、コーヒーの紙コップさえデザインがお洒落になったとしげしげと眺めました。

高級路線に今後カジが切られていくのでしょうか。日本マクドナルド創業者藤田田氏の本があまりにも強烈だったので、ずっとそのイメージでいましたが、マクドナルドも変化しているとまたまた浮き世の流れを感じさせられました。





コーヒー程度で、そんなちょっぴり贅沢な時間を楽しんでいるとどうもクサイ。そのくささは、なんというか牛糞のような・・・

そっと、足を上げて靴の底を見ると案の定、ギンナンの実が踏みつぶされ靴底の溝の中に埋没していました。

イチョウは心を癒す匂いも発すれば、心乱す匂いも発するかなり凄い樹木です。周囲のお客さんに迷惑をかける前に居心地のよかったマックを出て昨日の仕事は終了、帰路につきました。




  • (2008-12-01)
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「柑橘系」・・・幸福の一瞬を閉じ込めろ!
「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」・・・もぎたて夏みかんを割ったときに

食材は案外、人の嗜好は似ています。レストランにはいって連れの女性でも男性でもが「これ、おいしい!」というものは、どれどれと味見してみるとだいたい自分にも「おいしい」と感じます。

ところが、香りはそうはいきません。電車の中で「まるで理解できない香り」を発散している人に出会った経験は誰でもあります。周囲の空間を曲げてしまうような香りでも、ご本人は好きでたまらない「これ、命!」の香りだったりします。

このように香りは個人ごとに嗜好性の強いものです。好き嫌いが両極端に分かれることもしばしば。だから、香水に「必ずすべての人に愛される香り」という製品は存在しないという持論をもっています。でも「比較的多くの人に愛される香り」なら存在すると思います。

その代表的な香りの一つが柑橘系です。

もぎたての新鮮な夏みかんを手で割ったことはありますか?皮から元気よく飛び散るエッセンシャル・オイル。ミストとなって空間に放出され一瞬にして爽快な香りを周囲に満たしてくれます。あの幸福感。感動的な幸せの瞬間です。私はずっとあの香りを捜しています。


「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」・・・柑橘系香水を試作した小学生時代

小学生の頃、自宅の庭に自生していた夏蜜柑の木は毎年、蜜柑の実をたわわに付けていました。実がまだ青いうちから採り皮から精油を絞っては柑橘系香水の手作りを試みました。

両親に笑われ友達にからかわれながらも作り続けましたが、どれもイマイチ。子供の遊びです。そのうち香水作りの熱は冷め、作り貯めた試作はいつしかビンの中で茶色く干からびて、どこかにいってしまいました。

レモンやグレープフルーツ、蜜柑などの柑橘系の皮から採れる天然の精油は、強い幸福感を伴う香りですが、持続しないこと、保管できないこと、変質しやすいことなど特徴があり、香水の原料としてはそのままでは難しい素材です。子供の香水作りが頓挫したのは、今から思えば無理もないことでした。

フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系

「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」・・・一瞬の幸福感系の香り

柑橘系エッセンシャル・オイルは、香りよりも毛生薬など実用性製品・機能性製品へ転用されるものが少なくありません。柑橘系の香りは、香り自体にダイエット効果が認められていますので「ダイエット香水」化したこともあります。加齢臭にも効果があるはずです。

このように御利益多き成分には間違いないのですが、香水としての柑橘系は「一瞬の幸福感」系香り。あっという間に香りが「飛ぶ」性質のため幸福感はすぐに終焉を迎えます。花火のようなはかなさです。これが実は柑橘系の香りが多くの日本人に愛される理由かもしれません。

(余談ですが、柑橘系の香りは世界的に見れば地中海沿岸、フランス、日本で特に愛されると言われています。北方の方々にはむしろアニマル系などのやや「濃厚系」が好まれるようです)


柑橘系の香りは大多数の人に愛される香りゆえに柑橘系の香水は無数にあります。どれもがその「一瞬の幸福感」を固定するための調香を重ねた苦悩の跡が見え隠れします。中には、柑橘系とは少しほど遠くなった製品もあります。

私たちが望んだことは「天然の柑橘系そのままで」香りを閉じ込めること。

それにはなるべく高濃度に天然の柑橘系精油を配合すればよいのですが、天然の柑橘系精油は揮発性が非常に高い上に、そのままでは皮膚に刺激があったり、光毒性といって太陽光などに含まれる紫外線や放射線によって皮膚にダメージを与える場合があります。

光毒性成分を除去したベルガプテンフリーの精油を使用するなど毒性や刺激の軽減を図り、それでいて柑橘系そのままの香りでを香りが持続する香水がテーマでした。

フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系


「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」・・・「Kay」の由来

イタリア産ベルガモット、シシリーレモン、ブラジル産オレンジ、アルゼンチン産マンダリン、メキシコ産ライムなど多彩な柑橘系エッセンシャル・オイルをギュッ!と閉じ込めました。

そして、出来上がった香りは、私の心を満たす「柑橘系の香りそのまま」でした。深呼吸をしたくなるような幸福感です。

だから、柑橘系の中の柑橘系という意味で、武蔵野ワークスはこの香りに「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」と命名しました。

ズバリ、そのままです。

社内では「ケイ」と呼ばれています。「カンキツケイ」のケイです。英語表記では「Kay」。英語圏では人名として使用されることがあります。発音は「カイ」ではなく「ケイ」でお願いします。

「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」の調香師はフランス人。武蔵野ワークスの製品はほぼ社内パフューマーによって創作されていますが、武蔵野ワークステイストに合う作品なら内外パフューマー、外国人・日本人問わず制作依頼をしています。これはその第一作目、記念すべき製品です。

世の中には柑橘系の製品が多いだけに「柑橘系」とだけ説明してもその違いは表現できませんが、香りのバランスと調和(これをパフューマーはアコードと呼びます)は、しごく高い製品に仕上がっていると思います。

私が大好きなこの「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」を2008年を閉じるキャンペーンにてプレゼントとしてお配りできることを大変喜んでいます。柑橘系の香りを愛する人にぜひ堪能いただきたい。

我的、チョー(若干死語?)オススメ!カンキツケイ、お気に召す香りであることを祈ります。


  • (2008-11-27)
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2008年を閉じるキャンペーン
またまた大袈裟なタイトルを付けてみました。クリスマスシーズン突入に合わせてキャンペーンを打たせて頂きます。(12/1~12/31まで)

WEBの新着情報に掲載され内容を転載いたします:

--------------(引用)--------------
柑橘系30mLボトル プレゼント
製品単価3,500円以上の製品(「30mLボトル」「コンシンのジェル100mL」「スリーピングミスト50mL」など)をお買い上げのみなさまには、お買い物ごとに人気の「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」30mLボトル1本を、ご希望の場合に、プレゼントいたします。

※複数本ご購入いただいても1回のお買い物のプレゼントは1本です。複数本のプレゼントをご希望の場合は、複数回に分けてご購入いただければそれごとにお付けできます。当社の本来の趣旨は、お1人様1本プレゼントという程度の希望でしたが、ガチガチの規則にするより、お客様のご希望にお任せするということになりました。

※プレゼントは11月30日のお買い物から対象となります。それ以前のご注文につきましては対象外ですのでご注意ください。(キャンペーン開始後、お届け先記入時に「プレゼント希望ボタン」が新設されますので、ご希望の場合はチェックを入れてください)。

※プレゼント分の商品は余裕をもって確保しておりますが、万一キャンペーン期間終了以前になくなる場合は、アナウンスの上、その時点でキャンペーンを終了させていただきます。

シャワージェル(柑橘系、ロサブラン)20%OFF
たいへん長らく在庫切れをおこしていたシャワージェル・素朴な石鹸が12月10日、ようやく再販売の見通しとなりました。柑橘系、ロサブランの2種類(残念ながら白檀は未発売です)。長らくお待たせしたお詫びにキャンペーン期間中20%OFF(525円->420円)にてご提供予定です。

コンシンのジェル80mLアルミパウチ、メール便配送可
2008年11月にリリースされた「コンシンのジェル80mLアルミパウチ」は、環境意識の高いお客様にたいへん好意的な評価をいただき大変感謝しております。販売開始から1ヶ月、「メール便で送って下さい」というご要望を多数お寄せ頂きました。当社ではメール便で配送可能な上限金額を1500円までとしておりますが、期間中メール便上限金額を「コンシンのジェル80mLアルミパウチ」と同じ2310円に引き上げます。1個までならメール便で配送可能になります。メール便にてどうぞご注文ください。

コンシンのジェル2mLアルミパウチ プレゼント
2008年版「コンシンのジェル」ができております。このスキンケアのすばらしさをご紹介するために現在、すべてのお買い物ごとに「2mLアルミパウチ」を一枚お付けしています。12月も継続いたします。

コンシンのジェル用 ミニプラスティック容器 プレゼント
「コンシンのジェル100mL」または「コンシンのジェル80mLアルミパウチ」をお買い上げのみなさまには、お買い物ごとに携帯に便利なミニプラスティック容器をプレゼント中です。12月も継続いたします。直径3cm程度の円形白色ミニプラ容器です。コンシンのジェルを小分けにして携帯いただくには大きさも重さも気にならない便利なコンテナです。ささやかなプレゼントですが、ご活用ください。

関連情報:
新着情報:「2008年を閉じるキャンペーン」:12月1~12月31
--------------(引用)--------------


この中で、柑橘系30mLボトル プレゼントはちょっと豪華でしょ?「柑橘系」は国分のイチオシの香りなので、自信をもってオススメします。

フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系

そこで、きょうは国分が


「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」に、

抱く想いを、

このブログに、

長文で、

トコトン

ぶつけてみたいと考えています。

目的はただ一つ!!

「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」のファンになっていただく

キッカケにすること。洗脳ではありませんのでご安心ください。

では、このあとのブログで書きまくります!!・・・

「フローラル・フォーシーズンズ 柑橘系」・・・一瞬の幸福感を閉じ込めろ!




  • (2008-11-26)
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「製品リリースプラン」ページの新設
フローラル・フォーシーズンズ 百合が、ようやく再販売の運びとなりました。なんだかんだ難産でした。私が制作するわけではありませんのでここで言うのも筋違いなお話ですが、思うに、調香はインスピレーションで作ります。

インスピレーションで作るものなら一瞬でだいたいの構想はできてしまいそうですが、それが形になるまでには、またいろいろとあります。

工業製品は構想から形になるまで、紆余曲折の連続です。だいたい技術的なハードルで第一歩からくじけるものですが、それを運良くクリアしてもマーケットの需要事情もありますし、政治的・経済的事情もあります。

もたついているうちプロジェクト参加者のマインドやモチベーションが次第に下がってくるは、広く一般の会社さんは組織さんでよくある話ですよね。

当社の場合、製品生産は小ロット、組織は単一資本ですので香水制作での政治的・経済的事情といっても、配慮すべきことは、原料の自主的・法的規制や量産時の原料の安定供給事情程度で、他の工業製品に比較すれば簡単な方です。

それでもすべての要素の歯車がうまく噛み合わさり、サイクルが完結しないとなかなか前にすすめません。

百合の再リリースの遅れはちゃんと分析し今後の製品開発の教訓に活かしたいと思います。

ところで、フローラル・フォーシーズンズは約50種類あります。珍しい香料を使用しているものも多数あります。そうすると百合だけでなくどれか販売休止に陥っています。だいたい原料である一部の香料の入手が困難になることが原因です。

これはわかっていることなので、企画開発時の段階で「特殊な原料は使わない」「汎用性があり安定供給が見込める香料のみを採用する」というオキテを守っていればある程度予防できますが、この優等生的なルールだけに支配されすぎると、今度は製品作りにメリハリがなくなるもの事実です。

そんなわけで今後も一部の製品でリニューアルや販売休止などが発生すると思われます。しかし、お客様からは「いつ再開しますか?」というお問い合せが増えてきました。もっともなご質問です。

そこで「再リリース・再生産・再販売・新製品」に関するアナウンスページを新設しました。(もっと早く制作すればよかったのですが、遅くなり恐縮です)

今後は、製品のリリース・休止・再開などに関する最新情報をこの専用ページでお知らせするように努力していきたいと思います。

製品リリースプラン 専用ページ



※新着情報:「製品リリースプラン」のページ新設のおしらせ


  • (2008-11-26)
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いよいよ2008年も最終月、クリスマスシーズン到来ですね
近所の駅前商店街や一部お宅ではクリスマス・イルミネーションが燦々と輝く季節となりました。

いよいよ2008年も最終月に入ろうとしています。1年があっという間に巡っていくスピード感に圧倒されます。

しかし、12月は一年でももっとも活気のある季節。大好きな季節です。

米国の小売りでは年間売上の3分の1がクリスマス商戦で叩き出されるそうでクリスマスパワーは圧倒的です。

特に米国では10月のハロウィーン、今月のThanksgiving、そして12月のクリスマスと完全お祭りモード「スイッチオン!」状態のはずです。サブプライムローン恐慌が依然進行中ですが、まずは生き延びていることに感謝し生命を燃やそうとする人々で溢れているのではと想像しています。

ハロウィーン、Thanksgiving、クリスマス。すべて宗教上のお祭りですが、今となってはアメリカ人も日本人も、そして多くの国の人々にとって、それはあまり関係なさそうです。

昔、あるアメリカ人が言っておりました。
They are now all commercial
(現在のクリスマスは全部、商売だからね~)。

浮き世のクリスマス事情に対するやや否定的なニュアンスでしたが、ビジネスが絡むと言うことは、それだけ真剣、生きるか死ぬかの闘い。メルヘンチックな雰囲気にカモフラージュされたクリスマスというビジネス戦線を逞しく生き抜く全世界の人々。

日本でもこの時期は伝統的に活気がありました。クリスマスがなかったころから師走の取り立てなど切羽詰まった人間模様が、壮絶に、しかし活き活きと展開される時期でしたよね。色沙汰・人情沙汰・事件沙汰など生命を燃やすクリスマシーズン・年末にはそれだけパワーを感じぜずにはおれません。

楽しいクリスマシーズンをお過ごしください。

  • (2008-11-26)
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