( 香水工場の )
香る生活
伊勢丹新宿店BPQCでの最終日を終えて
8月3(日)に当社唯一の売場、伊勢丹新宿店BPQCでの販売をクローズしました。
蒸し暑い日曜の夜、新宿の伊勢丹に入り最後の片付けを行いました。改装のため伊勢丹地下2階の売場そのものがいったんクローズします。そのためすべての商品が搬出されるということもあり、閉店後の売場は関係者と商品でおもちゃ箱ひっくり返したような賑やかさです。
伊勢丹の中でもBPQCに愛着のあるスタッフさんも多かったのでしょうか。売場の所々では感動的なスピーチや記念撮影の光景が見受けられました。
個人的にはBPQCという名称にはすでにブランド的な価値があるように感じていますが、その名称自体がなくなるということは寂しいですね。このまま消滅させるよりは、いっそのことBPQCという名称を譲渡してもらえないだろうかと、チラリと思い立ったほどです。
BPQCはフランス語から生まれました。Bon Prix(適正プライス)、Qualite(高クオリティ)、Chic(高感度・シック)の意味らしいです。立ち上げには藤巻幸夫(現フジマキ・ジャパン副社長)氏も関わっていたそうですが、詳しいことは知る由もありません。
BPQCを支えてきた多くのバイヤーさんとお会いできてよかったです。伊勢丹の裏口を通りバイヤーをはじめ多くのスタッフの方々との交流を通して「伊勢丹な」文化や考えを学ばせていただきました。
またいつの日か・・・
(2008-08-06)
蒸し暑い日曜の夜、新宿の伊勢丹に入り最後の片付けを行いました。改装のため伊勢丹地下2階の売場そのものがいったんクローズします。そのためすべての商品が搬出されるということもあり、閉店後の売場は関係者と商品でおもちゃ箱ひっくり返したような賑やかさです。
伊勢丹の中でもBPQCに愛着のあるスタッフさんも多かったのでしょうか。売場の所々では感動的なスピーチや記念撮影の光景が見受けられました。
個人的にはBPQCという名称にはすでにブランド的な価値があるように感じていますが、その名称自体がなくなるということは寂しいですね。このまま消滅させるよりは、いっそのことBPQCという名称を譲渡してもらえないだろうかと、チラリと思い立ったほどです。
BPQCはフランス語から生まれました。Bon Prix(適正プライス)、Qualite(高クオリティ)、Chic(高感度・シック)の意味らしいです。立ち上げには藤巻幸夫(現フジマキ・ジャパン副社長)氏も関わっていたそうですが、詳しいことは知る由もありません。
BPQCを支えてきた多くのバイヤーさんとお会いできてよかったです。伊勢丹の裏口を通りバイヤーをはじめ多くのスタッフの方々との交流を通して「伊勢丹な」文化や考えを学ばせていただきました。
またいつの日か・・・
(2008-08-06)
( 香水工場の )
香る生活
「笑う門には福が来る」も世界共通?
日本のお笑いブームは長く続いていますが、映画「パッチ・アダムズ」(1998)以降、米国でもお笑いブームだそうです。
この映画は実存したお医者さんであるアダムスさんが唱える「ユーモアによる治療」を描いた作品だそうです。
日本のお笑いとは趣を異にしますが、楽しく笑いたい!という点は同じです。
イラク派兵で残された家族のケアのために米国陸軍は「笑う会」を組織しているそうです。「笑う会」とは、家族が一ヶ所に集まり意味もなく無理矢理大笑いし合うというきわめて単純な会合で、第三者的には不気味なミーティングです。
が、その効果はめざましく参加者のほとんどが体調の変化を実感するといいます。
笑いが精神的・心理的開放感をもたらすのは経験的に感じることですが、驚くべきことに生理的な効用が実証されています。日本では漫才が「糖尿病に効く」という報道やニュースは一時期流されていました。笑うことで血糖値が大幅に低下するという結果があるそうです。
笑うことは、副作用完全ゼロの万能薬だったんですね。
(2008-08-03)
この映画は実存したお医者さんであるアダムスさんが唱える「ユーモアによる治療」を描いた作品だそうです。
日本のお笑いとは趣を異にしますが、楽しく笑いたい!という点は同じです。
イラク派兵で残された家族のケアのために米国陸軍は「笑う会」を組織しているそうです。「笑う会」とは、家族が一ヶ所に集まり意味もなく無理矢理大笑いし合うというきわめて単純な会合で、第三者的には不気味なミーティングです。
が、その効果はめざましく参加者のほとんどが体調の変化を実感するといいます。
笑いが精神的・心理的開放感をもたらすのは経験的に感じることですが、驚くべきことに生理的な効用が実証されています。日本では漫才が「糖尿病に効く」という報道やニュースは一時期流されていました。笑うことで血糖値が大幅に低下するという結果があるそうです。
笑うことは、副作用完全ゼロの万能薬だったんですね。
(2008-08-03)
( 香水工場の )
香る生活
悪徳業者も世界共通?
世界中どこにいっても善人はいますよね・・・と数日前に「義理・人情は世界共通?」を投稿したばかりで、今度は世界中どこにも詐欺をはたらこうとしている人々もいますよねという話をさせてください。
「振り込め詐欺」がさらに巧妙になっているそうです。「オレオレ詐欺」がようやく下火かと思いきや、最近は国税局や税務署員を装った「税金の還付」名目の「振り込め詐欺」が主流だそうです。キャッシュディスペンサーを操作させて多額の貯金などを知らない人の口座に振り込ませる手口で、被害額はすでに年間数百億円!
今時ケータイ片手に銀行のキャッシュディスペンサーに行くと銀行員が飛んでくるご時世です。
さて当社の話です。昨日、出勤すると英文のFAXが届いていました。送信元は
「Intrernal Revenue Service IRS.gov - Department of The Treasury」
アメリカの税務局のようなネーミングです。なになに、W-8BENというフォームを即刻提出せよ、という内容です。
W-8BENって何?IRSって誰?
という感じです。調べると、アメリカ人以外の外国人でも米国由来の所得や収益があれば課税対象になりますが、何らかの免税や減税措置があり、その手続きフォームがW-8BENらしいです。「出さなければ高額な課税がキミのもとへ」という脅しもはいっています。
当社は、海外発送することもありますので、収益がないといえばウソになりますが、微々たるもの。現地の消費税相当のものは法に則って申告しています。それ以上の税金などまったく身に覚えがない、というのが第一印象でした。
これがもし、何かしら「身に覚えがある」と、案外気分が動転して手口に乗ってしまうかもしれません。
W-8BENの内容ですが、氏名や住所はよいとして「パスポートのコピーを添付せよ」はさすがに怪しかったです。
法人にパスポートはない。当然のことです。
送り先のFAX番号をネットで検索すると、いきなり、悪徳業者として話題の電話番号。米国ワシントン州の悪徳業者らしい。パスポート番号やクレジットカード番号を収集しているようです。
海外事情に明るくない外国人に米国のお役所の権威を借りるところが、日本の国税局を装った税金還付詐欺とそっくりです。それとも権威に弱い日本人だけをターゲットにした手口なのでしょうか。
(2008-08-02)
「振り込め詐欺」がさらに巧妙になっているそうです。「オレオレ詐欺」がようやく下火かと思いきや、最近は国税局や税務署員を装った「税金の還付」名目の「振り込め詐欺」が主流だそうです。キャッシュディスペンサーを操作させて多額の貯金などを知らない人の口座に振り込ませる手口で、被害額はすでに年間数百億円!
今時ケータイ片手に銀行のキャッシュディスペンサーに行くと銀行員が飛んでくるご時世です。
さて当社の話です。昨日、出勤すると英文のFAXが届いていました。送信元は
「Intrernal Revenue Service IRS.gov - Department of The Treasury」
アメリカの税務局のようなネーミングです。なになに、W-8BENというフォームを即刻提出せよ、という内容です。
W-8BENって何?IRSって誰?
という感じです。調べると、アメリカ人以外の外国人でも米国由来の所得や収益があれば課税対象になりますが、何らかの免税や減税措置があり、その手続きフォームがW-8BENらしいです。「出さなければ高額な課税がキミのもとへ」という脅しもはいっています。
当社は、海外発送することもありますので、収益がないといえばウソになりますが、微々たるもの。現地の消費税相当のものは法に則って申告しています。それ以上の税金などまったく身に覚えがない、というのが第一印象でした。
これがもし、何かしら「身に覚えがある」と、案外気分が動転して手口に乗ってしまうかもしれません。
W-8BENの内容ですが、氏名や住所はよいとして「パスポートのコピーを添付せよ」はさすがに怪しかったです。
法人にパスポートはない。当然のことです。
送り先のFAX番号をネットで検索すると、いきなり、悪徳業者として話題の電話番号。米国ワシントン州の悪徳業者らしい。パスポート番号やクレジットカード番号を収集しているようです。
海外事情に明るくない外国人に米国のお役所の権威を借りるところが、日本の国税局を装った税金還付詐欺とそっくりです。それとも権威に弱い日本人だけをターゲットにした手口なのでしょうか。
(2008-08-02)
( 香水工場の )
香る生活
「香る生活」次号リリース:9月1日
当社が発行している香りの読み物冊子「香る生活」次号のリリースが9月1日決定しました。現在手分けして編集作業をやっています。
今回は、京都の老舗お香メーカーさんやカモミール畑の収穫レポートなどあります。
おもしろいところでは、ダルビッシュ選手の家族が運営するダルビッシュ・ギャラリーの話も掲載できそうです。
(2008-08-01)
今回は、京都の老舗お香メーカーさんやカモミール畑の収穫レポートなどあります。
おもしろいところでは、ダルビッシュ選手の家族が運営するダルビッシュ・ギャラリーの話も掲載できそうです。
(2008-08-01)
( 香水工場の )
香る生活
ブログを引越します
半月ほどブログサーバーの移転作業をやってきましたが、明日8月1日から新しいサーバーへ引っ越すことになりました。
(旧)香水Biz備忘録 バージョン2
(新)香水Biz備忘録 バージョン3
2005年に「巷で評判なるブログとはいかようなもの?」と軽い気持ちで始めましたが、なんだかんだ2年半やってきました。ネタ不足から心理的に負担に感じることもあり、1年前更新できないスランプに陥りました。
平均的ですよね。そのとき、更新がないメール下さる方も。逆に書き続けることが私の「生存情報」になっていることに気づきました。
ところで、サーバーの引越はこれで3度目です。そこで新しいブログは「香水Biz備忘録 バージョン3」と個人的に呼んでいます。
(2008-07-31)
(旧)香水Biz備忘録 バージョン2
(新)香水Biz備忘録 バージョン3
2005年に「巷で評判なるブログとはいかようなもの?」と軽い気持ちで始めましたが、なんだかんだ2年半やってきました。ネタ不足から心理的に負担に感じることもあり、1年前更新できないスランプに陥りました。
平均的ですよね。そのとき、更新がないメール下さる方も。逆に書き続けることが私の「生存情報」になっていることに気づきました。
ところで、サーバーの引越はこれで3度目です。そこで新しいブログは「香水Biz備忘録 バージョン3」と個人的に呼んでいます。
(2008-07-31)
( 香水工場の )
香る生活
ネットの口コミで拡がる善と不幸
インターネットの凄さは、今さらあげるまでもないのですが、きょうのテーマ用に一つ挙げるとすると商品を選ぶ際の「ネット評判」は便利です。
日常的にインターネットを利用しているユーザーの50%以上が商品購入の際、掲示板やブログ、口コミサイトでの製品評価や製品比較を読むし、実際に購入決定に影響があるとする調査結果があります。
自分の経験に照らしても、第三者のネット情報をもとに決定することもありますので、上の調査結果は体感的に納得します。たとえば、先日デジカメを新調しました。
デジカメは、とにかくメーカー数も多ければ機種の種類も多い!何を基準に選んだらよいものか、案外、知らない人の勝手な「ボク的デジカメ評価ランキング」などを読んだりしました。そして、タメになりました。
しかし、ネット口コミはウソも多いのです。
私の場合、ネットの口コミで失敗したこともあり、ホドホドに耳を傾ける程度に努めています。
社会的な責任を負うテレビや新聞の報道が、ある程度ですが、信頼性や信憑性に気を遣って、報道にはある程度ウラも取る努力もしますが、インターネットでは信じがたい盲信・迷信を発信続ける人も多いことはご承知のとおりです。
さらに、サクラが案外暗躍していますのでメチャクチャです。
昔、お仕事で関わっていたある会社さんは大手のダイレクトマーケティングの会社さんでしたが、マーケティング部内にサクラ部隊がおり、会社イメージや自社製品に否定的な意見を排除し、自社製品に対する意見をある方向に誘導するミッションを持っていました。
きょうご紹介するニュースは、ネット口コミの不幸の一例が露見した事件です。
「化粧品から薬並みのステロイド」(「ステロイド不使用」をうたった化粧品から医薬品並みのステロイドが検出され、薬事法違反で摘発されたという事件)
ステロイドは、体内で分泌されるホルモンと分子構造がよく似ていて、ごく少量で劇的な作用を体に及ぼします。「奇跡のクスリ」ですが、副作用も大きい。
そのためステロイドは通常医者の処方の下で使用することが薦められています。薬局でも弱いステロイド系軟膏など販売されていますが、私の知る限りステロイド系薬品を前向きに薦める店員さんはあまりいません。
そんなステロイドが、しかも、最高強度のステロイドが化粧品に配合されていたというニュースです。アトピーの人には劇的な効果があったと思われます。
副作用を恐れ強いステロイドを使えなかった人々や脱ステロイドを目指す人々(多いそうです)が、ステロイドなしで目の覚めるような効果を持った化粧品に出会ったとき「凄い化粧品見つけたよ!」と発信したくなる気持ちは自然です。
「インターネットの口コミサイトなどで『ステロイドが入っていないのにアトピーの肌がよくなった』と人気に火がつき・・・」
この事件は、好意で発信したネット口コミが逆にアダとなって被害を拡げた悲しい事件です。
(2008-07-31)
ネットユーザーの50%以上が商品チェックに利用
日常的にインターネットを利用しているユーザーの50%以上が商品購入の際、掲示板やブログ、口コミサイトでの製品評価や製品比較を読むし、実際に購入決定に影響があるとする調査結果があります。
自分の経験に照らしても、第三者のネット情報をもとに決定することもありますので、上の調査結果は体感的に納得します。たとえば、先日デジカメを新調しました。
デジカメは、とにかくメーカー数も多ければ機種の種類も多い!何を基準に選んだらよいものか、案外、知らない人の勝手な「ボク的デジカメ評価ランキング」などを読んだりしました。そして、タメになりました。
しかし、ネット口コミはウソも多いのです。
私の場合、ネットの口コミで失敗したこともあり、ホドホドに耳を傾ける程度に努めています。
意図的にウソを流す人々
社会的な責任を負うテレビや新聞の報道が、ある程度ですが、信頼性や信憑性に気を遣って、報道にはある程度ウラも取る努力もしますが、インターネットでは信じがたい盲信・迷信を発信続ける人も多いことはご承知のとおりです。
さらに、サクラが案外暗躍していますのでメチャクチャです。
昔、お仕事で関わっていたある会社さんは大手のダイレクトマーケティングの会社さんでしたが、マーケティング部内にサクラ部隊がおり、会社イメージや自社製品に否定的な意見を排除し、自社製品に対する意見をある方向に誘導するミッションを持っていました。
口コミで拡散するウソ
きょうご紹介するニュースは、ネット口コミの不幸の一例が露見した事件です。
「化粧品から薬並みのステロイド」(「ステロイド不使用」をうたった化粧品から医薬品並みのステロイドが検出され、薬事法違反で摘発されたという事件)
ステロイドは、体内で分泌されるホルモンと分子構造がよく似ていて、ごく少量で劇的な作用を体に及ぼします。「奇跡のクスリ」ですが、副作用も大きい。
そのためステロイドは通常医者の処方の下で使用することが薦められています。薬局でも弱いステロイド系軟膏など販売されていますが、私の知る限りステロイド系薬品を前向きに薦める店員さんはあまりいません。
そんなステロイドが、しかも、最高強度のステロイドが化粧品に配合されていたというニュースです。アトピーの人には劇的な効果があったと思われます。
副作用を恐れ強いステロイドを使えなかった人々や脱ステロイドを目指す人々(多いそうです)が、ステロイドなしで目の覚めるような効果を持った化粧品に出会ったとき「凄い化粧品見つけたよ!」と発信したくなる気持ちは自然です。
「インターネットの口コミサイトなどで『ステロイドが入っていないのにアトピーの肌がよくなった』と人気に火がつき・・・」
この事件は、好意で発信したネット口コミが逆にアダとなって被害を拡げた悲しい事件です。
(2008-07-31)
search