( 香水工場の )
香る生活
れんげの香り・・・今年も失敗
れんげ、レンゲ、蓮華、いろいろ書き方があって困る"れんげ"ですが、ひらがなが一番優しい感じがします。このなつかしいれんげ草のオードトワレを制作したいと考えています。
れんげの香りを企画してはや2年。今年もれんげの季節は本腰で探しに行く機会を失いましたが、かろうじて行った国立の多摩川河川では見ての通りでした。4月30日。すでに終わりかけたレンゲがちらほら。
しかも、よく見るとかなりの虫食い状態。年々被害が拡大しているような気がしてくる。れんげはミツバチの蜜源。ミツバチが羽音を立てて飛び回る姿が懐かしい・・・
※レンゲを食べ虫は、アルファルファタコゾウムシというらしい。ヨーロッパ原産。20年前にはじめて観察されて、今では日本中のレンゲを食べ尽くす勢いということです。
※写真:古民家(旧柳澤家、東京都国立市谷保1705-1) (2006-06-02)
れんげの香りを企画してはや2年。今年もれんげの季節は本腰で探しに行く機会を失いましたが、かろうじて行った国立の多摩川河川では見ての通りでした。4月30日。すでに終わりかけたレンゲがちらほら。
しかも、よく見るとかなりの虫食い状態。年々被害が拡大しているような気がしてくる。れんげはミツバチの蜜源。ミツバチが羽音を立てて飛び回る姿が懐かしい・・・
※レンゲを食べ虫は、アルファルファタコゾウムシというらしい。ヨーロッパ原産。20年前にはじめて観察されて、今では日本中のレンゲを食べ尽くす勢いということです。
※写真:古民家(旧柳澤家、東京都国立市谷保1705-1) (2006-06-02)
( 香水工場の )
香る生活
『コンシンのジェル』リリース
フランスの化粧品メーカーさんだと新商品のリリース予定日にモノができていないケースはよくあります。
たとえば5月30日発売を決めて公にアナウンスしても「それはその時点での予定日」だからという気持ちがあるようです。
消費者もわかっているのでそれほど落胆せず、むしろアナウンス通りにリリースすると逆に喜ばれたりします。
リリース予定日がバカンスシーズン前後だともうこれは政府でさえ止まってしまう感じです。
たまたまフランス観光旅行中、異常気象でパリのお年寄りが熱中症などで数千人亡くなっているのにバカンスシーズンで政府が対策を講じないと現地のテレビニュースが嘆いていました。
お国柄の違いを感じます。
『コンシンのジェル』の場合、最初に設定した5月15日は原料入荷の問題で5月30日に延期されました。フランス風に度々の延期になりそうでしたが、なんとか本日リリースできました。
(2006-05-30)
たとえば5月30日発売を決めて公にアナウンスしても「それはその時点での予定日」だからという気持ちがあるようです。
消費者もわかっているのでそれほど落胆せず、むしろアナウンス通りにリリースすると逆に喜ばれたりします。
リリース予定日がバカンスシーズン前後だともうこれは政府でさえ止まってしまう感じです。
たまたまフランス観光旅行中、異常気象でパリのお年寄りが熱中症などで数千人亡くなっているのにバカンスシーズンで政府が対策を講じないと現地のテレビニュースが嘆いていました。
お国柄の違いを感じます。
『コンシンのジェル』の場合、最初に設定した5月15日は原料入荷の問題で5月30日に延期されました。フランス風に度々の延期になりそうでしたが、なんとか本日リリースできました。
(2006-05-30)
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香る生活
調香セミナー、思い通りに作れましたか?
昨日、京成バラ園にて調香セミナーやってきました。
セミナーですが「調香ってこんな感じ?案外簡単じゃない」と内心思われたのでは?そうなんです。
香水を創ること自体は基本的にカンタンです。
今回のセミナーでは初心者の方を対象としていましたので、深く考えずに配合してもある程度よい香りになるよう調香の材料(香料)をなるべく調整してありました。
それでもやはりセンスが問われます。笑える楽しい香りからセンスの光る香りまでセミナールームは盛り上がっていたようです。
※午前の雨は止んでこの日のバラ園はごった返す人出となりました。
※笑える香りからセンスの光る香りまで。楽しく調香。
(2006-05-29)
セミナーですが「調香ってこんな感じ?案外簡単じゃない」と内心思われたのでは?そうなんです。
香水を創ること自体は基本的にカンタンです。
今回のセミナーでは初心者の方を対象としていましたので、深く考えずに配合してもある程度よい香りになるよう調香の材料(香料)をなるべく調整してありました。
それでもやはりセンスが問われます。笑える楽しい香りからセンスの光る香りまでセミナールームは盛り上がっていたようです。
※午前の雨は止んでこの日のバラ園はごった返す人出となりました。
※笑える香りからセンスの光る香りまで。楽しく調香。
(2006-05-29)
( 香水工場の )
香る生活
ブルガリア大使館の「ばらの祭り」2006
街のあちこちでバラが咲いている季節ですね。
民家の玄関や塀からはみ出して咲いているバラのあまりの見事さや雨に打たれる姿の瑞々しさに寄っていき香りを確かめたくなりますが、怪しい行動なので遠慮しています。
昨日は、原宿・渋谷の代々木公園の裏手にあるブルガリア大使館で「ばらの祭り」に参加しました。
本国の「ローズフェスティバル」(Rose Festival, The Festival of the Roses in Kazanlak/Kazanluk, Bulgaria)に先だってこの時期に毎年開催されているそうです。おもしろいことにブルガリア大使館主催ではなく「飲む香水」のソフィア・エコ・プラン社が主催しており内容は「チャリティイベント」になっています。
チャリティなので参加費用はまるまるブルガリアにある子供達の施設に寄付されるということですが、充分に楽しめる料理とコンサートが堪能できて主催者にも申し訳ないのですが「予想以上」に楽しいレセプションでした。
※さりげなく芳香の強いローズダマセナが差してありました。
厳かな雰囲気でドレスアップが要求されるパーティやイベントが苦手な私としては案外気楽に楽しめます。
それなりの身なりの方もおられましたが、ヨレたジャケットの私でもそれほど場違いな雰囲気は出していなかったようです。
パーティはやはり食べることですよね。ブルガリア料理には期待を寄せていました。
なんといっても農業国ですから。ロシアからウクライナあたりは、とくにかくジャガイモが美味いんですが生まれて初めて食するブルガリア料理にも期待度が高まります。
そこに出されているものが本当にブルガリア料理なのかどうかは明るくありませんが、野菜や豆、香辛料が多用された肉料理はトルコ料理にも似てどれも美味。
サワークリームやチーズもおいしい。ヨーグルトは「明治ブルガリアヨーグルト」(明治乳業はスポンサーさんの一つなのですから当然ですね)。もちろんおいしいのですが日常的なのでここでは手をつけませんでした。
料理を堪能できればあとは知り合いに2、3あいさつを交わして帰る予定でしたが、予想外に楽しかったモノが出し物のブルガリアダンス。
農業国にしてはかなり異様なダンスを拝見。ハイテンポのまま集団でフリを揃えるダンスは相当ハード。
ブロードウェイのラインダンスのようでもありながらラインダンスとは比較にならないほど機敏で精緻な動きの連続には驚くばかり。母のフラダンスを知っている私としては腰を抜かしそうです。
コサックダンスのようにアクロバット的な動作があるかと思えば、宙に舞い踊り続ける姿はスコットランドのハイランド・ダンス(美しすぎる)を彷彿させます。
モハメド・アリの「蝶のように舞い、蜂のように刺す(Float like a butterfly, sting like a bee)」を思い出すのはかなり飛躍しすぎではありますが。
余計ですが民族衣装を着てあえてローカルなダンスにするよりはもっと動きやすい衣装で全世界に通用する現代ダンスとしてアレンジしても美しいかもしれないと一人悦に入っておりました。
※かなりのスピード感。足技はカンフー並み
※フラッシュを焚かないのでピンボケ。宙に舞ったまま手を振る動作は見物です。シャカシャカ鳴る衣装に付けた無数のコインもグッド。
※このダンスチームのウェブサイトを発見しましたのでご紹介:
ブルガリアン フォーク アーツ
(2006-05-28)
民家の玄関や塀からはみ出して咲いているバラのあまりの見事さや雨に打たれる姿の瑞々しさに寄っていき香りを確かめたくなりますが、怪しい行動なので遠慮しています。
昨日は、原宿・渋谷の代々木公園の裏手にあるブルガリア大使館で「ばらの祭り」に参加しました。
本国の「ローズフェスティバル」(Rose Festival, The Festival of the Roses in Kazanlak/Kazanluk, Bulgaria)に先だってこの時期に毎年開催されているそうです。おもしろいことにブルガリア大使館主催ではなく「飲む香水」のソフィア・エコ・プラン社が主催しており内容は「チャリティイベント」になっています。
チャリティなので参加費用はまるまるブルガリアにある子供達の施設に寄付されるということですが、充分に楽しめる料理とコンサートが堪能できて主催者にも申し訳ないのですが「予想以上」に楽しいレセプションでした。
※さりげなく芳香の強いローズダマセナが差してありました。
厳かな雰囲気でドレスアップが要求されるパーティやイベントが苦手な私としては案外気楽に楽しめます。
それなりの身なりの方もおられましたが、ヨレたジャケットの私でもそれほど場違いな雰囲気は出していなかったようです。
パーティはやはり食べることですよね。ブルガリア料理には期待を寄せていました。
なんといっても農業国ですから。ロシアからウクライナあたりは、とくにかくジャガイモが美味いんですが生まれて初めて食するブルガリア料理にも期待度が高まります。
そこに出されているものが本当にブルガリア料理なのかどうかは明るくありませんが、野菜や豆、香辛料が多用された肉料理はトルコ料理にも似てどれも美味。
サワークリームやチーズもおいしい。ヨーグルトは「明治ブルガリアヨーグルト」(明治乳業はスポンサーさんの一つなのですから当然ですね)。もちろんおいしいのですが日常的なのでここでは手をつけませんでした。
料理を堪能できればあとは知り合いに2、3あいさつを交わして帰る予定でしたが、予想外に楽しかったモノが出し物のブルガリアダンス。
農業国にしてはかなり異様なダンスを拝見。ハイテンポのまま集団でフリを揃えるダンスは相当ハード。
ブロードウェイのラインダンスのようでもありながらラインダンスとは比較にならないほど機敏で精緻な動きの連続には驚くばかり。母のフラダンスを知っている私としては腰を抜かしそうです。
コサックダンスのようにアクロバット的な動作があるかと思えば、宙に舞い踊り続ける姿はスコットランドのハイランド・ダンス(美しすぎる)を彷彿させます。
モハメド・アリの「蝶のように舞い、蜂のように刺す(Float like a butterfly, sting like a bee)」を思い出すのはかなり飛躍しすぎではありますが。
余計ですが民族衣装を着てあえてローカルなダンスにするよりはもっと動きやすい衣装で全世界に通用する現代ダンスとしてアレンジしても美しいかもしれないと一人悦に入っておりました。
※かなりのスピード感。足技はカンフー並み
※フラッシュを焚かないのでピンボケ。宙に舞ったまま手を振る動作は見物です。シャカシャカ鳴る衣装に付けた無数のコインもグッド。
※このダンスチームのウェブサイトを発見しましたのでご紹介:
ブルガリアン フォーク アーツ
(2006-05-28)
( 香水工場の )
香る生活
この香りは「嫌い」と「悪い」ではへこみ具合が違う
かなり前にクチコミサイトのアットコスメのお話をしました。
「人の噂に戸口は立てられない」のが口コミが本来の姿ですから書き込まれた内容は、そのまま、あるがままでいいのです。
しかし、競合会社や団体・個人からある意図をもって書かれたり、あるいは政治的な攻撃を受けることもあります。
(逆に意図的なヨイショや第三者を装う自作自演も当然起こります)
当社はまだそんな攻撃にさらされていませんが、「この香りは悪い」という意見には多少困惑します。
実際にこの表現が使われたわけではありません。要は"好き嫌い"の問題にもかかわらず、普遍的事実であるかのような、たとえば腐敗臭やアンモニアのように誰にとっても避けたい匂いのような印象を与えかねない言い方には、パフューマーはへこむでしょう。
もし言い方が「この香りは嫌い」となっていれば事実として受け入れやすい。
スキンケアのように機能性が評価される商品では、たとえば浸透性やさっぱり感などは比較的多くの人にとって再現性がありますが、香りの嗜好性は人によって多様です。
一般的に食べ物系は多くの人にとって「好ましい香り」で、腐敗系・排泄系は多くの人にとって「好ましくない匂い」です。
それは生命の安全に関わることなので進化の過程で身につけた嗜好と考えられますが、その他の多彩な香りについては先天的にも後天的にもバラバラの"好き嫌い"があるもの。
仮にフローラル・フォーシーズンズが大ヒットし、日本全国津々浦々すべての人にとって「これは凄い、いい香り」と言われる日が来るとしたら、それはうれしいけど、人の自然な姿とは到底言い難い。
全ての人に愛される香水なんてむしろ不自然です。
もしあるとしたら、それはどちらかというと一時的で文化的な社会現象である可能性が高い。たとえばスーパースター御用達のような...
実際世界のフレグランスや香水トレンドを見れば、フレグランス文化が成熟するほど香りの嗜好は多様化します。
それは文化の成熟に伴う価値観の多様化と似ています。
たとえば雑誌。戦前、書店に並ぶ雑誌は数えるほどしかなかったそうです。
しかし、戦後そして現在へと移行するにしたがってその種類を増やし今日ではほぼ無数といってよいほどの種類やテーマの雑誌が発行されている現象と同じですよね。
(2006-05-26)
「人の噂に戸口は立てられない」のが口コミが本来の姿ですから書き込まれた内容は、そのまま、あるがままでいいのです。
しかし、競合会社や団体・個人からある意図をもって書かれたり、あるいは政治的な攻撃を受けることもあります。
(逆に意図的なヨイショや第三者を装う自作自演も当然起こります)
当社はまだそんな攻撃にさらされていませんが、「この香りは悪い」という意見には多少困惑します。
実際にこの表現が使われたわけではありません。要は"好き嫌い"の問題にもかかわらず、普遍的事実であるかのような、たとえば腐敗臭やアンモニアのように誰にとっても避けたい匂いのような印象を与えかねない言い方には、パフューマーはへこむでしょう。
もし言い方が「この香りは嫌い」となっていれば事実として受け入れやすい。
スキンケアのように機能性が評価される商品では、たとえば浸透性やさっぱり感などは比較的多くの人にとって再現性がありますが、香りの嗜好性は人によって多様です。
一般的に食べ物系は多くの人にとって「好ましい香り」で、腐敗系・排泄系は多くの人にとって「好ましくない匂い」です。
それは生命の安全に関わることなので進化の過程で身につけた嗜好と考えられますが、その他の多彩な香りについては先天的にも後天的にもバラバラの"好き嫌い"があるもの。
仮にフローラル・フォーシーズンズが大ヒットし、日本全国津々浦々すべての人にとって「これは凄い、いい香り」と言われる日が来るとしたら、それはうれしいけど、人の自然な姿とは到底言い難い。
全ての人に愛される香水なんてむしろ不自然です。
もしあるとしたら、それはどちらかというと一時的で文化的な社会現象である可能性が高い。たとえばスーパースター御用達のような...
実際世界のフレグランスや香水トレンドを見れば、フレグランス文化が成熟するほど香りの嗜好は多様化します。
それは文化の成熟に伴う価値観の多様化と似ています。
たとえば雑誌。戦前、書店に並ぶ雑誌は数えるほどしかなかったそうです。
しかし、戦後そして現在へと移行するにしたがってその種類を増やし今日ではほぼ無数といってよいほどの種類やテーマの雑誌が発行されている現象と同じですよね。
(2006-05-26)
( 香水工場の )
香る生活
★マスコミリストを作成せよ#2
女性雑誌のリストなど需要ありそうですよね。女性サイトリストや女性サイトリンク集はググれば(ヤフれば)かなり出てきます。
が、マスコミや出版社のコンタクト先リストは案外少ないようです。おそらく様々な会社でマーケティング部の人が作成しているハズですが、ネットで公開してくれているボランティアは見つかりませんでした。偉大なボランティアコミュニティのインターネットにしては意外です。
書店にいけば宣伝会議社の『マスコミ電話帳』がありますが大代表だけですし紙ですので今回のプランにはぴったり行きません。世の常ですね。
え?リストは買ってくるもの?それはまた違う機会に協議しましょう。
各出版社さんは自社ホームページでコンタクト先も公開されているケースがほとんどなので、時間と労力さえ掛ければ集まりそうです。というわけでガリガリと集めています。集めたら公開しますね。
(2006-05-24)
が、マスコミや出版社のコンタクト先リストは案外少ないようです。おそらく様々な会社でマーケティング部の人が作成しているハズですが、ネットで公開してくれているボランティアは見つかりませんでした。偉大なボランティアコミュニティのインターネットにしては意外です。
書店にいけば宣伝会議社の『マスコミ電話帳』がありますが大代表だけですし紙ですので今回のプランにはぴったり行きません。世の常ですね。
え?リストは買ってくるもの?それはまた違う機会に協議しましょう。
各出版社さんは自社ホームページでコンタクト先も公開されているケースがほとんどなので、時間と労力さえ掛ければ集まりそうです。というわけでガリガリと集めています。集めたら公開しますね。
(2006-05-24)
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