( 香水工場の )
香る生活
天然100%で「これがローズ?」
ローズ関連香水の試作で、最近のオフィスは何ともローズっぽい空気。
私は営業マンなので試作などはしませんが、小さいオフィスでは逃げる場所もない状態です。
ローズの香りはとっても好きな人が多いものの、誤解している人も多い。ローズオイルは、バラの花の香りとはかなり違います。
クライアントさんから天然ローズオイル100%の香水制作について、たまに問い合わせが来ますが、打ち合わせなどで実際にローズ100%をかいでもらうと「これがローズ?」と怪訝な表情。
やはり誤解は多いようです。
有名ブランドさんの香水も「ローズ」を謳いながら、ローズオイルの香りそのままはほぼ皆無。
世界でも最も有名な香水用ブルガリアローズを栽培しているブルガリア人から、そういう香水に対して「とてもローズと思えない」と逆に言われたりします。
ここが悩みどころ。バラの花の香りにするか、バラから抽出した天然オイルの香りのままを保つか...どちらもファンは多いけど、誤解も多い。
(2006-02-24)
私は営業マンなので試作などはしませんが、小さいオフィスでは逃げる場所もない状態です。
ローズの香りはとっても好きな人が多いものの、誤解している人も多い。ローズオイルは、バラの花の香りとはかなり違います。
クライアントさんから天然ローズオイル100%の香水制作について、たまに問い合わせが来ますが、打ち合わせなどで実際にローズ100%をかいでもらうと「これがローズ?」と怪訝な表情。
やはり誤解は多いようです。
有名ブランドさんの香水も「ローズ」を謳いながら、ローズオイルの香りそのままはほぼ皆無。
世界でも最も有名な香水用ブルガリアローズを栽培しているブルガリア人から、そういう香水に対して「とてもローズと思えない」と逆に言われたりします。
ここが悩みどころ。バラの花の香りにするか、バラから抽出した天然オイルの香りのままを保つか...どちらもファンは多いけど、誤解も多い。
(2006-02-24)
( 香水工場の )
香る生活
月刊誌『THE21』読者プレゼント
ちょっと先ですが、4月10日発売の月刊誌『THE21』(PHP研究所、520円)5月号の読者プレゼントにオードトワレ『クローバー』が掲載されることになりました。購読されている方、ぜひご応募ください。
『クローバー』は、違う銘柄に変更されるかもしれません。ご了承ください。
●刊誌『THE21』 (2006-02-22)
『クローバー』は、違う銘柄に変更されるかもしれません。ご了承ください。
●刊誌『THE21』 (2006-02-22)
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香る生活
『香る生活』春号リリース
『香る生活』の2006年春号リリースしました。伊勢丹新宿店でお配りしています〜。ネットで商品をご購入していただいたお客様にも付いてきます。営業や香りの制作の合間を縫ってスタッフで制作した記事です。楽しんでいただけると光栄です。
(2006-02-20)
(2006-02-20)
【関連記事】
香りの読み物『香る生活』
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香る生活
『香るシャワージェル』新作完成
※香るボディソープとして制作した『香るシャワージェル』の新作がようやくでき上がりました。既存の『くちなし』『グリーンローズ』に加えて
・『野ばら』
・『オールドローズ』
・『桔梗』
・『サンダルウッド(白檀)』
が仲間入り。楽しいバスタイムをお届けします。
◎香るシャワージェルとは、フローラル・フォーシーズンズの香りが濃厚に香るジェル状のボディソープです。環境負荷が少なくて肌とカラダに優しい石鹸。
開発テーマその一 可能な限りシンプルな成分構成にすること
機能性シャンプーなどでは30種類くらいの成分を入れます。保湿効果を高めるとか、ダメージヘアを修復するなど、ある機能を実現するためにそれに適した成分を添加します。
するとそれは実現するのですが反面、肌に刺激がある、他の成分と反応する...など負の特性も伴いますので、今度はそれを改善するためにまた他の成分が必要になります。
そうやって成分の配合が複雑になればなるほど他の成分が必要となり、それだけ環境負荷は高く本当は使用したくない成分なども必要になることがあります。
よって、成分は必要最小限でなるべくシンプルにすることをテーマにしました。
開発テーマその二 なるべく植物由来の、タメになる原料を使用すること
●カッコンエキス
葛根(カッコン)は発汗、解熱作用があり古くから漢方薬として有名です。
●アロエベラエキス
アロエベラ(ユリ科)の葉から抽出したエキス(内葉のドロドロした部分=粘液質の多糖類)です。
●クロレラエキス
クロレラから抽出されるエキスです。保湿作用や皮膚細胞を活性化する働きがあるとされます。
●ヒアルロン酸
お肌や軟骨などに存在する物質(多糖類)で保湿効果と肌のみずみずしさを向上させる能力があるため化粧品素材としては大変有名です。
(2006-02-19)
・『野ばら』
・『オールドローズ』
・『桔梗』
・『サンダルウッド(白檀)』
が仲間入り。楽しいバスタイムをお届けします。
◎香るシャワージェルとは、フローラル・フォーシーズンズの香りが濃厚に香るジェル状のボディソープです。環境負荷が少なくて肌とカラダに優しい石鹸。
開発テーマその一 可能な限りシンプルな成分構成にすること
機能性シャンプーなどでは30種類くらいの成分を入れます。保湿効果を高めるとか、ダメージヘアを修復するなど、ある機能を実現するためにそれに適した成分を添加します。
するとそれは実現するのですが反面、肌に刺激がある、他の成分と反応する...など負の特性も伴いますので、今度はそれを改善するためにまた他の成分が必要になります。
そうやって成分の配合が複雑になればなるほど他の成分が必要となり、それだけ環境負荷は高く本当は使用したくない成分なども必要になることがあります。
よって、成分は必要最小限でなるべくシンプルにすることをテーマにしました。
開発テーマその二 なるべく植物由来の、タメになる原料を使用すること
●カッコンエキス
葛根(カッコン)は発汗、解熱作用があり古くから漢方薬として有名です。
●アロエベラエキス
アロエベラ(ユリ科)の葉から抽出したエキス(内葉のドロドロした部分=粘液質の多糖類)です。
●クロレラエキス
クロレラから抽出されるエキスです。保湿作用や皮膚細胞を活性化する働きがあるとされます。
●ヒアルロン酸
お肌や軟骨などに存在する物質(多糖類)で保湿効果と肌のみずみずしさを向上させる能力があるため化粧品素材としては大変有名です。
(2006-02-19)
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香る生活
ロウバイ、咲いていました
貧乏暇なし状態で恒例の長瀞・宝登山(ながろと・ほとさん)になかなか行き出せずにいましたが、本日ひさびさ休みを利用して登山(ハイキングレベル)してきました。例年ですとロウバイ(蝋梅、臘梅)は2月中旬で終わりかけますが、現在満開であと少し見れそうです。
宝登山は「宝が山に登る」か「宝が登る山」と書くので、まあ何かと縁起がよくていい気分。
ただ、ロウバイの香りが山肌を覆っていた昨年と比較して今年は若干薄く、花をつけた樹木の近くまで行かないとはっきりとは感じられません。花の香りもフルーティさよりややジャスミンを思い出させるホワイトフローラル系が出ているようです。年によって香り方が変わるのは自然のなせる技ですね。
それでもフローラル・フォーシーズンズの「ろうばい」は今年のロウバイにもそれなりに近いと感じています。。。
(2006-02-19)
宝登山は「宝が山に登る」か「宝が登る山」と書くので、まあ何かと縁起がよくていい気分。
ただ、ロウバイの香りが山肌を覆っていた昨年と比較して今年は若干薄く、花をつけた樹木の近くまで行かないとはっきりとは感じられません。花の香りもフルーティさよりややジャスミンを思い出させるホワイトフローラル系が出ているようです。年によって香り方が変わるのは自然のなせる技ですね。
それでもフローラル・フォーシーズンズの「ろうばい」は今年のロウバイにもそれなりに近いと感じています。。。
(2006-02-19)
( 香水工場の )
香る生活
無香料のペット飲料
ペットボトルのお茶をの中には「無香料」を謳っているものがあります。
裏を返せば、お茶が香料で味付けしてあることを暗に語ります。
お茶は、酸化しやすいので飲み残しているとすぐに変色し風味も失われます。そこで香料で味を補強したり、酸化防止を施します。
(消費者サイドにはそれは「悪」というムードがありますが、私は必要な対策と考えます)
ペット飲料で、香料なしにお茶の味を実現することはかなり厳しいと思います。
「無香料」が本当であれば、すごいと感じます。しかし、実は香料の定義はいろいろありますから抜け道もいろいろあります。
なにかの弾みで「無香料」お茶メーカーさんに「無香料は事実ですか?」メールしたことがあります。
返答は「本当です」のそっけない一文でした・・・メーカーさんの立場なら、確かに多くは語れない。
香料に相当する"香料という名前でない何か"が使われている印象です。
この状況、食品メーカーの人ならお互い様といったところでしょうか。私もやや苦しい胸の内に共感します。
(2006-02-17)
裏を返せば、お茶が香料で味付けしてあることを暗に語ります。
お茶は、酸化しやすいので飲み残しているとすぐに変色し風味も失われます。そこで香料で味を補強したり、酸化防止を施します。
(消費者サイドにはそれは「悪」というムードがありますが、私は必要な対策と考えます)
ペット飲料で、香料なしにお茶の味を実現することはかなり厳しいと思います。
「無香料」が本当であれば、すごいと感じます。しかし、実は香料の定義はいろいろありますから抜け道もいろいろあります。
なにかの弾みで「無香料」お茶メーカーさんに「無香料は事実ですか?」メールしたことがあります。
返答は「本当です」のそっけない一文でした・・・メーカーさんの立場なら、確かに多くは語れない。
香料に相当する"香料という名前でない何か"が使われている印象です。
この状況、食品メーカーの人ならお互い様といったところでしょうか。私もやや苦しい胸の内に共感します。
(2006-02-17)
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