11月2日に投稿した「まじめに、ポエム」完成。
この香水は天神コアさんでプレゼントに使用されます。
シリーズ香水『ファイブ・ストリーズ』各１００本、合計限定５００本。

◎涙のしずく(Tear Drops)
こらえきれずに
落ちる涙は
淡いピンク色
切なく甘い香り

◎天使のささやき(Angel's Whisper)
背中に天使のささやき
いつも見守ってくれるエンジェル
気づかないだけ？
フルーティフローラルの香り

◎あきらめない(Desire to Fight)
「ファイト」という紙切れを鏡に張り
毎朝自分を見ながら深呼吸
「今日はいい日、頑張る」
元気なビタミンカラーの香り

◎流れ星(Shooting Stars)
凍る空に一筋のダイヤモンドダスト
輝くダイヤモンドは私の心の中
願い事を託すシトラスの香り

◎幸運のクローバー(Clover Happiness)
大地を被う緑の草原
幸運のクローバーは甘いグリーンノート
頬に風を受ける
私の幸せの香り (2005-11-12)

久しぶりに秋葉原に行きました。

企業向けフレグランス制作の打ち合わせです。クライアントさんはあるゲームソフト制作会社。前回はいつ降り立ったのか思い出せないくらいです。

しかし、何年ぶりかのアキバは、高層ビルが建ち並び、驚くほどの変わり様。

戦後のバラックや露天商がそのまま現代まで残っていた電気露天商街の今は、すっかり変貌していました。東京ラジオデパートは健在でしたが。

クライアントさんに「久しぶりに来たら人が多いですね?」と挨拶代わりに問いかけると「そうなんですよ。一般の人が増えているんですよ。テレビの影響と思うんですが」という返答。

『電車男』のことなんでしょうか。

彼女の発した「一般人」という表現がなかなか秋葉原の風情を反映しているようで印象的。現代的になっても、やっぱりアキバはちょっと違う人種の町なんでしょうか。

(2005-11-09)

フレグランス分野での最近のブームは「ローズ」。「バラ系」ですね。当社への問い合わせもバラは多くなっており、中には天然100%ローズオイルの香水を作りたいというお客様も。

それはかなり高価なものになると思いますが、そもそも100%ローズオイルでは香水にならない(それはアロマオイルかエッセンシャル・オイルかその希釈液となります)という事情もあり、お受けしたことはありません。

OEMフレグランスでは、100%完全ローズというところまではいきませんが、ローズ系の香りが全般的に好まれた一年です。

昨日、下記のようなニュースが。

香水・化粧品・お菓子… 「花の女王」バラが人気
朝日新聞...「花の女王とも言われるバラが最近人気だ。香水や化粧品はもちろん、花びら入りのお菓子まで、続々登場している」

これでまた、ローズ系フレグランス・香水・雑貨・食品が巷に増えそうです。特にかなり高価なお品になりそうですが、食べるローズ、飲むローズは今後確実増えていくかもしれません。 (2005-11-08)

そうなんです。インターカラー(国際流行色委員会)というNGOで2年後の流行色が人為的に決められます。

正確には2年後に流行るであろう色彩の予想がなされるのですが、たとえば2年後の冬は「ワインレッドだ」(発表の仕方はこんな単純でないです)と発表され、それで業界が動いちゃうとデパートやスーパーの売り場の衣類も雑貨も家電もなぜかワインレッド一色。

「この冬はこの色ばかっかだな?」という事態にもなりかねない・・・

「流行しているから」の流行色ではなく、「流行色として決定されたから」流行するという本末転倒の構図が起こり得ないとも否定できません。「カラーリングが命」であるアパレルやファッション業界では由々しきことと反対意見も多いようですが、一般メーカーからすると賛成の意見も。

商品開発の際「流行色は決めていてもらった方が楽なんだよな〜」という雑貨のある製造メーカーの社長さんのつぶやきを聞いたことがあります。そのような意見をお持ちの製造業の社長さんや開発担当者もそれなりに多そうです。開発側・製造側の心理ですね。 (2005-11-08)

クライアントさんから電話があり、１２月２０日までにミニボトル５千本作れるか？という問い合わせ。充填工場に電話すると「年末までいっぱい」と軽くかわされ、別の工場に電話すると同じく「すでにいっぱいで余裕がない、年明けなら．．．」。どうやら工場もフル稼働・・・年末に向けて人・モノ・カネが動き始めています。こういう活気は好きですね。本件は逃しそうですが、仕方ありません。 (2005-11-06)

フローラル・フォーシーズンズを知らないお客様が、武蔵野ワークス(fragrance.co.jp)を訪問してくれるにはネット検索。「香水」といっしょに検索されるワードはなんだ？Overture「キーワードアドバイスツール」で検索ワードランキングを調べました。上位５位(2005年9月)の発表です。

●第５位・・・「ブルガリ 香水」3,128票
ブランドご指名検索はほかにもシャネルやエルメスが上位にランクインされていました。

●第４位・・・「フェロモン 香水」3,301票
これは予想外です。みなさん、不足しているんでしょうか？

●第３位・・・「激安 香水」3,905票
なるほどなるほど。ちなみに「格安」ではあまり検索されません。なぜか「激安」です。「激安」は強い検索ワードなんですね。

●第２位・・・「香水 ランキング」5,942票
香水選びに利用されているのでしょうか？ちなみに「人気」という検索ワードも上位にランクインされていました。

●第１位・・・「香水 ブランド」8,072票
そして、堂々の第１位は、やはり「ブランド」ですね。「香水」=「ブランド」というイメージの強さがうかがえます。ちなみに「ブランド」とは対極になる「オリジナル　香水」の検索数は400票。実に「ブランド」ワードの5%でした。


(2005-11-05)